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<br /><br /><br /><br /><br />夕食には少し早い時間に来たので席は沢山空いている。<br />窓側のテーブル席に着くと日本語のメニューが用意されていた。<br /><br />いろいろとメニューを見ているとパスタのコーナーにポテトニョッキという聞きなれない料理が入っている。<br />ポテトと小麦粉かなにかを練り合わせて作った料理らしい。<br />物は試しに注文してみる。<br /><br />一緒に頼んだビールが先に来た。<br />よく冷えたビールである。<br />一口飲むと生き返る。<br />そしてこのエアーズロックでの楽しい思い出が鮮明によみがえる。<br /><br />来てよかったよ、ほんと。<br />いや、来なければならないところだ。<br />日本に住んでいると、このスケールの大きな感動を味わうことはできない。<br />奈良の大仏では、満足できない身体になってしまっている。<br /><br />もちろん日本にも、小さいながらに凝縮された美しい場所や感動はある。<br /><br />でも、世界は日本で終わりではない。<br />日本から出てはじめて世界がある。<br />そして世界には、まだ見ぬ素晴らしい場所があちきを待っている。<br /><br />地球に乾杯。<br /><br />酔っていると名文が湧き出てくる。<br />酔っていないと、ただのおさ〜んである。<br /><br />そんな感動に浸っているとポテトニョッキがやってきた。<br />一口サイズくらいの団子のようなものが沢山皿に盛られていてホワイトソースがかかっている。<br />具は特になし。<br />見るからにつまみだな、これは。<br /><br />とりあえず食べてみる。<br /><br />・・・。<br /><br />なんともいえない微妙な食感。<br />メリハリのないすぐに飽きてきそうな味付け。<br /><br />これは・・・無理。<br />まいったな。<br /><br />食べれません。<br /><br />これはこれでいいから、ウエイトレスを呼んでボロネーゼパスタを注文することにしよう。<br /><br />呼ばれてウエイトレスがやってきた。<br /><br />「このポテトニョッキは?」<br />「え? いや? えっと・・・むつかしい」<br /><br />とわけのわからん回答をすると、ウエイトレスは機嫌が悪そうにポテトニョッキの皿を厨房まで持ち去っていった。<br /><br />待つことしばらくしてボロネーゼパスタが到着。<br />具がめちゃくちゃ多い太い麺のパスタで食べ応えがある。<br /><br />うまいよ。<br /><br />今日も空腹なのであっという間に食べてしまった。<br />満足である。<br /><br />席を立って会計しに行く。<br />するとポテトニョッキの料金が消されていることに気がついた。<br />会計担当の方にポテトニョッキが含まれていないと説明すると怪訝な表情をする。<br /><br />会計担当の方はウエイトレスを捕まえて確認する。<br />ウエイトレスはポテトニョッキと無償で交換したらしい。<br /><br />いや、それはまずいでしょ。<br /><br />こちらのわがままで、それも食べているのに料金支払わないなんて。<br /><br />「頼むから払わせてください」<br />「いえいえ、ほんとにけっこうですよ」<br /><br />もうプリーズを連発したのだが、このやりとりが周りの人たちの関心をあおることになってしまう。<br /><br />「もう機械で入力してしまってますから」<br />「はあ〜ほんとにごめんなさい」<br /><br />引くしかないのかな。<br />様子を見ていた回りの人たちも、今回は好意に甘えてあきらめなと言わんばかりに笑顔で見ている。<br /><br />レジ脇にチップの小銭が積まれたマネートレーが見えた。<br /><br />これだ!<br /><br />会計とは別にそこにポテトニョッキの代金を置いた。<br />これで双方が納得できる解決に結びついたと思う。<br />あちきは日本式に深々と頭を下げてお店を出た。<br /><br />ちょっとばつが悪かったがいいお店である。<br />もし次に来ることがあったら必ずまた来ます。<br /><br />ポテトニョッキは注文しませんが。^^

2005 オーストラリア旅記 0601-09

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2005/05/29 - 2005/06/08

828位(同エリア894件中)

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morikens

morikensさん






夕食には少し早い時間に来たので席は沢山空いている。
窓側のテーブル席に着くと日本語のメニューが用意されていた。

いろいろとメニューを見ているとパスタのコーナーにポテトニョッキという聞きなれない料理が入っている。
ポテトと小麦粉かなにかを練り合わせて作った料理らしい。
物は試しに注文してみる。

一緒に頼んだビールが先に来た。
よく冷えたビールである。
一口飲むと生き返る。
そしてこのエアーズロックでの楽しい思い出が鮮明によみがえる。

来てよかったよ、ほんと。
いや、来なければならないところだ。
日本に住んでいると、このスケールの大きな感動を味わうことはできない。
奈良の大仏では、満足できない身体になってしまっている。

もちろん日本にも、小さいながらに凝縮された美しい場所や感動はある。

でも、世界は日本で終わりではない。
日本から出てはじめて世界がある。
そして世界には、まだ見ぬ素晴らしい場所があちきを待っている。

地球に乾杯。

酔っていると名文が湧き出てくる。
酔っていないと、ただのおさ〜んである。

そんな感動に浸っているとポテトニョッキがやってきた。
一口サイズくらいの団子のようなものが沢山皿に盛られていてホワイトソースがかかっている。
具は特になし。
見るからにつまみだな、これは。

とりあえず食べてみる。

・・・。

なんともいえない微妙な食感。
メリハリのないすぐに飽きてきそうな味付け。

これは・・・無理。
まいったな。

食べれません。

これはこれでいいから、ウエイトレスを呼んでボロネーゼパスタを注文することにしよう。

呼ばれてウエイトレスがやってきた。

「このポテトニョッキは?」
「え? いや? えっと・・・むつかしい」

とわけのわからん回答をすると、ウエイトレスは機嫌が悪そうにポテトニョッキの皿を厨房まで持ち去っていった。

待つことしばらくしてボロネーゼパスタが到着。
具がめちゃくちゃ多い太い麺のパスタで食べ応えがある。

うまいよ。

今日も空腹なのであっという間に食べてしまった。
満足である。

席を立って会計しに行く。
するとポテトニョッキの料金が消されていることに気がついた。
会計担当の方にポテトニョッキが含まれていないと説明すると怪訝な表情をする。

会計担当の方はウエイトレスを捕まえて確認する。
ウエイトレスはポテトニョッキと無償で交換したらしい。

いや、それはまずいでしょ。

こちらのわがままで、それも食べているのに料金支払わないなんて。

「頼むから払わせてください」
「いえいえ、ほんとにけっこうですよ」

もうプリーズを連発したのだが、このやりとりが周りの人たちの関心をあおることになってしまう。

「もう機械で入力してしまってますから」
「はあ〜ほんとにごめんなさい」

引くしかないのかな。
様子を見ていた回りの人たちも、今回は好意に甘えてあきらめなと言わんばかりに笑顔で見ている。

レジ脇にチップの小銭が積まれたマネートレーが見えた。

これだ!

会計とは別にそこにポテトニョッキの代金を置いた。
これで双方が納得できる解決に結びついたと思う。
あちきは日本式に深々と頭を下げてお店を出た。

ちょっとばつが悪かったがいいお店である。
もし次に来ることがあったら必ずまた来ます。

ポテトニョッキは注文しませんが。^^

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