2006/09/06 - 2006/09/06
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フーテンの若さんさん
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"デデェ、デデェッ、デェ〜♪"トラブルでテンパったとき、僕の頭の中では決まってクリスティーナ・アギュレラ『AN'T NO OTHER MAN』。のサビの部分が流れる。今日は、この曲が一番リピートした"忘れられない一日"となった。シドニーからロサンゼルスを経由し、ニューヨークまで飛行機で渡った長い旅の一日。そのお馬鹿な行動を振り返ろう。
まず、シドニーの空港を出るのに一苦労。例のロンドンでのテロ騒ぎで、アメリカ行きの便はセキュリティチェックがとっても厳しくなっていた。機内持ち込み荷物の確認は2重にあり、化粧品やリキッドなど液体は全て機内持ち込み禁止となっている。英語のまったくわからない僕は緊張しながらも、ペットボトルの水をその場で飲み干し、何とかクリアできた。あ〜、よかった。ほっと一息して旅の記念にと思い、大勢がチェックされているこの場を撮影しようとカメラを向けた。その瞬間、でっかいセキュリティ担当者がものすごい怒りの形相で飛んできて、「何撮影してんだぁぁ!ここは撮影禁止だぞぉぉ!!」とめちゃめちゃ怒鳴られた。あぁぁわぁぁ、す、すいません。知らなかったんです。"デデェ、デデェッ、デェ〜♪"僕の頭の中で流れるハイテンポで『AN'T NO OTHER MAN』が流れ始める。「デジカメを見せろ!オレの前で、今すぐに撮った画像を全部消せ。」と迫られる。は、はいっと言いながらも、デジカメの操作を誤魔化し、撮ってないから大丈夫ってやり過ごしましたが。係員のあまりの形相にずっと平謝り。あんたの顔が一番怖いわ〜。
シドニーからロスまでは約12時間。通路側を依頼したにも関わらず、ばっちり窓側の席。食事のとき、ティーを依頼したらコーヒーが出て来る。といった感じで僕の英語はまったく通じておらず、機内の英語を理解することは99%不可能だった。飛行機はロスでトランジットするのだけど乗り換えの方法がまったくわかっておらず、これまた大変だった。ロスで降り、イミグレーションで入国審査を受ける。その後、すぐに機内に戻ると思いきやそうではない。一度預けた荷物を取り出し、税関審査を受けなければならない。その後、自分で荷物を持ち込み、再度預ける手続きをしなければならない。まさかロスで荷物を一旦、取り出すとは思っておらず、もうちょっとで僕の荷物はロスに置きざりになるところだった。(取りに行くのが遅かったため、僕の荷物だけゴロンと隔離されていた)周りのみんなから遅れてしまったため、今度は自分のゲート場所がわからない。フライトの時間も聞いてなかった。またしても流れる『AN'T NO OTHER MAN』。"デデェ、デデェッ、デェ〜♪"ちなみにロスの空港はめちゃめちゃ広い。(50以上はゲートがあったと思う)モニターを見ればわかるさと思いきや、あまりのフライトの多さに自分の便を探すのに一苦労。やっと見つけたと思ったら、僕の便のゲート番号は載っていない。なんやねん、それ?仕方ないので黒人のデブイ女性係員に聞くと、「あぁここでええんでない」と適当な感じ。おいおい本当かよ?やっぱり自分しか頼れない。その後、同じエアー会社のチケットを持っている人を見つけ、後をつけ、手荷物検査の列の後ろに並ぶ。あれ?前の人のチケットをよく見ると行き先、全然違うやん。さらにハイテンポで流れる、クリスティーナ・アギュレラ。"デデェ、デデェッ、デェ〜♪"
危うくロスで置いてかれそうになりながらも必死で食らいつき、ニューヨークに辿り着いた僕。シドニーで飛行機に乗り込んでから、既に20時間以上が経過していた。空港を出て、ニューヨークシティに降り立てたことに感動。何よりシャバの空気がうまい。んが、ここでも問題が生じた。そういえば宿を取ってなかった!まぁ、どこか安宿が空いているだろうと思い、空港出口の公衆電話から電話をかけてみる。実際、オーストラリアでは予約ナシで行き当たりで何とかなった。しかし、ここニューヨークではどこも満室、満室の回答。電話をかける度に、小銭にチェンジしてもらっていた売店のお姉さんは「もうできない」といって断られる始末。しかも、僕が持ってきた『歩き方』は古く、安宿リストが数件しか載っていない。ホテル案内カウンターに行くと「1泊160ドル以上しかないよ」と冷たい返事。"デデェ、デデェッ、デェ〜♪"どうなるの?どうなっちゃうの?僕。ニューヨークってそんなに人、多いの???仕方なく、ベット数650と一番多そうな安宿へ直接行って見ることにした。外を出るとあたりは真っ暗。体がしんどく、場所がよくわからないのでイエローキャブに乗り込む。
タクシーで市内まで約50分。その安宿にはバックパッカーの行列が出来ていた。嫌な予感は的中。今日どころか来週1週間先までFULLだとのこと。"デデェ、デデェッデェ〜♪"近くを歩いて探そうと思いきや、あたりは薄暗く人通りが少なく危ない感じ。仕方がない、今日は少し高めの宿に泊まろうと、再び「歩き方」を開き、電話をかけるが何処も一杯の返事。"デデェ、デデェッ、デェ〜♪"半ば諦めかけた瞬間、ブロードウェイの近くのホテルが一室だけ空いているとのこと。疲労困憊。もうぉ泊まれるなら何でもいいや。すぐに行きます!!と勢いよく電話を切ったがいいが場所がよくわからない。車の通りが少なくタクシーが全然来ない。"デデェ、デデェッ、デェ〜♪"探して待つこと何十分、白タクみたいなリムジンが止まってくれた。これでいいやと思い、乗り込むとメーターなんかない。しかも映画に出てきそうな黒人の怖い運転手。"デデェ、デデェッ、デェ〜♪"このおっさんの英語は訛っていてまったく理解できない。延々ホテルを探すが、ぜんぜん見つからない。おっさんは歩いて探せ見たいなこといっているが、見つかるまで降りない。あげく、通行人に聞いてみるとここですよって、真上だったやん。ブロードウェイのすぐま横。ダブルベッドの部屋しか空いておらず1泊175ドル!!同じ都会のシドニーだったら7日以上泊まれるやん〜。ショックでこれまたもや、"デデェ、デデェッ、デェ〜♪"
やっとのこと辿りついたベットの上でもアギュレラがこびれついて離れない。しばらくこの曲は聴きたくない!でも明日の宿も決まっていなかったりして。。。"デデェ、デデェッ、デェ〜♪"
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この旅行記へのコメント (2)
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- osdさん 2006/09/10 20:56:42
- NY焦燥曲…!
- わか@…さん
なまなましい焦燥感が現実のように感じられます。面白い。夢の中で大口開けたワニに近ずくようなイヤな感じ、わかっているが逃げられない。ギンスバークやバスキアのニューヨーク的世界のタッチを感じます。一定音階に圧迫される狂躁的詩情ーこんなふうな展開をかってに妄想しています。osd
- フーテンの若さんさん からの返信 2006/09/10 22:03:05
- RE: NY焦燥曲…!
- osdさん ギンスバークやバスキアいいですね。キースへリング的でもありますが。。。NYはいいです。刺激をばんばん歩いていて受ける街ですよ!ぜひおこしくださいませ!ご案内しますよ!!
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