2006/07/30 - 2006/07/30
66位(同エリア76件中)
片瀬貴文さん
2006年7月30日(日)
クールは、ゲルマン文化とラテン文化の交差点に位置する。
グラウビュンデン州の中心といっても、人口は3万人。
町はライン川の支流でできた扇状地にあり、裏山に登れば、対岸にそびえるカランダの岩山を背景にして、鐘楼が並ぶ古い町並みの展望が美しいと言われる。
また旧市街は、美しい家が並んだ狭い通りや市庁舎や教会などが、絵のように魅惑的らしい。
そのまま北に進むと、昨日訪問したハイジで有名なマインフェルトがあり、チューリッヒやザンクト・ガレンにも行ける。
チューリッヒへは毎時2本の列車が運行され、2時間半の距離にある。
クールから列車は逆方向となり、しばらくライン川に沿って戻る。
私が1968年に国鉄パリ事務所に転勤した際、着任直後にスイスで大きな列車衝突があった。
早速日本から調査の依頼があったが、確かこの辺りでなかったろうか。
やがて今までやってきた線路と離れ、「スイスのグランドキャニオン」と称する立派な岩山の対岸を走る。
何かアメリカを連想させるこの命名には、いささか抵抗を感じる。
しかしその先は再び谷が開け、まったくスイスのイメージがピッタリの、なだらかな緑の牧場や、農場風景が展開する。
車窓の右に左に次々現われる景色の美しさに、撮影が忙しくて、席にじっとしている暇がない。
これから列車は次第に高度を高め、オーバーアルプ峠(2033m)まで、クールより標高差にして1400m登ることになる。
スイス旅行ハイライト写真速報【31】〜の、翌日のユングフラウ・ヨッホ登山などは、「ソフィさんの旅行ブログ」
http://4travel.jp/traveler/katase/
に掲載中です。
ご覧ください。
-
クールの対岸にそびえる
岩山 -
向かいホームに停まっているのは
チューリッヒ空港行き列車らしい -
クールのホームにやって来た
氷河特急? -
クールからしばらくは
このような広い谷だ -
やがてラインの谷は
次第に狭まる -
ライン川の削った岩
-
スイスのグランドキャニオン
の一部
もっと大きな岩は
走っている列車から撮影できなかった -
山に雲が湧いて
美しい -
もう一度
岩山の撮影を試みる -
駅前に
PTTバス(郵便バス)が停まって
列車からの客を待っている -
尖塔が並んで見える
-
どの家も大きい
斜面の牧場に点在するのは
住居だろうか -
右の車窓に
氷河を遠望する -
そろそろ高い山が近づいてきた
-
私でも滑れるスキー場になってほしい
ゆるい斜面 -
線路脇の草
-
赤い実が美しい
-
もう一度
赤い実を写す -
これは
修道院だろう -
反対方向からやって来た
氷河特急 -
ダヴォスーツェルマット間の
氷河特急らしい -
この駅で
登山用の強力な機関車と
付け替えるようだ -
しばらく
ホームに下りて
散歩する -
皆も列車から降りて
散歩している -
駅から眺める風景
-
新たにつけられた
電気機関車 -
機関車と客車の
連結部 -
向かいの列車の客も
のんびりしている -
ディセンティス駅は
標高1130m -
ディセンティス駅前の風景
-
にこやかな
車内販売のお嬢さん -
車窓からの展望が
開けてくる -
列車は次第に
高度を高める -
次々に
美しい風景が展開する -
走っている列車から
なかなか思うような写真が
撮影できない
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