エーゲ海クルーズ写真集【93】最後となるクルーズライフをエンジョイしよう

2006/03/12 - 2006/03/12

2006年3月12日（日）

カタコロンのさびしい漁港に、コスタ号は堂々たる容姿を見せていた。
いよいよ最後の、乗船である。

本日13時に出航予定のコスタ号は、これから一路母港サボナに戻る。
イオニア海を西に向けて横断し、イタリア半島の南を迂回して、イタリア本土とシシリー島との間にあるメッシナ海峡を通って・・・。

途中二泊し、イタリアの北部にあるサボナに着くのは、明後14日の朝9時と予定されている。
それまでの40余時間、最後となるクルーズライフを、充分にエンジョイしたい。

もう船の乗員の皆さんには、すっかり仲良しになってしまった。
毎日部屋の掃除をしてくれるマリーおばさんとは、子供のころからの友達のようだ。

私が船室に帰ってくると、遠くから私を見つけて、小太りの体中で喜びを表わし、こぼれるばかりの笑みで迎えてくれる。
この人に出会うと、我が家に帰った以上の安らぎを感じる。

彼女のいつも変わらぬ明るさ、元気さ、上機嫌さは、どのようにして生まれたのだろう。
メンタリティは、クリスチャン的だ。
中国人の血に少し白人が混じった感じだが、国籍は、マレーシアだろうか。

胸の名札には国籍を表わす国旗が書かれているが、私の目では近寄らないと判別できない。
いや国籍なんて、どうでもいい気持ちになっている。

エリア イタリア

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 50万円 - 100万円
• 交通手段: 船
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

ずらりと並んだ
各種のコーヒーサーバー

昼食はレストランより
ブッフェ（バイキング）の方が
気楽でいい

コーヒーは
何を選ぼうかな

果物の種類も多く
新鮮である

これだけ揃えることは
大変だろうな

食堂には
シェフの心づくしだろう
蝋人形が並ぶ

削り出しの蝋人形には
素朴な味があって
面白い

蝋人形には
作る人の個性が現れているようだ

船は定刻13時に
カタコロンの港を
離岸した

オリンポスの山は
まだまだ雲が厚い

南の空には
青空ものぞいて来た

日本語で
下船説明会

サロンの壁を飾る
陶板のレリーフ

レストランの給仕さんたちは
今日はこんなユニフォームだ

イオニア海の空