2006/08/07 - 2005/08/07
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はーもにかさん
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フィンランド旅行のついでに「隣国」エストニアのタリンへ。
小さな中世の町並みと聞いていたのにどうして、どうして。
4〜5時間の滞在では時間不足でした。
- 同行者
- 友人
- 交通手段
- 船
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ヘルシンキからエストニアの首都タリンまで、船でビザなしで気軽に行ける! というのを「地球の歩き方」で知った私たち。博物館などの休館が多い月曜日に、足を伸ばしてみることにしました。
しかしタリン行きの船はけっこうでてるらしい。前日に2箇所のターミナルへ寄って値段を確認したところ、宿の近くから出るノルディックジェットライン(普通クラスが片道23〜41ユーロ=時間帯によって値段が変わる)より、シリヤラインが出ているマカシーニターミナル(日本大使館の近く)のリンダラインが安かった。
普通クラス(ツーリストクラス)で往復が42ユーロなのです。
ところが朝いちで行ってみると、ツーリストクラスは満席。ランクが上のリンダクラス(往復54ユーロ)になるとのこと。仕方がありません。 -
待合室風景。
左奥に見えるのが出入国のゲート。
お兄さんにパスポートを見せて、ドアを抜けて。。
本当に簡単です。
私たちが乗るのは10時発11時半着。1時間半の船旅です。
このあとであったビジネスマンのおいちゃんが、私たちが日本人と知って話しかけてきました。
タリンは暑いから気をつけろ、スリもいるから気をつけろ、、などとアドバイスをしてくれました。 -
リンダラインは瀬戸内海を結ぶ高速艇に似てる。。
リンダクラスは前半分の席でした(指定席ではないので自分で場所取り)。
ちょっとラッキーなのが飲み物をタダでオーダーできること。っつーか、飲み物つきの席なのでしょう。
ワイン頼んでる人もいっぱいいました。
乗り心地は。。
ヘルシンキの湾に浮かぶ島々を見ている間は本当に高速かいなと思うくらいのんびり。
で、海に出たってときにすこーしだけスピードが出ました。
問題は帰り。ゆれた、ゆれた!
ひたすら寝ていました。なかなかしんどいです。ゆれが嫌いなら時間がかかってもフェリーとかのほうがいいかもしれません。
(船を下りて帰るときに気がついたのが、運賃が高かったノルディックジェットラインはリンダラインより船体がでかかった!! あれならゆれにくいかも) -
タリンは世界遺産の町だというので、町全体がそうなのかと思っていたら。船から下りてしばらくは、普通に車がびゅんびゅん、トラムも走ってる都会でした。
そりゃそうですよね。
地図を持っていなかったので適当に歩いていたら、高い塔が見えてきて、土塁に囲まれた町がぽっこりありました。不思議。。。
出迎えてくれたのが、あちこちの旅行記でも紹介されている「太っちょマルガレータ塔」(と、あとで入手した日本語案内にかいていました)。その横の門をくぐります。そこからは、中世ワールド!!
-
とにかく地図が欲しいのですが、なかなかインフォメーションが見つからない。
それに、人気がない。。
見かけは中世の町ですが、窓からのぞくと、散髪屋さんがあったりお店があったり、フツーに生活してる。
しかし、どこ向いても絵になる風景。 -
ふとみると黄色いポスターや垂れ幕がかかっています。
黒いサインはどうみてもスリをしている人。
スリに注意のサインか? と思ったのですが、なんだか催し物のポスターのようにも見えます。
いったいなんなのでしょう。 -
いきなり広い広場に出たかと思うと、すごい人!
どこにこれだけの人がいたのかと思うくらいにぎわっています。
広場にはカフェ、レストランがあって、みんなのんびり飲んだり食べたりしてる。
この雰囲気、数年前に行ったベルギーのまちににてるなあ。。
かわいいお姉さんがワゴンをひっぱってきていました。おみやげ物を売っているようです。 -
ラエコヤ広場に面しているのはラエコヤ(旧市庁舎)、つまりタリンのタウンホールです。
入り口に中世時代の格好をしたお兄ちゃんがいたので行ってみると、このタウンホールは見学できるらしい。
入り口を入ると半地下になっています。
お金を払って見学。この地下は、タリンの町の歴史の紹介展示になっていました。
エストニアからは緑色の良質の石が採取できるようで石の展示もあり。
写真のような町のパノラマもありました。
町が塀でぐるーーっと囲まれています。 -
2階はキッチンや執務室?や市民のホールなどがあってそれなりに調度品やら壁画やら興味深かったのですが、さらに上に続く階段をあがってびっくり!
なんと巨大な屋根裏!!
木組みの構造が見られるようになっていました。
信州の合掌造りの屋根ってこんな感じじゃないかしらん。
この屋根裏を含めてタウンホールの壊れたところを修理復元していく様子が写真パネルで展示してあります。
世界遺産の指定の影には、こういった地道な作業があったのだろうなと。 -
タウンホールを外からみたとき、屋根から塔がつきでていて、さらにその塔の屋根のさきっちょになにやら人間がいる。。のです。
その人こそ写真のオールドトーマスさん。
1530年からタリンのシンボルとして町を見守っていたらしい。 -
屋根裏からそとを見下ろしたところ。
みんな、何食べてんだろう。。 -
あがってきたのと別の階段があって、降りてからちょっとその階段をのぼってみると、武器の置き場とか写真のような中世の衣装部屋がありました。
衣装がたくさんつっている横にはカウンターみたいなのがあったのですが無人。
観覧客が多いときには、貸し衣装サービスでもしているんじゃないかと推測。(着れなくて残念) -
広場から少し行ったところ、聖ニコラス教会の見える角にやっとインフォメーションがあり、地図をゲット!
とりあえず一番奥にあるトーン城を目指すことにしました。
その途中、お昼食べとく?ってはなしているときに教会の裏の道ぞいに見つけた怪しいレストラン。
地下に降りていくと、洞窟?のようないい雰囲気。
壁には中世騎士たちの絵が描かれ、座るところは武器を思わせる鉄製の重いイス。
パンフレットによると店の名前は「H.H.Ruutel」というらしい。 -
エストニアの名物料理なんてわからないので、とにかくメニューを見てパスタを頼みました。
これがなかなか美味! 日本のちょっとおいしいイタ飯で出てきそうな味です。
いっしょに注文したのがフィズだったのですが、これはミョーに甘くて失敗。ビールにしとくんだった。 -
てくてく歩いて歩いて、最後、坂をのぼったところがトーンペア城。石積みと赤茶色の屋根。ところどころ崩れかかっている様がなんとも中世です。広場ではこどもたちが写生をしていました。
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城から市内を見ると、中世の町並みの向こうに近代的な建物が。。 あちらがいまのタリンのまちなんでしょう。
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お城から石の階段を下りる途中にあったおみやげやさん。フェルトや木を使った雑貨がありました。
さすがエストニアはロシアの隣の国。
いろんなマトリョーシカ人形もそろっていたのですが、、、その中に、なんとピカチューが!!(似てないけど)
ここにはラップランドのお土産で有名な木のコップ「ククサ」もありました。
人から買ってもらうと幸せになるというので、○ちゃんとお互いに贈りあいっこ。
ちなみに日本円で2400円くらい。
(高いなあと思っていましたが、この後、デパートやらあちこちのお店で見たククサは倍の値段くらいしまていました) -
さて、もう船の時間を気にしなくちゃならなくなってきました。相方の○ちゃんは、もっとあとの船にしとくんだったと悔やんでいます。来るまではまさかタリンってこんなに見所があるとは思ってなかったんだものねー。
入り口まで急いで戻って、1625年まで世界一の高さをほこっていたという聖オレフ教会へ。(その後火災が続いて今は123.7メートルだそう)。ここの中は上れるようになっているのです。。
お金を払ってらせん階段をぐるぐるぐるぐる。。。
とにかく狭いので上から人が降りてくるたびにヒヤヒヤしながら上りました。
で、ようやくそとに出たところがこの景色。
決して展望できるスペースがあるのでなく、あとからとんがり屋根にとってつけたように足場が組まれているので相当怖いのですが、、絶景です!! -
塔から見下ろした風景。ミニチュアの町並。
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タリンともうお別れ。船のターミナルにはコンビにのような小さな免税店あり。フィンランドの人たちがわざわざ買いにくるほどお酒が安いと聞いていたので、とりあえずお酒を何本か購入。ミドリ色のペパーミントと赤いクランベリーのお酒。瓶ばプラスチックだったので割れる心配もありません。
さてさて帰りはよくゆれました。
やっと静かになったと思ったら周囲に島が見え始め。。
フィンランドの旗がたっているのは世界遺産のスオメンリンナでは?? 他にも家が一軒だけたっている島もあり。どの島も平らなのが不思議。日本は島といえば山だけれど、こちらでは岩盤なのです。 -
港について。シリヤライン&リンダラインの乗り場近くにあるオールドマーケットの中を通ってみました。ここは室内マーケット。建物がとても古くていい感じです。
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お菓子売り場。サルミアッキといい、フィンランドにはなんでこんなに黒い色のアメだかグミだかが多いのでしょう。
ちなみに私はサルミアッキ、平気でした!!
マーケットでは、この旅で大好きになったロバーツコーヒーのコーヒー豆をひいたものを購入。4ユーロだったでしょうか。入っているパッケージもおしゃれで。日本に帰ってからもっとたくさん買っておくんだったと後悔しています・・・ -
どの国を旅行しても、アイコンというか看板は面白いもので。しかし、この夜景のような看板はいったい何を表しているのかわからないまま。
ちなみに夜景に斜め線が入った看板もあり。
何がよくて何がいけないんだろう。 -
きょうはさすがに疲れたので、夜ご飯は買って帰りました。
ストックマンデパートの1階にデリがあり。
フィンランドはポテトばっかり出てくるって聞いていたのにぜんぜん食べてないよねということで、私はてっきりポテトパイだと思ってパイを購入。
この食べ物、スーパーでよく目にしていたのです。
で、食べてみたら、、中にはおかゆが入ってた!
これこそカレリアパイだったんですねえ。
不思議な味でした。
で、パスタサラダだと思って買ってきたほかの二つが、結構びみょーーな味。
スパイスはきいているらしいのですが。
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