2006/08/08 - 2006/08/08
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はーもにかさん
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フィンランド4日目は列車の旅。フィンランド第2の町というタンペレへ行ってきました。もちろん目的はムーミン谷訪問です。
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-
トラムでヘルシンキ中央駅へ。
電光掲示板を見ると、いくつかタンペレという文字が。若者のバックパッカーたちは、どうやら機械を上手に使ってカードかなんかで切符を買っている模様。
私たちは窓口に並びました。
とりあえずタンペレまでを頼む。「エキスプレス?」と聞くとそうだというので多分大丈夫だろうと。。
運賃は23.4ユーロでした。 -
駅構内の重厚なドアをあけるとそこがもうプラットホーム。ガラスの屋根はつい数年前にできたらしい。
それにしても改札も何もないのですねえ。。
ホームでは港のマーケットと同じように、マメとベリー類を売っていました!
そういえば列車に乗るときに食べながら行こうといっていたので、赤いベリーを購入。 -
わあ!二階建てだ!
インターシティという特急のようです。わーい!! -
これが切符。9時4分初、10時52分着。
約2時間の旅です。
車両番号と席番号を確認して探したら、私たちの席のはずのところに、アジア系の若い女性が座っている。。
仕方なくその後ろに座ったのですが、改札がきたら困るなあ。。と、思い切って切符の番号を見せると、通路の反対の席に行きました。
彼女はフリー切符でも持っていたのでしょうか。 -
女性の車掌さんがきて切符を改札してくれました。
改札は後にも先にもこのときだけ。
(駅について、ホームを出るときも切符を見せることはなし)
さらにしばらくすると車内販売がきました。
コーヒーを頼んだときにいっしょにくれたのが、かわいいミニテトラパックのミルクと角砂糖。
使うのがもったいない。
-
ゆれが感じられず、ほとんど車内放送もなく、新幹線なんかよりずっと乗り心地がいいこの列車。
車内の電光掲示を見ると時速150キロはでているの、信じられません。
しばらくは町の中を通っていたのですが、そのうちこんな車窓風景がずーっと。
森と湖の国フィンランドですが、地図を見るとタンペレまでの地形は、途中のハーメンリンナまで水の風景は期待できなさそう。
それにしても空が広い。 -
インターシティの椅子はこんなふう。
すわり心地がよく、ヘッドレストは自分の頭にあわせて上下することができます。快適、快適。
足元にはゴミ袋も装備。
車内の中ほどには4人が向かい合って座れるテーブルつきの広い席もありましたが、そこはビジネスマンがパソコンを置いて仕事していました。 -
タンペレにつくと空は曇り模様。
ここ数日浴びてきたお日様の光は身を潜め、、、はきりいって寒い!!
駅前の掲示板では25度となっていましたが、もっと寒いのではないかと。何か上に羽織るものもってくるんだったと後悔しつつ、駅から伸びる道をまっすぐ西に向かって歩きます。
そのうち川が見えてきて、橋のたもとにインフォメーションあり。日本語の地図を手に入れました。
タンペレの川は真っ黒いと聞いていましたが((片桐はいりさんの「わたしのマトカ」にも出てます!)本当に黒いのです。
川のほとりには工場っぽいレンガ造りの建物が。 -
さらに歩いて、かわいらしいこどもの遊び道具のディスプレーに魅かれて入ったお店。雑貨やさんとホームセンターをあわせたような。
長靴とレインコートがずらり並んでいました。
ここでは、おみやげにこどもの浮き袋と、トカゲの形をしたフックを購入。 -
しばらくして、教会と公園が見えてきました。
この辺だろうなとあたりをみると、丸い屋根発見。
市立図書館のようです。
この建物の内部にムーミン谷博物館(タンペレ市立美術館)があるはずです。 -
入り口がわからず。地下におりてみると、なんだか岩石、鉱物がたくさんの博物館。
おばさんにムーミン博物館の場所を聞くと、そのさらに奥にあるとおしえてくれました。
入り口ではムーミンがお出迎え。
4ユーロを払うと、日本語のパンフレットを渡してくれました。とても詳しく書いているパンフレット。くれるのかな!太っ腹!と思っていたら、出るときに返さなくちゃいけませんでした。残念。 -
残念ながら中の写真はとれないので入り口。
展示室は照明を暗く落としたなか、壁には原画、ところどころのケースには、ムーミンの話の一場面をあらわす模型があります。
絵を見て思ったのは、実にトーベ・ヤンソン女史は確かな画力をもっていたんだなということ。原画はふき出しの中の文字まで手書き。英語の原画と並んで展示しているので、しばらく時間をかけてお話のほうも読んでしまいました。
-
展示室をでたあと、ムーミングッズを売っているショップへよって、それからまた町のほうへ。
地図によると近くにレーニン博物館があるらしい。
建物の1階にレーニンの横顔がかかっているのが目印だというのでかなり探しました。
あきらめていたころ、図書館からワンブロックほど離れたところのカドで発見。 -
博物館は現役の労働者会館の3階のようで。。
階段の手すりや壁には、指差しているレーニンさんがいて、進行方向を示してくれています。 -
レーニンなんか今まであまり関心がなかったし、展示見てもわかんないかなあと思いながら入りましたが、ちゃんとここでも日本語でかかれた案内がありました。
レーニンってフィンランドに逃亡していた時期があったり、とても縁のある人だったようなのでした。
へえ。。。。
それよりなにより、売っているグッズ、ポスター類などがなんともキッチュで購買意欲をそそる。。
結局マッチ箱と、バッチを買いました(写真中)。 -
そろそろ腹ごしらえをしようと、駅のほうへ向かって引き返す途中。広場に面して劇場がありました。マイフェアレディをやっているらしい。
広場には特設テントがはられていて、いろんな音楽のプログラムをやっていました。いかめしい工場の町、労働者の町のイメージが、以外に芸術の町らしい。 -
劇場に付属するカフェの中を入ると、奥がレストランになっていました。窓から黒い川が見える席でランチ。
お昼はバイキング形式のようで、メインはシャケ。あとはサラダもパンもスープも取り放題とのこと。
シャケもスープもうまうま!
別にビールも頼んでホッと一息。
お店のお兄さんがとてもフレンドリーな感じの人で、コーヒーがあるからぜひ飲んでと何度も勧められ。(私たちは既に水分たっぷりとっていてなかなか飲めなかったのですが)
おいしくたっぷり食べれて満足、満足。
お代ははっきりとは覚えてないのですが、ランチは8ユーロほどだったでしょうか。 -
腹ごしらえをしたあとは、さっきの広場の前にある市庁の前の道を、湖方面へ向かいました。
突き当たりからむこうには、フィンレイソン工場地区。タンペレの発展を支えた織物産業の中心地。レンガの建物がなんともレトロなこの地区、ショッピングセンター街に生まれ変わっている建物もあります。
写真の地図は、映画館や博物館のあるあたり。
本当はスパイ博物館に行くつもりだったのですが、入り口がわからず・・・ -
結局、建物群の端まで歩いた先に、フィンレイソンのアウトレットショップを発見!!
連れの○ちゃんがぜひ訪れたかった場所らしく、早速入ってみると、センスのいい北欧ファブリックがたたき売り状態!(←言いすぎ)
いや、実際安かったのです。
○ちゃんは、欲しかったパンダバックをゲット。
私も枕カバーと絵葉書、ムーミンのランチョンマットを購入。とても安くてびっくり。体力に余裕があれば、布団カバーとかも買いたかった。 -
湖の風景が見たいということで、テクテク歩いていきました。そのうちたどりついた小さな港。向こうに遊園地「サルカニエミ」が見えます。
しかし既に遊園地まで歩いていく気力もなく・・・
ぼーーっと船や湖のほうを見ていたら、「ゴーーー!!」「キャーーーアアア!!」という声。
遊園地のジェットコースターは、座席がなぜか蛍光色っぽくって意外に怖そうなのです。
ここには水族館やプラネタリウム、展望台(おいしいドーナツやさんがあるらしい)などいろいろあり。子連れで来たら楽しめそうです。
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小雨が降りそうな天気。いつのまにかもう夕方になっていて、あわてて駅へ戻りました。
途中、ヘルシンキで行き損ねた文房具屋さん&バラエティーショップの「ティーマリ」を見つけて立ち寄り。
ティーマリブランドの緑色がおしゃれなスティックのりと、セピア色を基調にしたいろいろなデザインが楽しめる便箋を買いました。 -
帰りの電車、特急なのですが、行きより2.2ユーロ安かったのです。電車がきてみてなるほどと。行きの赤いインターシティとは違って、年季の入った青い車体。切符には「Pikajuna」とかいてあります。
乗り心地もガタンガタン、ガタンガタンと、実に電車らしい電車。
ちょっと酔っ払ったおじいちゃんが乗っていて、それを鉄道警察隊っぽいマッチョな女性警察官が見守って、途中の駅で降ろすところなんか、映画に出てきそうな。。
写真は特急の時刻表の表紙。
この石の顔をした不思議な人たちなんだろうと見ていたら○ちゃんが、これ、駅でボールをもっていた人たちだよ!と気がついた。 -
これがそのボールを持つ巨人たち。ヘルシンキ中央駅の表玄関に、左に二人、右に二人いるの。
この人たち、フィンランド鉄道のキャラクターになっているらしく、駅で配っていたフリーペーパーなんかでも宣伝してました(ホームページでも動画が見れます)。
どこのだれなのか、名前はナンなのか、知りたいのですが、いまだ情報をつかめず。 -
列車に乗る前、駅のキオスキでビールなぞ買っていたら、レジの横でポケモンカード発見! さっそく買ってこどものおみやげに。
日本のものってあまりこちらで見なかったけれど(車以外は)、やっぱりポケモンはこの国でも知られているようです。中身は重ね合わせるとひとつの絵になる透明プラスチックのカードでした。
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ヘルシンキ中央駅に到着。
私たちが乗った列車の途中に、こんなかわいらしい絵がかかれた車両がありました。窓からのぞいてみるとこども専用の車両みたい。 -
これも車両についていたマーク。
わざわざなんで犬に斜線ひいているんだろうと不思議に思いましたが、どうやら別に「ペット可」の車両があるようです。ほかにも自転車を運ぶ人のための車両とかもありました。ヨーロッパの鉄道ってどこもこんなに工夫されているのでしょうか。 -
きょうは疲れたからホテルで食べようという提案で、駅地下のヘスバーガーへ。
マックとかロッテリアとかみたいな普通のファストフードのお店だと思っていましたが、なんだろう。。パンが違う! おいしい!
もちろん中身も!
私は鶏肉のバーガーにしましたがおいしかった。
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