2006/08/30 - 2006/08/30
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ししずちゃんさん
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夏休みの最後を飾って、バスツアーで高野山奥の院と竜神温泉に行ってきました。
今日は山に入れば、ガスがどんどん降りてきて、霊山にふさわしい荘厳な雰囲気。
和歌山の山は厳しく、幾重にも山が重なり合っています。
気温は20℃。ちょっと肌寒い、素敵なお天気です。
高野山は小学校の林間学校から始まって、かれこれ六度ほど訪れていましたが、奥の院のガイドさんと歩くのは初めてでした。
このガイドさん、とっても軽妙洒脱で楽しい時間になりました。
お盆とお彼岸の違い、知っていました?
お盆は仏様をお迎えして、お送りしないといけないけど、お彼岸は現世とあの世がくっついているので、自由に仏様がおうちに帰ってこれるんですって。
で、秋のお彼岸に作るのがおはぎ、春のお彼岸に作るのがぼた(ん)もち。しかも作るものの内容が重要ではなくて、手間のかかるものを作ることによって、当然人が家にいることになる。人が家にいるので、仏様はいつ帰ってきても大丈夫というわけ。
とか、お墓におまいりするときは、周りを掃除してから、お墓の上から水を流して、寝ている仏様を起こして、お供え物をする。お花は一度、仏様の方に向けて供えてから、自分の方に向ける。
とか、なぜ高野山が霊山かとか、……。
一番びっくりしたのは(無知だったんですが)弘法大師は即身仏で、未だに奥の院の狭い石のお堂の石の上に座り続けているということ! でした。
知らなかった。そうだったのかー、と、すごく仏教に興味がわいた午前中でした。
昼食は南西院の精進料理ということだったのですが、とってもお粗末。
胡麻豆腐定食と呼んでおきましょう。
お味は良かったけど、今まで宿坊で色々食べたことあるから、これは精進料理という範疇ではありません。
午後は高野龍神スカイラインを通って、竜神温泉に。
トロンとしたとってもいいお湯でした。
高野山、とっても面白い場所です。
ゆっくり、ガイドさんと歩いてみたい
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 観光バス
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
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高野山奥の院は、樹齢ウン百年というような杉の大木で埋め尽くされていますが、これは元々お墓の代わりに植えられたものだそうです。
だから、切り倒されたりはしないそうです。
毎年、春に枝が掃われるそうですが、それは、お線香となって再生されます。 -
奥の院への入り口、一の橋。
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正しいお墓の形は、この五輪塔なんだそうです。
よく見かける四角いお墓は、一番下の台座の部分だけをお墓としたものなんですって。
江戸時代に、五輪塔は武士だけが建てていいということになり、他の人たちが頼み込んだ結果、不完全な形のお墓を立てさせられるようになったそうです。 -
念珠は必ず左手に。
右手は仏様の宿る手、左手は自分の手。
合掌は、仏様と自分を出来るだけ近づけ、一体化したいという行為だそうです。 -
昼食を取った宿坊・南西院。
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昼食の精進料理。
お味はいいのだけれど、精進料理の醍醐味の見立てた料理がない。湯葉でお肉とか、いろいろな工夫が観光で行く精進料理の楽しみだと思うんですけど… -
竜神温泉の元湯館。
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お湯はトロンとしていて、とてもすべすべ。
最高のお湯ですね。
町も静かだし、山の中の温泉、少し前だったら完全に秘湯です。 -
険しい山間を流れる日高川。
清姫が身を投じた川ですね。
澄み切った清流。
鮎つりの人がポツリポツリ。
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