東北中小私鉄紀行　弘南鉄道・弘前線（弘前～黒石）大鰐線（中央弘前～大鰐）

2004/12/29 - 2004/12/29

　青森県内は、ＪＲの本数が少なく、弘南鉄道との接続がよくないので、旅に出る前、どのよう名乗りつぶしダイヤをくむか苦労しました。考えに考えた末、川部からタクシーで黒石まで行って、弘前線で弘前へ行き、中央弘前まで歩いて、大鰐線に乗ることにしました。
　11時56分、ＪＲ奥羽本線川部に到着。トイレを済ませて、タクシーに乗ろうとしたら、先客が客待ちのタクシー２台に乗ってしまい、タクシーがいなくなってしまいました。どうしたらいいのか、焦っていると、タクシーの待合所を発見。しかし、無人。室内の電話でタクシーを要請したところ、すぐにやって来ました。「黒石駅まで」とだけ伝えました。川部駅と黒石駅は、割と近いことを地図で見ておいたので、12時20分、黒石発の列車には間に合うだろう。ところが、意外と遠いようで、タクシーのメーターがどんどん上がっていきます。10分たっても着きません。運転手さんは知らないわたしの焦り。12時17分、2000円に手が届きそうなところで黒石駅前に着きました。ここでも１８きっぷ１日分を使ってしまった。急いで切符を買って列車に乗り込みました。
　12時20分、弘前線・黒石出発。都会へ向かう列車なので、乗車率は割と良かったです。駅に停車するごとに客を乗せ、12時48分、弘前到着。中央弘前13時発という列車がありましたが、不慣れな土地でしかも雪道なので、間に合うはずもないので、次の14時発に乗ることにしました。雪道をおそるおそる歩いて、中央弘前駅を目指しました。目抜き通りをちょっと外れたところに中央弘前駅はありました。もう少し人通りの多いところに駅があるといいのに。14時、大鰐線・中央弘前出発。市街地を抜け、リンゴ畑の中をとことこ走ります。ＪＲ奥羽本線をオーバークロスして、約３０分で大鰐到着。

エリア 弘前(青森)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: JRローカル 私鉄

弘前線・黒石駅：十和田観光電鉄と同じ車両でした。

弘前市内の煉瓦造りの教会

大鰐線中央弘前の駅舎

中央弘前で。

大鰐駅は静寂に包まれていました。