2006/08/01 - 2006/08/01
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SUR SHANGHAIさん
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秋に浙江省・寧波周辺のお寺回りをする予定という知人。
「寧波のあたりはどんな感じ?」と聞かれても、沖合いにある島の一つの普陀山しか行ったことの無いSUR SHANGHAI。
それももうだいぶ前の話だし…。
住んでいる上海からも近いのになあ。
灯台下暗しとはこのこと。
反省、反省。 (^^ゞ
寧波は、日本からの遣唐使や仏教の僧侶たちも中国への出入口としていた港町。
周辺には有名なお寺さんのほかにも古い町並みが残る場所もあるらしいし、下見も自分の旅も兼ねて行ってみよう!!
思い立ったが吉日。
まずは上海から寧波へと向かうSUR SHANGHAIです。
表紙の画像は、現存する中では中国最古の蔵書処≪天一閣≫敷地内にあるマージャン博物館
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- 中国東方航空
-
上海から寧波まではバスも列車もありますが、今回は飛行機でピュ〜ンと直行。
浦東空港発着より、虹橋空港発着の方が便が多いですよ。普通にチケットを買うと片道税込みで500元。
30分で寧波到着。
寧波の空港からはお目当ての宿までタクシーで。
寧波のタクシーは06年8月上旬現在、初乗り3kmまでの料金が8元、それ以降は1kmにつき1.8元。06年7月28日からは燃料費として料金に1元プラス。これは何キロ乗っても1元。 -
この日の宿は列車や長距離バスの南站から徒歩数分の≪寧波飯店≫。
外から見ると古いホテルでも、中はリフォーム済みの思いがけなくモダンで清潔な三つ星。
シングル料金が308元(朝食込み)のツイン。
テレビはBSが見られます。
浴室は浴槽は無く、シャワースペース。
客室と浴室とを区切る壁がガラス張りだし、有料アメニティに男女用下着なんかが置いてあるから、カップル向け?なのかも。
朝食は一昔前の中国スタイルのブッフェ。大きな丸テーブルで見知らぬ人も相席になります。並んでいる食事は中華系が主。
所在地:馬園路251号 列車や長距離バスの南站を背にすると左手に徒歩数分。
http://nbhotel.cnnb.net/ 英文版あり -
お昼過ぎの到着だったので、まずはちょっと腹ごしらえ。
寧波にも気軽に入れる過橋米綫のお店があったので、行ってみましたよ。
過橋米綫は、元々は雲南省の食べ物。
その昔、科挙の試験の為に湖のほとりの亭で勉学に励む夫が冷めた食事ばかり食べているのを心配した妻が、土鍋に熱いスープと具と米綫(うどん風の太いビーフン)を入れて橋を渡って届けたと言う名前の由来。
このお店では焼いた石を鶏スープに入れて持ってきてくれました。
まず、具をスープに入れて熱が通ったところに、茹でておいた米綫を入れます。
順序が逆だと具に火が通りにくいので、自分でやってみたい方はご注意。くせのないスープで食べやすい。お好みで酢を垂らしていただきます。
具によってお値段は数元から数十元。 -
さて、お次は翌日天台山へ行く長距離バスのチケットも買っておかなくっちゃ。
天台山への発着も、宿から近いこの南站(南ターミナル)かな、と思ったら、それは別のターミナル。
でも、チケットはここでも買えるというので、售票処(チケット売り場)の標識に従って2階に行ってみたら…、 -
窓口のおばちゃんがドテッと寝ていた…。(^^ゞ
これしきのことで負けてたまるか、と起こして聞いてみると、
「天台山? チケット? 外よ、外!!」
この南站の外側に本当のチケット売り場があるらしい。だったら標識はちゃんと出しておいてよね〜。
これは2階から見下ろした、長距離バスの待合ホール。新しくてきれい。 -
やれやれ、天台山へのチケットも買って、その発着ターミナルの場所も聞いてみたSUR SHANGHAI。
その天台山への長距離バス・チケットと発着ターミナルについては、次回の天台山編でご紹介することにして、今日の本題≪天一閣≫へ行くことに。
南站から歩いて行ける距離。
南站前の馬園路に出ると、整形美女がこちらを見つめる広告。
ここ数年、中国でも「プチ整形くらいは当たり前!」のように広告を見かけます。 -
南站から徒歩10分ほどで≪天一閣≫。
≪天一街10号 西大門≫と≪馬YA街72〜74号 西南出入口≫にそれぞれ入り口があります。
注:YAの漢字は≪行≫の彳の隣に≪吾≫という字が挟まります。
入場料20元。
4月21日〜10月21日の開館は8:00〜17:30(チケット販売は17:00まで)、
10月22日〜4月20日の開館は8:00〜17:00(チケット販売は16:30まで)。
チケットの裏にこの敷地内部の見取り図が付いています。画像をクリックすると、拡大表示されます。
厠所(トイレ)のありかも赤●で3ヶ所記載されています。ティッシュ、ウェット・ティッシュは持参するのがいいですよ。 -
SUR SHANGHAIが入ったのは、天一街10号の西大門。
チケットの裏にルート付きの見取り図があるから大丈夫、と思っても、実際に歩き始めると通路が見つけにくかったり、他にもいろいろ出入口があって分かりづらい…。 -
敷地内の各展示は撮影OKだったりダメだったりするのでご用心。
これは、白壁に多数の碑が埋め込まれた≪明州碑林≫の石畳に映る木の葉の影。
ふと見ると、墨の濃淡で描かれた月に叢雲の風情。 -
≪天一閣≫は、現存する中では中国最古の蔵書処。
1561〜1566年にかけて創建されたらしい。
8万冊を超える古書籍があるそうで、明代史研究の重要な資料だと言うこと。
1994年から寧波博物館と合併して、現在の≪天一閣(博物館)≫になってからは蔵書も30万冊だとか。
こんな目がこぼれ落ちそうに大きい獅子がいるかと思えば…、 -
子どもが造ったのか (・・? …みたいな石像も立つ敷地。
有名な物だったらすみません。 -
敷地中央の≪東園≫のあたり。
木陰が落ちる石の道を見ると、涼しげ。
本当は、うだるほど暑い…。
この≪東園≫には、≪林泉雅会館≫と言う、お土産屋さん+ペットボトル入りの飲み物を売っている小さい建物があります。
SUR SHANGHAIはそこで一休み。 -
お土産品は…、書道関係の品、≪明州碑林≫からとったと思われる拓本が少々…。
ちょっと残念。 -
あ、危なくこの≪天一閣≫の庭園を見落とすところだった。
その庭園も水準が高いので有名だそう。 -
その庭園は、思っていたよりこぢんまり。
空気まで緑に染まって、暑さも一瞬引いていく。
ふうっと深呼吸。 -
あとは、敷地内の建築物から建築物へ出たり入ったり。
通路や入り口が見取り図のようには順序良く並んでいないので、
「あ、ここは××楼だな。」と思っても、あれ?
また同じ建物の違う入口から入っていたりします。(^^ゞ -
建物の間に蓮の大鉢も置いてある。
-
だいぶ行き過ぎてから、
「あれ、この名前の建物には行っていなかった。」
またぐるぐる回って戻るので、私はどこ?状態。
これは≪水北閣≫の中の展示だったような。
静かな絵、静かな書。
外の夏の日差しから解放される一瞬。 -
外に出ると、棕櫚の葉影の濃い中庭。
-
江南の建築物独特の白い壁に黒い瓦屋根。
この段々になった屋根の上の壁も江南の建物の特徴の一つ。 -
この屋根の角度と曲線がきれい。
-
≪天一閣≫にもエアコン取り付け工事。
その向こうには高層ビルも見える。 -
これは≪画簾堂≫だったかな。
中は…、 -
こんな灯篭が数多く下がるギャラリーのような空間。
-
この灯篭とほの暗さが瞑想を誘う。
-
ん?これは?
≪天一閣≫にはマージャン博物館があるとは聞いていなかったので、新鮮!
貿易で賑わっていた時代に寧波に出入していたと思われるイギリス人、中国人、そして日本人が卓を囲む。
一人分の席が空いているので、ここで記念撮影する人多し。
よく見ると、日本人の髷の結い方、和服の感じがちょっと変なんですが…。(^^ゞ -
そのマージャン関連の展示がされている建物への石畳もご覧の通り。
-
中には、中・日・韓の牌や石製の牌、などなどの展示。
イギリス人用に作られたものには、漢字の脇にSOUTHとか書かれてあるのもおもしろい。 -
別の建物には、民俗資料館のような展示も。
これは寧波地方独特の手の込んだ装飾がある輿。
あとで保国寺に行った時に見た、造り上げるまでに一万日を要したという(誇張でしょうけど)≪万工轎≫はこれよりも更に手が込んでいました。 -
≪天一閣≫で最後に見たのは、≪秦氏支祠≫の中庭に張出している戯台。
戯台とは、各種の催しがされた舞台のような場所。
戯台自体の装飾もそうですが、その天井部分は見事。 -
≪天一閣≫を1時間半ほどで見終わったあとは、西南門から出て月湖へ。
西南門から徒歩で10分足らず。 -
月湖周辺の木陰には、地元の人が集う。
風も通るし、格好の集会所。 -
その道沿いのお店に来ていた親子。
上海でも下町に行くと、夏はパジャマやネグリジェのまま外を出歩く人がいるけど、この子は後が丸見えだ〜。
前から見ると腹掛けスタイル。
お母さんが着ているのも、元々はパジャマ? -
月湖の北を通る中山東路。
そこで見た建物は…、う〜ん、不思議な形。
あとで地図を見てみたら、鼓楼だった。
唐の時代の城の南門だったらしい。
夜にはライトアップされて更に不思議なオブジェのよう。
翌日の天台山行きに備えて、これでリタイアするSUR SHANGHAIです。
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この旅行記へのコメント (2)
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- azianokazeさん 2006/08/26 09:59:58
- 月に叢雲
- 言われると確かにそんな風情。
でも、言われなければ「暑いな・・・」なんてつぶやきながら何も思わず見過ごしてしまうでしょう。
そんな何気ない風景から“美しいもの”“面白いもの”“奇妙なもの”などを鮮やかに拾い上げてくれるSUR SHANGHAIさんの目を通して、実際に自分で歩くのとは違った街並みを楽しんでいます。
この旅行記の後の“淅江省の旅”シリーズ数編も拝見しました。
とてもいい雰囲気ですね。
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/08/27 10:07:34
- RE: 月に叢雲
- 非常にマイナーな場所の旅行記にお越しくださいましてありがとうございます。m(__)m
寧波周辺にも、まだ日本では知られていない場所があるんだなあ、と実感してきました。
古くて歩いて回れるサイズの小さい町が好きなので、日本でも知られているお寺さん巡りの合間に行ってみました。
寧波の街にも現代化、観光化の波が押し寄せてきているようで、お寺さん巡りのあとで行ったら\(◎o◎)/!と驚く所もありました。
上海の旅行記のように、古さと新しさを対比させる旅行記をアップしたいのですが、9月の長期留守の前に間に合うかどうか…、です。
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