2006/07/29 - 2006/07/29
66位(同エリア76件中)
片瀬貴文さん
2006年7月29日(土)
マインフェルトから、バスはライン河をさかのぼって南に走り、ユリア(ジュリア)峠に向かう。
これから通るグラウビュンデンは、スイスで一番広い州(カントン)である。
リヒテンシュタイン、オーストリア、イタリアの3国と接し、言葉もドイツ語、イタリア語、それにロマンシュ語とさまざまだ。
スイスは四つの国語があり、ドイツ語(64%)、フランス語(20%)、イタリア語(7%)、ロマンシュ語(1%)だが、その他の言葉も(9%)あるという。
これは、文化相互間の独立性が高く、同時に変化に富んでいるということだろう。
グラウビュンテンは広いだけでなく、937の山、150の谷、615の湖と自然は豊かで、氷河から地中海性気候まで気象の変化にも富み、州内各地域での文化の個性が豊かで、幅が広い。
明日はさらに「氷河特急(グラシエ・エキスプレス)」で横断する。
村が絶えて次第に荒涼とした景色に変わり、やがてユリア峠に達する。
このスイス南北縦断道が通る峠は、一年中通行ができ、古くから通行者が多かった。
「ユリア」の名は、ユリウス・カエサル(ジュリアス・シーザー)からというのは俗説で、ケルト人の神の名前からとったという。
中世には、十字軍や巡礼者が、すべてこの道をたどったらしい。
南ドイツの人たちにとって、ギリシア、エジプト、キプロス、エルサレムなどオリエントに達する道だったのだ。
スイス旅行ハイライト写真速報【31】〜【49】(7月31日〜8月1日)を、「ソフィさんのマイページ」
http://4travel.jp/traveler/katase/
に掲載中です。
ご覧ください。
-
マインフェルトからライン川をさかのぼって
間もなくクール(人口3万人標高585m)を通過する
ここはグラウビュンデン州の中心都市であり
ゲルマン文化とラテン文化の境界と言われる -
バスと並んで列車が走る
列車の赤は自然の緑とよく合っている -
東の山は
雲が濃い
クールからサンモリッツに向かい
道路は西に折れるライン川から外れ
南に向かう -
道路は改良にしたがってトンネルが多くなる
スイスの道路トンネルの特徴はカーブの多いことのようだ
トンネル出口での事故のため
40分間トンネル内に停止する
バスは停止後10分後にエンジンを切り
ほかの車もエンジンを切っていた -
牧歌的風景のあちこちに
滞在型リゾートが点在する
このあたりはヴァカンスの穴場かもしれない -
バスの沿道から
初めてスイスらしい山が見えてくる -
ユリア峠に来た
ローマ人が築いた「峠の神殿」あとの石が残っている
2001年にドライブしたときには
この道をサンモリッツからサンクトガレンに向かい
逆に走ったものだった -
ユリア峠の道標
峠の売店のおばさんは日本語の練習中とて
日本語を使いたがる
近くの日本人から定期的に習っているようだ -
峠の有料トイレには
わずか50円だから払ってほしいと書いてある
前の人が出てきたらドアを閉めずに
次に人が入ることができる構造だからだろう
私が45年前に雪隠詰めにあったころから
改良されたものと思う -
この峠には
花の種類が多い -
ゆっくり花の写真を撮りたかったが
事故で遅れているバスの停車時間が短く
あまり撮れなかった -
珍しい花だが
名前はわからない -
「アルプス・オオバコエンドロ」ではないだろうか
そうならば「全面的保護指定植物」だ
エーデルヴァイスが「保護指定植物」だから
それ以上に大切にされているのかも知れない -
ユリア峠を歩く二人
-
ユリア峠付近の
荒涼とした風景 -
これは天然湖と思うが
このあたりにはダムが多い
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
片瀬貴文さんの関連旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
0
16