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お天気になりそうなので、由比まで行って来た。第一目的は神沢川酒造に「正雪」を買いに行くことである。ついでにと言ってはなんだけど、ここんところ調べた旧東海道すじの歴史の跡もたずねてみたかった。<br /><br />熱函で丹那に出たが、雲がかかっていて、富士の姿はなし。まぁいいや、まだ雪はないだろうから。沼津から東名に乗らず1国を行く。ところが沼津地内で渋滞にあい、むくれることしきり。富士を過ぎると道路はすいてきた。富士川で県道に入り、そのまま蒲原に向かう。<br /><br />横を3輌編成の電車が通る。えっ、ここ東海道線だよね。東海道本線だよね、と思わず念を押してしまった。それにしては、なんと車両の少ないこと!まるでどこかの支線みたい。日頃東海道線は熱海までしか利用しないから、あちらは15輌のままだが。合理化なんだろうな。子どものころ、母親の実家のある藤枝までよく行ったが、そのころと比べたら、停車駅は増えているのに、利用者は減っているのかも。そうだ、無人駅も増えていると聞いた。<br /><br />蒲原町役場で地図を貰う。そのまま由比に向かって走っていくと、分かれ道に出た。見上げると、左先に神沢川酒造の煙突が見えた。「あそこだ、あそこだ」と指差している。<br /><br />応対してくれた奥さんの話だと、100年ぐらい前のこと、この家の祖先は在で林業と養蚕を営んでいたが、先を見越して、酒造を始めた。ここの水は塩分を含んでいるので、水は神沢川の上流から引いてきている。美味い酒を作ることに力をそそいでいる、という話だった。「美味しい酒を造れば、こうして遠くから買いに来るんですよ」と励ました。正雪という名前は由井正雪からとったものだそうだ。<br /><br />由比川の袂に無料の駐車場があった。由比橋は歩道の部分だけは木造だった。足に優しい。うん、これはいい。少し戻って、井筒屋というお店で食事をした。お客さんが大勢来ている。しかもオバサンやオジサンのグループだ。私は本陣定食、papasanは特別そば定食をとった。<br /><br />サクラエビの大きなかきあげがついている。ご飯はサクラエビご飯。椀にもサクラエビが入っている。でもサクラエビの生を注文すると、いまはない。10月28日からサクラエビ漁が解禁になるから、それ以後なら生が食べられると言うことだった。電話をくれれば漁があったかどうか知らせると、女主人がお店のパンフをくれた。客を逃がさないこういう心遣いは大事。そのころにはお酒もなくなるだろうから、また来てもいい。<br /><br />お腹がいっぱいになったので、本陣跡に行く。門を入ると、芝生が広い。えっ、本陣はどこ?あれ?あそこはお寺。で、よくよく立て札を読むと本陣は解体されてしまったとのこと。奥に広重美術館が出来ている。本陣の和風とはちょっとあわない建築物。<br /><br />となりに和風の御幸邸がある。共通券で一人900円。先ずは広重館から。広重の版画や版画用の道具、版画が出来るまでの行程を詳しく説明してある。広重のデザインの素晴らしさはいうことないが、それを彫る彫師も擦師もたいしたもんだ。特に風になびく葦の様子なんて、柔らかい筆で後から描きこんだみたいだ。これも彫って入れてあるんだろうなぁ。<br /><br />隣の御幸邸は小堀遠州が設計したと言う小さな庭がある。茶室もある。500円の入場料にはお抹茶代も含まれていた。お庭を見ながらの一服。これはいい。<br /><br />本陣跡の前が正雪紺屋、由比正雪の生家だそうだ。染物でつくった小物が並べられているので、なにか買おうとしたが、鍵がかかっていた。しかし、ここでも団体客にずいぶんであった。普通なら通過してしまうだろう、こんな小さな町に、しかも平日こんなにお客が来てているとは、意外にも意外だった。なぜ?なぜ?私が知らないだけで、いま旧東海道が脚光を浴びているのかな、それの一過性の客なのかな、わからない。<br /><br />蒲原から由比にかけて、旧東海道の宿場の掘り起こしをしているようだ。街道筋には旧何々家とかいった立て札が見える。まちおこしに努力していることはわかる。歩きやすく出来ているのも魅力なのだろう。歩く人が増えているのも確かだから。おもしろ館とか和紙の店にも寄ってきた。 たのしかった。<br />

由比町

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2004/10/14 - 2004/10/14

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buchijoyce

buchijoyceさん

お天気になりそうなので、由比まで行って来た。第一目的は神沢川酒造に「正雪」を買いに行くことである。ついでにと言ってはなんだけど、ここんところ調べた旧東海道すじの歴史の跡もたずねてみたかった。

熱函で丹那に出たが、雲がかかっていて、富士の姿はなし。まぁいいや、まだ雪はないだろうから。沼津から東名に乗らず1国を行く。ところが沼津地内で渋滞にあい、むくれることしきり。富士を過ぎると道路はすいてきた。富士川で県道に入り、そのまま蒲原に向かう。

横を3輌編成の電車が通る。えっ、ここ東海道線だよね。東海道本線だよね、と思わず念を押してしまった。それにしては、なんと車両の少ないこと!まるでどこかの支線みたい。日頃東海道線は熱海までしか利用しないから、あちらは15輌のままだが。合理化なんだろうな。子どものころ、母親の実家のある藤枝までよく行ったが、そのころと比べたら、停車駅は増えているのに、利用者は減っているのかも。そうだ、無人駅も増えていると聞いた。

蒲原町役場で地図を貰う。そのまま由比に向かって走っていくと、分かれ道に出た。見上げると、左先に神沢川酒造の煙突が見えた。「あそこだ、あそこだ」と指差している。

応対してくれた奥さんの話だと、100年ぐらい前のこと、この家の祖先は在で林業と養蚕を営んでいたが、先を見越して、酒造を始めた。ここの水は塩分を含んでいるので、水は神沢川の上流から引いてきている。美味い酒を作ることに力をそそいでいる、という話だった。「美味しい酒を造れば、こうして遠くから買いに来るんですよ」と励ました。正雪という名前は由井正雪からとったものだそうだ。

由比川の袂に無料の駐車場があった。由比橋は歩道の部分だけは木造だった。足に優しい。うん、これはいい。少し戻って、井筒屋というお店で食事をした。お客さんが大勢来ている。しかもオバサンやオジサンのグループだ。私は本陣定食、papasanは特別そば定食をとった。

サクラエビの大きなかきあげがついている。ご飯はサクラエビご飯。椀にもサクラエビが入っている。でもサクラエビの生を注文すると、いまはない。10月28日からサクラエビ漁が解禁になるから、それ以後なら生が食べられると言うことだった。電話をくれれば漁があったかどうか知らせると、女主人がお店のパンフをくれた。客を逃がさないこういう心遣いは大事。そのころにはお酒もなくなるだろうから、また来てもいい。

お腹がいっぱいになったので、本陣跡に行く。門を入ると、芝生が広い。えっ、本陣はどこ?あれ?あそこはお寺。で、よくよく立て札を読むと本陣は解体されてしまったとのこと。奥に広重美術館が出来ている。本陣の和風とはちょっとあわない建築物。

となりに和風の御幸邸がある。共通券で一人900円。先ずは広重館から。広重の版画や版画用の道具、版画が出来るまでの行程を詳しく説明してある。広重のデザインの素晴らしさはいうことないが、それを彫る彫師も擦師もたいしたもんだ。特に風になびく葦の様子なんて、柔らかい筆で後から描きこんだみたいだ。これも彫って入れてあるんだろうなぁ。

隣の御幸邸は小堀遠州が設計したと言う小さな庭がある。茶室もある。500円の入場料にはお抹茶代も含まれていた。お庭を見ながらの一服。これはいい。

本陣跡の前が正雪紺屋、由比正雪の生家だそうだ。染物でつくった小物が並べられているので、なにか買おうとしたが、鍵がかかっていた。しかし、ここでも団体客にずいぶんであった。普通なら通過してしまうだろう、こんな小さな町に、しかも平日こんなにお客が来てているとは、意外にも意外だった。なぜ?なぜ?私が知らないだけで、いま旧東海道が脚光を浴びているのかな、それの一過性の客なのかな、わからない。

蒲原から由比にかけて、旧東海道の宿場の掘り起こしをしているようだ。街道筋には旧何々家とかいった立て札が見える。まちおこしに努力していることはわかる。歩きやすく出来ているのも魅力なのだろう。歩く人が増えているのも確かだから。おもしろ館とか和紙の店にも寄ってきた。 たのしかった。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
自家用車
  • 店先に

    店先に

  • 正雪紺屋

    正雪紺屋

  • 木道の橋

    木道の橋

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