オスロ・フィヨルド・ベルゲン一人旅・２　（フロム）

2006/07/21 - 2006/07/27

オスロを出発し、フロムへ。

フロム（７月２３日〜２４日）

エリア ノルウェー

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 船
• 航空会社: スカンジナビア航空

今日はオスロ出発し、フロム向け出発の日。
電車は８：１１。ホテルの朝食は７：００始まり。余裕持って駅まで行くためには７：００ぴったりに食堂行こう、と前日思い、眠りに着きました。しかし、時差ぼけもあり、緊張でさっぱり眠れない。結局ほとんど寝ないまま朝に。。。

でもおかげで、かなり余裕で駅に着けてよかった！

しばらくホームで待っていると、やってきましたベルゲン鉄道。日本の特急みたいです。ベルゲン行きの電車だけど、私はミュールダールで降りて乗り換えです。
お隣のおばさんは、地元の人でご両親に会いに行く、とのこと。後ろのグループはアメリカから来たっぽい感じの人たちでした。
前の席には日本からのパックツアーのグループが。なんとパックツアーにはお弁当が着いていた！至れりつくせりだ。ゴロゴロ荷物もなくって、快適そう。

車窓からは自転車に乗ってる人をたくさん見ました。この人たちは犬も連れてました。いいなあ。ちょっと自転車はきつそうだけど、ドライブとか楽しそうだな。

さらに行くと万年雪が。

途中、電力不足ということで臨時停車。そのおかげでかなり遅れました。Myrdalでの乗り換えが心配だったけど、パックツアーの添乗員さんが逐一報告してくれるので、そういう点では安心でした。へへ。

Myrdal到着。やっぱり乗り換えの人はたくさんいました。強い日差しの中、しばらく待っているとやっと来ました！フロム鉄道！
席の争奪戦はかなり激しかったです。でも最終的に立ってる人いなかったから結局みんな座れたみたい。私が滑り込んだボックス席は、一人旅のかわいい女の子と、往復で乗ってきたご夫婦。私とその女の子が座ったら奥様のほうが「私たち、もう乗ってきたから窓側座る？」と窓側を譲ってくれました。いい人だ。

（でも最後まで乗って思いましたが、Myrdalから乗る場合、左側のほうが景色いいかも。）

この滝はフロム鉄道では有名な滝らしい。
滝自体がきれいなのもそうだけど、なんと踊り子が出てくる
ことで有名。
しばらく待っていると音楽が流れ出し。。。

ちょっとわかりにくいけど、踊り子が向こうから現れ、踊り出した。
滝のあたりから一人と、上の小屋みたいなところからもう一人。
ん〜。ま、いいんだけど、説明もなしだからこの発想が不明。

車窓からの風景。
向こうのほうに滝が見えます。

途中で反対行きの電車とすれ違い。

すれ違ったあと後ろを見ると、向こうに滝が。
（車内の電気が写って邪魔。）

また滝が。
滝を見ていると、なんか日本と違うな〜と思ってましたが、ふと気づいたのが滝つぼが見えないっていうこと。

谷には小さな色とりどりの家々が見えてきました。
フロムも近くなりました。

Freitham Hotel！
すばらしいリゾートホテルです〜。
普通のツアーだと、フロムはただの乗り換え場所です。フロム鉄道から船に乗り換え。いっしょだった日本人ツアーを見ると、おみやげ買う時間もないような感じでした。でもこんなすてきなところを素通りしないといけないなんて！みんないいとこ逃してるよ。と、皆様を見送り、私はホテルへ。

オスロの後にフロムでよかったです。フロムのあとにオスロだと、かなりへこんでたでしょう。
（別にAnker Hotelが悪かったというわけではありません。しかし、比較すると。。。ね。）

フロムの駅とその周辺のお土産やさんとか、レストランです。
３：００ころ到着し、チェックイン後、ちょっとふらふらしてみました。

キャンプ場近くのベンチで一休み。
明日船で出ていく方の風景です。

こちらは私の部屋からの景色です。部屋の窓は大きく、フィヨルドの山々が見えます。バルコニーにはベゴニアのプランターが置いてあって、かわいくしてありました。

すこし表をふらふら散歩し、戻ってきました。明日は出発までの時間をどうしようかとフロントへ。ハイキング地図があったので、それを頼りに歩いてみることにしました。
夕食をホテルでとるのなら、予約するように、とのこと。もう早めに食べちゃおう、と思い、「６：００ころで。」と言ったら、「すみません。早くて７：００からです。」と言われてしまった。日本だったら６：００でも予約できるのに、さすが日が長い国だ。

こちらが私のお部屋。とてもきれいでかわいい感じです。
また表をふらふらしてもよかったのですが、昨夜ほとんど眠れなかったこともあり、一旦ベッドにドサッと横になると起き上がれなくなり、「いいや、ちょっと夕食までお昼寝〜。」と一眠り。すぐに眠りについてしまいました。
目覚ましかけて寝てよかったです。ぐっっっっすり寝ちゃいました。この旅行で一番気持ちいい眠りでした〜。
で、７：００ぴったしにレストランへ。私の部屋はレストランに一番近い部屋だったので、行ったら２番目のお客でした。

アラカルトとブッフェとどっちがいいか、ってことだったのですが、せっかくなのでブッフェ。ホテルのレストランだからなに食べても高いんだろうな、とは思ってたけど、ブッフェＮｋｒ３７５だった！一人での食事では最高額になったかも。

１番目のお客さんはブッフェじゃなかったみたいで、私がブッフェ一番乗り！どれを見ても手がつけられていない。それも気分いいんだけど、ちょっとわからない食べものがあると、取りかたがわからないんです。ま、しかたないので、適当に取って。。。

トナカイは食べられなくはないですが、かなりくせがあります。サケは最近苦手になってきたせいか生臭さが。。。（別にここのレストランだから、というわけではありません。私が最近ちょっと。。。）
しかし、デザートはおいしかったです！！プリンは濃厚でおいしい。イチゴが乗って、ナッツものっている小さなケーキが一番おいしかったです。チョコムースも甘すぎずなかなかおいしかった。

席もレストラン内では最上の席でしたよ。
写真はうまく撮れてないけど、テーブルの前は全面ガラス張りで、外が見える作り。

普段一人で食事してても３０分くらいで終わっちゃうけど、ふと気づくと１時間半近く経っていた。

いったい何時まで明るいのか撮ってみよう、と試してみました。１１時の様子です。実際はこれよりも少し暗いですが、それでもやっぱりうっすらまだ明るいです。
オスロでは街の騒音もあって、部屋入ったらすぐテレビつけたけど、（ＢＢＣしか見られないけど）ここではテレビつけるのももったいないと思いました。

ところが、一日の最後の最後で落とし穴が。。。
シャワーに入ろうと裸になって蛇口ひねったら、蛇口カバーがはずれて、まわせない。どうやってもカバーが取れてまわせない。しかたないので、電話しておねえさんに来てもらった。「あら、本当。しかたないので、こうやって出してください。今夜は私しかホテルにいなくて、私には直せないので。」だって。当たり前のようにカバーをはずした状態で無理やりまわしてました。しかし手に泡がついちゃうとまわせない。
すばらしいホテルのちょっとした落とし穴でした。ま、許そう。
（部屋に着いたら、お風呂・シャワーはチェックしないとね。）