2005/08/27 - 2005/09/02
526位(同エリア588件中)
keeさん
ヨルダン旅行記〜ペトラ・アカバ編
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 10万円 - 15万円
- 交通手段
- 高速・路線バス タクシー ヒッチハイク
- 航空会社
- エミレーツ航空
PR
-
3日目:2005年8月29日(月)
7時から朝食。
ヨルダンでの朝食は、どこの宿でも定番のものであった。特有のパン(ナンとピザ生地のあいのこ位だろうか)をトーストしたものに、たっぷりのあんずジャムとゆで卵。
大量に出てきて食べ切れないのがお決まりなので、宿のおじさんに、残ったものをサンドイッチにしてもらい、ペトラでのお昼を確保。朝食で一緒だったフランス人と一緒に、ペトラの入り口まで送ってもらう。水1ℓが1JDと観光地価格。。
ペトラの入場料が、21JD(¥3,000強)と非常に高い!が、強行突破する気もあるわけではなく、ペトラの環境保全のためと言い聞かせて入場。
干からびた川のような道をしばらく進む。岩肌に奇妙な穴が開いた岩が両側に並び、誰かに狙撃されそうである。しばらく進むと、両側を断崖に挟まれたシーク(割れ目)を進むようになる。数十メートルの崖の隙間を進むのは、インディージョーンズの映画のまま。岩肌の色がマーブルチョコのように綺麗な赤茶色をしている。そして、シークの裂け目から毅然とそびえるエル・ハズネ。 -
【エルハズネ】
シークを抜けて、見上げるようにそびえ立つエルハズネ。 -
ペトラは広大な敷地を有しているが、エルハズネの周囲にも、まだまだ発掘中の遺跡があるようだ。まさに考古学者インディージョーンズの世界。
-
そこかしこで動物を見かけた。
えさ袋を口から下げたヤギ君。重い荷物を担いで山を登る働き者でした。 -
ヤギ。
白ヤギ黒ヤギ。ヤギ大量発生 -
たくさんのラクダの中から、一番美形な彼女をパチッ
-
【エドディル】
山道を進んで40分ほどで、エド・ディルに到着。エルハズネよりデカイ。山道を登ってきて突如現れた姿は圧巻。向かいのお茶屋さんでペプシを飲んで、しばしの休憩。 -
エドディルの帰り道を間違えて、ルートをはずしたが、広大に広がる絶景に遭遇。感激。
ベドウィンのおばさんに見つけられ、
『そっち道ないわよ!あんたこっち来なさい!』と怒られ、素直に従う。 -
帰り道に、ペトラの広大な敷地を見て周り、ベドウィンのお土産の店などめぐる。
ペトラの赤色の土から作った、赤マーブル色の石と、綺麗な青色のブレスを購入。計10JDは、買いすぎたかも。。
広大な敷地を十分満喫し、午後2時ごろには、岐路に着く。 -
【ワディムーサから見送ってくれた子供】
ペトラは十分満喫したので、もう一泊する予定を、急遽、短縮。昨晩の一軒でワディムーサを飛ばしてアカバに向かうことにする。
宿の主人に出発を告げると、別れを惜しんで、トルキッシュ・コーヒーを入れてくれた。
ワディ・ムーサからアカバへのルートは、バスが無いため、タクシーでマ・アーン(甘い響きだが、バスが行きかう雑然とした街だった)へと向かう。
ワディ・ムーサ〜マ・アーン
他に交通手段がないため、多少の外人価格であることは承知で、運転手との交渉で、3JDを2JDに値切ったところで行く事になった。ヨルダンの交通手段は相乗りが基本である。
俺が助手席に乗り、後ろに地元の人が3人乗る構図だった。その中のハッジャ(おばちゃんという意味)が、お金がないとか言い出したもんだから、社内は大騒ぎ。運転手は、
『日本人なんだから2.5JD払ってくれないか?』
と言い出す始末。(こういう感覚は向こうでは当たり前なのかもしれない)
I SAID 2JD. YOU SAID OK. THAT\\\'S ALL.
結局、ハッジャはタダ乗りをしたが、元々外人価格で一人乗せているので運転手も痛まないはずだ。
マ・アーン〜アカバ
マ・アーンからアカバ行きのバスへ乗る。
道中、運転手の隣に座って、料金回収をしていた男と運転手が走行中に席を入れ替わるという荒業。カルチャーショック&世界は広いと実感させられた。一旦、バスを停めてから入れ替わればいいものを・・・。
アカバへ向かうKING’S HIGH WAYでは、道端にトラックが横転していたりするのを数箇所目撃したが、こんな荒業が原因なのかもしれない。
しばらくして、道でエンストしている車の為に、バスが停車。大丈夫か?といったやり取りがあったのだろう。皆ホントにやさしい。困った人をほっておかない。こういう日常の風景から、ヨルダンの国自体を好きになる。結局エンストの運転手は、車を捨ててバスに乗り込んできた。
途中、女性2名が乗ってきた。サンドラ・ブロックみたいな綺麗な人とヴァンダレイ・シウヴァ似の二人。
お買い物の帰りのようだ。アジアとはいえ、ヨーロッパに顔のつくりが近い人も多い。女性の被り物は、布をマチ針で留めただけの簡単なものだった。
こういう日本に無いものには、どうなってんの?と、やたら目が行ってしまう。
夕方前に、エジプトとの港町アカバに到着。 -
【アカバ・ダイビングスクールのマスター】
港町アカバ散策
この旅では、少し良さ目のホテル(12JD)を確保し、夕暮れのアカバの町を散策。
ワディ・ムーサを飛ばした分だけ、紅海の海を満喫しようと思っていたので、アカバ・ダイビングスクールへ下見に行く。海の事・ダイビングの事など親切に教えてくれた。
明日また来るネと告げ、店を出る。
海辺の町に来るとマクドに行きたくなるのは常である。マクドで、おそらくアラブ限定メニューの『マックアラビィ』を食す。悪くない。むしろ美味い!お会計の際、合掌してお辞儀という、カンフースタイルを
披露すると、おおっという反応。
こんなとこから、現地有益なのコミニュケーションは取れるものだ。 -
【アカバ郵便局の温度計】
ヨットハーバーなどウロウロして、
街へ戻る。ふと見ると郵便局の所にある気温計が36℃を指していたが、
カラッとしている為に、ぜんぜん大丈夫。
日本の36℃とは比べ物にならないくらい快適。
マクドも食べたが、どうしても店先から見ていて
うまそうだった羊の煮込み。
食堂に入り注文。疲れ気味の体にちょうどいいあっさり味付け。
VERYGOOD。
夜は、出店で現地のお菓子など買い込んで
ホテルの部屋で、中東のサッカーリーグの試合をテレビ観戦。
なんと、こないだまでインテルにいた
シエラレオネ代表のカロンが、中東でプレーしていた。
早めの就寝。
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