2006/06/30 - 2005/07/04
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tabioyajiさん
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バリのタナ・アユン寺院とクラシックなホテル・ツガ・バリの写真です
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妻と娘がエステに行って、私は一人になった。ビーチは海の温度も冷たいので、浜辺で時間を過ごすのもつらい。西欧人はビーチやプールサイドの椅子に休んでいる。私は貧乏性の日本人の性格むきだしで、そんな時間のすごし方ができない。リゾートというのは年配の日本人にはまったく不向きなことのように思うね。それで、空港で集めたパンフから「クスマ・グループ」の車のチャーター料金が安いので、直接ホテルから電話した。日本語で応対してくれて、30分後にはホテルに迎に子着てくれた。
ウィキーさんといういい青年で、日本語も上手。現地で学んで話せるようになったという。日本には行ったことがない。
移動の車の中で日本の様子や社会的な問題を話してあげると、まじに聞いてくる。日本にはとても関心をもっている。
ガイドブックにあったバリ島の6大寺院の中のいくつかををめぐることにした。
最初に向かったのがタマナ・アユンであった。寺院の前の道路に面した広場にはみやげ物屋の屋台の店が並んでいるが、閑散としている。写真は寺院の前庭からみたところだ
タマナアユン寺院は「美しい庭園」の意味だそうで、大きな堀に囲まれた寺院です。これは入口の案内板。
バリ島の寺院は日本の神社のような感覚でみるといいかもしれない。仏教寺院とは少し違う。建物は木造であり、石造りの門とかが特徴である。
でもどこか懐かしい穏やかな感じがするのだ。 -
寺院の庭内で人も少なく落ち着いた雰囲気です。ほんとに穏やかな光景です。インドネシア、特にバリ島にきて穏やかな雰囲気の寺院にくると、合理性と競争をテーゼとする西欧文化とは、大変に異なる文化に接していると思う。これを近代化が送れているという括りで片付けてはいけない。日本も非西欧文化の側面をたくさんもっていて、それらの遺産をどれだけ継承できるかが問われている。
西欧文化絶対主義は帝国時代の思想だ。異文化を認め尊重しあう寛容さが求められる時代にわれわれは生きている。そう思うとこのバリの寺院で手を合わせる人々の生活を、穏やかに見ることができる。特にバリ島は信仰心の厚き島なのだから。
この島の人たちは村の共同生活を基本にしている。村共同体と信仰で人々は繋がっている。お互いに助け合って生活している。
日本より豊かではない。しかし心はすさんでいない。
自然と共存している風景がここにあると思う。 -
この寺院はこの地域の王様の寺だそうで、今でもこの県では一番大きい由緒ある陣だそうです。写真は境内にある塔です。鐘楼ではなかった。ドイツ人に遭いました。
バリに来る人は、若い人は確かにリゾートやアウトドアスポーツを楽しむのもいいだろう。エステに行くのは日本人の女性だけだ。
しかし、この島に来たならば、この島の宗教と文化に触れずに過ごすのは寂しいというものだ。
インドネシアに仏教が渡来して国としての歴史を形成するのは、日本とあまり変わらない。紀元7世紀ころから王朝が起こり、仏教からヒンズー教の隆盛となる。しかし11世紀以降イスラム教の侵攻により、ジャワ島の王朝が駆逐されて、バリに逃れて、ここに王朝支配を打ち立てる。そして唯一ヒンズー教の国がここに残ったのだ。しかしジャワには昔からの土着宗教があり、それとヒンズー教とが融合してジャワ・ヒンズーという独特の宗教ができあがった。インドのヒンズー教の最高神はシヴァ神だが、ジャワではサン・シャン・ウィディという神様が唯一神として敬われている。インドのシヴァ、ブラフマ、ヴィシュヌ神は最高神の変身といわれる。
難しいことはさておいて、ジャワ島のプランバナンのヒンズー遺跡とバリ・ヒンズー寺院のつくりの違いは明瞭であろう。石塔に代わってメルと呼ばれる木製の塔が特徴なのだ。 -
ヒンドゥーの寺院の様式には詳しくないので説明できませんが、あの石塔に神様がいられるようです。
この石塔はインドヒンドゥーの大きな石塔を表すものかもしれない。バリ・ヒンドゥーには割れ門というが特徴である。
バリには石材がなかったのかもしれないな。 -
境内の中にあったバリ絵画のショップ兼工房かな。ここで絵画を売っています。
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バリ絵画って現代アートなんですね。値段はわかりませんが、画家がここにいて客の相手をしていました。
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塔はメルと呼ばれるもので、ヒンドゥー寺院の特徴的建築物ですね。11層のメルが一番高いメルであって、ブサキ寺院にある。タマン・アユンにも写真のように11層のメルがある。このメルがどういう役割をもつものかわからないけれど、ガイドのウィキーさんに言わせると、それぞれの塔に神が宿るのだという。建物としては藁葺の屋根と木製の骨組みで、日本の五重塔とはまったくつくりが違うし、規模も違う。しかし美しい光景をつくり出している。
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10本のメルがあったかな。木とわらぶきなので、石造りや日本の寺院に比べると、荘厳さにかけるかな。
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石塔などに装飾されている彫像です。たぶんヒンドゥーの神様だと思うのですが。
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これはガルーダだと思います。日本の天狗の元なんだそうです。
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これもガルーダですかね。どこかユーモラスな感じです。
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これは割れ門の前に立てられている対の像。日本の山門の前にある仁王様のような護衛の神様かな。
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怖いという感じはしませんよね、面白いですよ、ゆっくり見ていると
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これも反対側の像です
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これも狛犬のような役割を持つ動物の彫像だと思うのですが。
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