2003/10 - 2003/11
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レモンパパさん
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ヴェネツィアの歴史は古い。
その湿地帯には、6世紀ごろから住み始めたという。
18世紀にナポレオンが侵攻するまで、約1000年にわたり強力な水軍国家としてアドリア海とその周辺を治めた。
ラグーン(潟)の上に築かれた都市は、本島の他に「サン・ジョルジョ・マッジョーレ島」「ジュデッカ島」「リード島」など122の島々と400もの橋、170以上の運河で形成されている。
1846年、本土と島が鉄道で結ばれる。
鉄道でヴェネツィアに入ると、海沿いに長い堤防の上を走る。
やがて、自動車専用の「リベルタ橋」も架かるが、車の進入は「ローマ広場」までである。
島内の交通は、水上路線バスの「ヴァポレット」や水上タクシー、渡し舟、観光用のゴンドラなどが主で、縦横無尽に運河を走る。
したがって、運河のあちこちには船用に交通標識があり、一方通行の水路もある。
もちろん、警察もパトカーならぬ「パトロール船」が街を走る。
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もうすぐ「ヴェネツィア・サンタ・ルチア」駅だ。
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すべての列車は、週着駅に着く。
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構内のアナウンスが「ヴェネツィア・サンタ・ルチア」と連呼する。
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普通車の車内
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ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅前にて。
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さっそく駅を出て、町を歩いてみよう。
目の前に運河がある。 -
運河に沿って歩くと、カナレッジョ地区とサンタ・クローチェ地区を結ぶスカルツィ橋だ。
まっすぐ歩けばラビア宮、橋を渡れば市街地に入る。 -
路地裏には、所狭しと仮面を並べたお店がある。
しばらくするとサンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会が見える。
バロック式の教会の高さは60m、ティンレットの「カナの婚礼」が収められている。
左に進むとリアルト橋だ。
この橋は巨大なアーチ型で28mあり、大理石で作られている。
橋の中央部分には、店が建ち並ぶ。 -
路地裏の風景。
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路地の裏まで運河が張り巡っている。
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ゴンドラに乗って中心部へ向う。
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ゴンドラのある風景
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運河と寺院
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サン・マルコ広場の鐘楼。
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路地を南に下れば、すぐそこはサン・マルコ広場だ。
サン・マルコ寺院、ドゥカーレ宮殿など囲まれて、ナポレオンは“世界で最も美しい客間”と言った。 -
しかし、残念なことに地盤沈下や近年の温暖化やさまざまな影響で、サン・マルコ広場やその近辺が「アクア・アルタ(高潮)」の被害に見舞われている。
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世界遺産のヴェネツィアを水没から守るために、沖合いに堤防と水門を作る「モーゼ計画」なるものも進んでいる。
サン・マルコ広場のカフェ。
排水溝のあちこちから水が溢れだす。 -
水かさが増すと、専用の足場が組まれる。
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徐々に水が増えてくる。
商店街もご覧のとおり。
店員さんは、長靴姿で慣れたもの。 -
波止場のゴンドラもご覧の通り。
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あっという間に水びたし。
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サン・マルコ寺院は、イタリアを代表するビザンチン様式の教会でその外観・内部ともに一度は見ておきたい(撮影禁止)。
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ドゥカーレ宮殿は、共和国時代の行政と司法を司った建物。
今は博物館となっている。
内部にあるヴェネツィア派の絵画は見応えがある。 -
囚人が、刑に服す前にため息をついた「ため息橋」を渡り「牢獄」に入る。
ため息橋の窓から、囚人の気持ちで外を望む。 -
今度は、ヴァポレットに乗ってサン・ジョルジョ・マッジョーレ島に渡ろう。
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サン・ザッカリアから水上バスで数分の距離にあるこの島は、真っ白い教会と煉瓦色の鐘楼が印象的だ。
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数百メートルしか離れていないが、サンマルコ広場の喧騒がうそのように静まり返っている。
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鐘楼までエレベーターで昇れる。
本島を望む。 -
頂上まで登れば、ヴェネツィア本島が一望できる。360度のパノラマだ。
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西方のジュデッカ島を望む。
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頭の上で、突然鐘楼の鐘が正午の時を打つ。
遠くで聞く分には趣があるが「ゴ〜ン、ゴ〜ン〜〜〜」と頭の中でいつまでも鳴り響く・・・ -
ムラ−ノ島は、ベネツィアン・グラスの博物館がある。
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工場では、熟練のおじさんが実演してくれる。
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ドゥカーレ宮殿の前で
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「どうだい、俺の絵は?」
(平成 阿房列車の旅「ヨーロッパ編11」へ続く)
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