ブルージュを3時間で廻る法

2006/06/24 - 2006/06/24

ブルージュといえば女の子憧れの街、そして私メもいつか行きたいと思っていましたが、ついにそのチャンスが到来！アムステルダムから3時間半でこの町に来ることができます。残された時間は3時間でしたが、3時間でも堪能できる方法がありました！

エリア ブルージュ(ベルギー)

駅で切符を買っているのでなくて、ここであるものを注文するのです。ちょっと日本では考えられませんが。

そう自転車を借りることにしたのですが、ここで借りる前に駅の切符売り場で先ずお金を払って証明書をもらってここにくるというわけです。みんな大きい自転車で、日本人にとっては足が短くてちょっとつらいところがありますが。

荷物はコインロッカーへ。これは現金でしたが、駅によっては銀行のカードでないとだめなものもあります。その場合は駅員に頼むなどするのですが、めんどくさいですね。あとはカードやシートをこの下のレーザー光に当てるとそのロッカーが開くという仕掛け。どこの番号かくらいは書いておかないとあかなくなったとき大変そう。

颯爽と駅をスタート(実はこれは帰りの写真なので駅に向かっていますが）

目の前の大通りを渡ると、そこからまるでタイムスリップしたかのような不思議な石畳の道が続きます。でもこれはほんの序奏､入り口にすぎませんでした。ここから先にとんでもない？世界が待っているのです。私の今回の旅行でももっとも圧巻であった、期待通りのブルージュが!

時間があればゆっくり歩いて次第に中世の世界に入っていくほうがよいかもしれません。ただ時間がないときには是非自転車を。まっすぐ行けば５分で町の中心部まで行けるでしょう。また駅から歩いていったら、その後も歩き回ることを考えたら結構きついかとも思いました。

街に入って初めての橋。この街のブルージュとはまさに橋の意味。たくさんの橋の初めての橋でした。

すっかり中世のような町の中へ。やはり朝早く(９時ごろですが）きたおかげで、観光客がまだでてきていません。旅行は早朝に限ります。

別の橋からの眺め。どこに行っても絵になる街です。

よく見ると船乗り場があちこちにあります。３時間コースではちと無理ですが。

この街を死の町と表現した人がいました。誰もいないところを走っていると、確かに廃墟のようです。石畳を自転車で走るのは快適とはいえませんし、また自動車が来るときには多少のスリル感があります。それでも自転車のお陰で街の真中まで、道を知らずにかつ寄り道しながらでも１０分でこれました。

どの家もそれなりの風情が。全く違ったものでありながら、古都の風情というものは京都に通じるところがあります。

教会の尖塔。ここが中心かと思ったのですが。大間違い。

素敵なホテル。こんなホテルに泊まりたい！

教会の庭に入っていくと、綺麗に切り揃えているところが、フランスに近くなってきたことを思わせます。

教会の橋。これもこのままでは自転車では越えられませんが。

運河は決して綺麗ではないのですが、なんともいえぬ風情を持ってます。

教会は尖塔が高すぎて全てを収めることができません。

橋を渡ったところは小公園になっていて、可愛い彫像が飾ってありました、

馬は石畳によく合いますね。しかしまだ第一のクライマックスにつきません。(乞うご期待）

いよいよ街の中心部へ。巨塔が見えてきました。

街のお店もこのあたりは洗練されています。

お土産を買うならこのあたりがよいか。でもここで買ったチョコレートは甘くて１ヶ月経っても冷蔵庫の中に残っていました。

そしてついに町の中心へ！マルクト広場の眺めは圧巻でした。昨日見てきたグランパレスとはまた違う、瀟洒なでも十分に荘厳な広場。その前に屹立する鐘楼。

そのマルクト広場で感激して、一周の写真を撮りました。これが目の周りに広がる光景は素晴らしいもので、とても写真では言い尽くせませんが。

鐘楼の右横から廻っていきます

鐘楼の右がわの反対側

中央の彫像と鐘楼の反対側

反対側には可愛いギルドハウスが並びます。

鐘楼に向かって左側。

やっとこれで一周、この右が鐘楼です。（このシリーズまだまだ１時間半続きます）時間があれば次回は是非鐘楼に登ろうと思います。