2003年夏の旅　オーストリア?

2003/08/17 - 2003/08/25

ポスターやパズルのモチーフとして度々目にし、子供心に憧れた風景をぜひ生で見てみたい！それが私たちの旅の目的となることがよくあります。2003年に訪れた、オーストリアのハルシュタットとハイリゲンブルートも、そんな場所の一つです。

実は、日本出発便が2時間以上遅れたがために、元々無謀にも思えた初日の大移動計画がもろ裏目に。。。散々な旅のスタートとなりましたが、2日目以降はお天気に恵まれ、無事目的も果たし、楽しい思い出をまた一つ増やすことができました。
まずは、旅の2日目、ハルシュタットから始めることにします。

エリア ハルシュタット(オーストリア)

ザルツブルクから、電車でハルシュタットに向かう。
途中、いくつかの湖の側を通り過ぎていく。

湖が川になり、また湖に。。。

ハルシュタット駅からは、渡し舟で対岸へ。

どんどん近づいてくる町並みを前に、鳥肌が立つ。

まもなく船着場に到着。
目の前には、いつも風景写真の中心となっている教会が。

少し横を見上げれば、山の斜面にも教会がある。

小さい町だけに、マルクト広場もこじんまり。

建物の向こうに、小さな滝が見えている。

翌朝、まずは塩坑を目指す。
湖に沿って歩き、振り返ればこの風景！

徒歩ルートもあるけれど、とりあえず行きはケーブルカーで山上へ。

ガイドツアーは、まず作業服を着ることから始まる。
スタッフが体格に合わせて渡してくれるのだが、周りを見ると、私が子供サイズで夫は婦人サイズだった（笑）

途中、こんな滑り台(?)が2箇所あり。
2回目には写真撮影もあり、速度付きでプリントしてくれる。

最後は座面だけのミニ列車で屋外へ。
かなり狭い坑内だからか、体感速度は結構速い。ひょぇ〜っ

ケーブル駅近くのレストランで軽く昼食。。。
のはずが、軽いどころかこってこてご飯になった（汗）
付け合せにと頼んだマッシュルームが、思いっきりメインディッシュ並みのボリュームで登場し、思わずおののく。
以降、注文の時は、値段から内容を予想するくせがつく。

レストランからの眺め。

予定外のカロリーを消費するべく、帰りは山道を歩いて下りることに。
が、途中勾配がかなりきつく、ふもとに着く頃には、もう足がガクガクに。
高さと距離を考えれば当たり前のことだけど、これまた予定外の運動だった（笑）

山の斜面に建っている教会の祭壇。

教会の横には、墓地と納骨堂がある。
納骨堂には、むき出しの頭蓋骨がきれ〜に並べられていた。
撮影は、ちょっと遠慮しておこう･･･。

納骨堂の反対側の道を散策してみる。

この教会が、プロテスタントの教会で、先ほど見学したのが、カトリックの教会だそうな。

ベランダに溢れんばかりの花を飾っているのは、ガイドブックにも載っているホテルレストラン。
前日の夕食に、ここで名物と言われるマスのグリルをいただいた。
お味の方はと言うと、特別可もなく不可もなく、っといったところかな〜。

家の中も外も、緑いっぱい！

教会も、この角度から見ると、緑に埋もれているようだ。

よく写真に使われるのは、こちら側からの風景。
もう少し先から撮りたかったけれど、雨が降りそうになってきたので慌てて宿に戻る。

ネットで見つけた、全部で５部屋の小さな宿。
気さくなご夫婦が経営していて、
チェックアウトの時に岩塩の塊を土産にくれる。
お女将がほうきにまたがりながら、自分を魔女だと言っていた（笑）
その横で、まだ幼い甥っ子さんが、同じくほうきにまたがり、「僕も」と得意げに。
連れて帰りたくなるかわいらしさだった♪

ちなみにこの岩塩、毎日ひと舐めすると、体にいいそうな。
喜んでもらって帰ったけれど、度々の引越しで、只今行方不明。。。

宿の廊下は、まるで博物館！？
と思ったら、本当に公開しているとのこと。

翌日、町を離れる前に、既に目をつけていたお店で土産を調達。

カラフルな瓶の中身は岩塩。
ってことで、お土産にぴったり！
でも、かなり重い。。。

再び渡し舟で、対岸の駅へ。

特別何がというのは、自分でもよくわからないけど、予想以上に居心地のよかったハルシュタットの町。
せめて、もう１日ほしかったなぁ。

こうして、私たちの「また行きたいとこ」リストはどんどん増えていくのだ。。。