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お誕生日記念旅行

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2002/06/29 - 2002/07/07

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きりんさん

憧れていた一路屋久島へ・・・。夜間高速バスで12時間揺られて鹿児島に到着した。早々にトッピーに乗船して屋久島宮之浦に到着した。バスで田舎浜に行った。浜にはこの時期海がめが産卵にくるらしい。砂浜以外何もないところにポツンと宿が建っていた。デッキベンチが置かれて昼寝している人、本を読んでいる人がいた。私もぼんやり海を眺めているうちに夕方になっていた。バス停でバスを待っていると叔父さんが車に乗せてくれた・・・実は宿の隣りの叔父さんだった。そんなこんなで出会いの多い旅の初日は終わった・・・と言いたいところだが、部屋にカブトムシ級のゴキブリが出て、隣の現場関係で滞在している人に採ってもらいお酒まで振舞っていただいた。旅の恥はかき捨て・・・いい言葉だと思った。翌日は曇り・・・白谷雲水峡に行く。誰もいない山道。しかし常に誰かに見られているような気がする。やはり森の精霊がいるのかもしれない。突然遭遇する動物にビクビクしたり、たっぷり水分を吸った木々を見ながら進む。「お邪魔します」とつぶやきながら。やっと到着した「もののけの森」苔むした岩岩は美しく、疲れも癒してくれた。
翌日は縄文杉に出会う為に安房へ移動する。しかしここからは「365日雨が降る」と言われる程の雨量を誇る島らしく4日間降り続く。宿に新潟から車で日本を横断している老夫婦に出会う。お互い縄文杉に会う為にお父ちゃんは毎日酒飲んで待っていた。おしゃべりも楽しいんですが・・・とりあえず屋久杉ランドは大雨だけど行ってみる。誰も居ない中を歩く。雨に打たれる弥生杉もいいんだけれどなんだか物足りない・・・。
翌日は島を路線バスで巡る「なんちゃってバスツアー」を決行することにした。中間ガジュマルみているとおじいちゃんが説明してくれた。バスが来るまでお茶ご馳走になる。そのまま大川の滝を見るために終点まで乗車。そこで道を聞いたおじさんがガイドを申し出てくれた。おじちゃんの職場のトロピカルフルーツを加工する工場を見せてもらう。初めてパッションフルーツをいただく。大川の滝とバスの通らない島の西側の絶景の素晴らしさに言葉を失う。バス停でお別れして、再びバスに乗る。初の混浴露天風呂(潮が引いた時に現れる平内海中温泉)では全裸でテクテク歩くおばぁちゃんのお陰で男性に遭わず(男性が遠慮して消えて行った)おばぁちゃんとおしゃべりする。都会に住む私としては波と同じ目線でぬるいお風呂につかるってそう体験できない。次の湯泊温泉は温泉が二つあり、つい立があった。平内海中温泉の方がワイルドかもしれない。しかし雨に当たりながらだったが大海原を見ながらのお風呂は忘れられない思い出となった。
いろんな人に出会って、美味しいものいただいて縄文杉にこだわる意味がない。また訪れたら良いかも。と思い鹿児島を経由して博多の友人に会うために屋久島を後にした。

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