2006/06/07 - 2006/06/11
2164位(同エリア3077件中)
ウサギさん
大学時代にホロコーストについて少し齧ってはいましたが、恥ずかしながら「アンネの日記」はこの旅の計画が立ってから初めて読みました。
「私は思う、戦争の責任は、偉い人たちや政治家、資本家だけにあるのではありません。そうなんです、責任は名もない一般の人たちにもあるんです。・・・(略)・・・もともと人間には、破壊本能が、殺戮の本能があります。殺したい、暴力をふるいたいという本能があります。ですから、全人類がひとりの例外もなく心を入れかえるまでは、決して戦争の絶えることはなく、それまでに築かれ、つちかわれ、はぐぐまれてきたものは、ことごとく打ち倒され、傷つけられ、破壊されて、すべては一から始めなくちゃならないでしょう。」
深町眞理子訳「アンネの日記完全版」より
アンネの言葉は、この悲しい歴史がヒトラーと第三帝国だけのせいではなく、今の私たちにも関わっているのだと思い知らされます。
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西教会前にある、アンネの像
この像に、私は「凛とした少女の像」をイメージしていました。
でも実際は、たたそこに佇んでいる、「何をしているの?」と聞いたら「トラムを待ってるの」って答えが返ってくるくらいの「普通の」少女の像でした。
アンネは特別な存在ではなく、アンネのように「普通の」ひとなのに悲惨な最期を遂げたひとびとがたくさんいたのです。
アンネは、戦争が終わったら日記を基に自身の経験を発表し、いずれはジャーナリストになりたいという夢を持っていました。
日記は自分の生活を客観的に見、でも少女らしい、「みずみずしい」感性で周りの人々を観察して書かれています。
でも、そのあくまでみずみずしいままで終わってしまった現実も重い。
「アンネの家」開館10分前に着いたけれど、もう並んでる人がいました。
ひとまわりするのに2時間かかりました。(説明読むのに恐ろしく時間がかかったせいもあります;)
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この旅行記へのコメント (4)
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- kokonoさん 2006/07/24 18:24:04
- ウサギさんのアンネの日記
- ウサギさん、こんにちは
続いてのコメントは アンネの家編 ずいぶんと哲学文に近づき 戦争の責任とは 何ですかぁーになりますか・・
アンネの日記は読んでいませんが 代わりに戦争映画は 幼少時より観たり読んだりしています
戦争時における 立場の人々 私の場合は10歳で終戦を迎えました 原爆の被害には幸い免れましたが
尋常国民小学校時代 新制中学校時代 と 今から思えば戦争の傷跡は ひどいものでした
戦中は 物資が不足でゴム靴は配給制 教員も不足で代用教官 授業は運動場で竹槍の練習ばかり
戦後は 中学校のグラウンド作りと 学習机の運搬作業 勉強した覚えはありません・・とほほです
それでも爆弾が落ちてこなくなっただけ 安心して寝る事だけは出来るようになったんです
朝鮮戦争後の経済復旧で日本も立ち直りましたが 当時の日本の家屋は
ウサギ小屋だと 世界の人から言われたものです
中学卒業時に夏休みを利用して 佐世保から友人と二人で京都・東京へ無銭旅行をしたことがあるんです
友人の父親が国鉄社員なので家族無料乗車パスを利用して
睡眠場所は 公園 電車内 が殆どでした
当時の皇居前は 焼けたまま 新宿南口からは 皇居と国会議事堂を眺める事ができました それほどに途中の街は焼けていました、付録:上野不忍池では父親から貰った大事なカメラを盗られました 物騒な処でした
京都市内は 無傷のままでした 平安神宮の前の小川で 水浴びをして旅の疲れを癒したものです
以上のように日本の戦中、戦後は哀れなものです 今日の姿からは想像できないと思います
国は違って、攻める相手も異なりますが
アンネの日記の内容は 別の角度で見ているんだと私は想像しますが・・
少年の頃の体験を感慨深く 感じる思いです この辺でコメントを終わります
楽しい旅行の続き 次のページへ移動します。kokono
- ウサギさん からの返信 2006/07/27 08:50:58
- RE: ウサギさんのアンネの日記
- kokonoさん
ありがとうございます。
kokonoさんのメッセージを読んで、妹尾河童さんの「少年H」思い出しました。
ほんとうに今からは想像できないです、日本に子供の物乞いがいるとか、東京の焼け野原とか。
わたしの祖父はサイパンと、旧満州に兵隊で行っていたそうです。
小学校のころに「お年寄りから戦争の話を聞く」という宿題が出て、
祖父母から話を聞きました。
祖父は旧満州でのできごとを話していて、急に黙ってしまったので顔を見たら静かに涙を流していて、大人の男の人の涙を見たのが初めてだったのでびっくりした記憶があります。
経験しないとわからないことがあって、
いちばん辛い記憶を話すことはその当人にとってはもう一度それを体験するくらい大変なことなのだとアンネの家でも学びました。
語り継いでいくにはやはり難しいものがあるのかもしれませんが
事実は事実として、知るすべがある限りには残していかなければならないと思いました。
またのお越しを楽しみにしております♪
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- とんちゃん健康一番さん 2006/07/19 09:08:02
- 次回オランダに行ったら・・・
- ウサギさんへ
ウサギさんの旅行記を読ませてもらって思った事。
昨年、オランダに行った時、「アンネの家」に足を運ばなかったので
次回オランダに行ったら絶対に足を運びたいと思いました。
- ウサギさん からの返信 2006/07/19 20:54:52
- RE: 次回オランダに行ったら・・・
- とんちゃん
ありがとう。
アンネは特別なアンネではないけれど、
特別になってしまったことが悲しいです。
興味がなければおすすめしないし、
もし見てみたいと思っていただけるなら
ぜひ行ってほしいと思います。
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