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カンボジア旅行の4日目は、トレンサップ湖の水上生活を見に行くことにした。<br />あんまりにも暑いので、涼しくなりたいというのもあった。<br />船に乗れば、ちょっとは涼を得られるはず。<br /><br />トレンサップ湖への道は舗装されておらず、トゥクトゥクに乗って向かう旅行者は、砂埃まみれになっていた。<br />もうすぐ雨季とはいえ、まだまだ乾季なので、トレンサップ湖の水位は低かった。<br />トレンサップ湖は、乾季には琵琶湖の3倍、雨季には琵琶湖の10倍になるそうだ。<br />トレンサップ湖への途中で水牛が草を食んでいた。<br />水牛がカンボジアにもいるのか!!<br />と、感動していると、トレンサップ湖についた。<br /><br />そこから船に乗り、いよいよトレンサップ湖クルーズだ。<br />・・・トレンサップ湖は広かった・・・・。<br />中央にでると、水平線がわかる。<br /><br />いよいよトレンサップ湖での水上生活を見学。<br />木でつくった船の上で生活する人々を船から見る。<br /><br />ここで、奇妙なことに気が付く。<br />船から、住民が手を振ってくれるのだ。<br />しかも、皆一様に、フレンドリーに。<br />・・・なぜ?<br />モーターの爆音で生活を横切っている旅行客を、わずらわしいと思っても<br />歓迎をしようという気にはならないんじゃないかと思った。<br /><br />だが、その疑問はすぐに予想ができた。<br />入場料だ。<br />トレンサップ湖での水上生活見学に支払ったわりと高額なお金を思い出した。<br />きっと、観光地として見世物にする見返りとして、住民はいくらかもらっているのだろう。<br />彼らにしてみれば、私たちはスポンサーなのだ。<br /><br />でもまあ、それで利害が一致して、お互いに気持ちよい関係が築けるのなら<br />それもよいのだろう。<br /><br />そう思いながら、トレンサップ湖なかほどの休憩地に到着した。<br />休憩地は、やはり船で、そこにはワニや魚が養殖されていた。<br />「トレンサップ湖には、ワニがいるの!?」とガイドさんに尋ねると<br />「いいえ。いません。あれは街で買ってきました」<br />・・・・・見世物用かよ!!!(笑<br />だんだんこのあたりで、カンボジアが見えてきた気がする。(笑<br /><br />船の中を探索していると、船に頬杖をつく少年がいた。<br />なんと、一寸法師のように、タライにのって、棒のような櫂でこいでいるのだ。<br />そんなかれが、私たちのほうを見ながら、ジェスチャーをする。<br /><br />水をくれ。<br />なんか、くれ。<br /><br />ようは、物乞いなのであった。<br />タライに乗った一寸法師。<br /><br />しかも、このとき、船の中にも、私のアクセサリーを狙う、女の子の物乞いがいた。<br />前門の虎、後門の狼。<br />すたすたと逃げながら、こんなとき用に用意した飴を取り出す。<br /><br />反応がおもしろそうだったので、ツレのS子に、「アノ子にあげてみ?」といってみる。<br />S子は、「か、噛み付かれないかな???」と、おどおどしながら、飴を差し出した。<br />すると、少年はさっと受け取り、去っていった。<br />潔い。<br /><br />カンボジアには、本当に沢山の物乞いがいる。<br />老若男女かかわらず。<br />そんななかで、誰一人助けることも、どうすることもできない私は<br />こんなビジネスライクな物乞いの少年たちを見て、自分の罪悪感を消すために<br />こんな結論にたどり着いた。<br /><br />彼らは、営業部長だ!!!!!<br /><br />そう思って、彼らを見始めると、営業テクニックがわかってくる。<br />幼い少女は、自分を一番可愛く見せる、上目遣いで。<br />母親は、全裸の子供を抱いて、掲げてみせる。<br /><br />本当にたくましい。<br /><br />この旅で、なんだかやっと彼らの生活をのぞけた気がする。<br />

カンボジア紀行4日目 −水上生活と営業部長-

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2006/05/06 - 2005/05/10

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sakurareport

sakurareportさん

カンボジア旅行の4日目は、トレンサップ湖の水上生活を見に行くことにした。
あんまりにも暑いので、涼しくなりたいというのもあった。
船に乗れば、ちょっとは涼を得られるはず。

トレンサップ湖への道は舗装されておらず、トゥクトゥクに乗って向かう旅行者は、砂埃まみれになっていた。
もうすぐ雨季とはいえ、まだまだ乾季なので、トレンサップ湖の水位は低かった。
トレンサップ湖は、乾季には琵琶湖の3倍、雨季には琵琶湖の10倍になるそうだ。
トレンサップ湖への途中で水牛が草を食んでいた。
水牛がカンボジアにもいるのか!!
と、感動していると、トレンサップ湖についた。

そこから船に乗り、いよいよトレンサップ湖クルーズだ。
・・・トレンサップ湖は広かった・・・・。
中央にでると、水平線がわかる。

いよいよトレンサップ湖での水上生活を見学。
木でつくった船の上で生活する人々を船から見る。

ここで、奇妙なことに気が付く。
船から、住民が手を振ってくれるのだ。
しかも、皆一様に、フレンドリーに。
・・・なぜ?
モーターの爆音で生活を横切っている旅行客を、わずらわしいと思っても
歓迎をしようという気にはならないんじゃないかと思った。

だが、その疑問はすぐに予想ができた。
入場料だ。
トレンサップ湖での水上生活見学に支払ったわりと高額なお金を思い出した。
きっと、観光地として見世物にする見返りとして、住民はいくらかもらっているのだろう。
彼らにしてみれば、私たちはスポンサーなのだ。

でもまあ、それで利害が一致して、お互いに気持ちよい関係が築けるのなら
それもよいのだろう。

そう思いながら、トレンサップ湖なかほどの休憩地に到着した。
休憩地は、やはり船で、そこにはワニや魚が養殖されていた。
「トレンサップ湖には、ワニがいるの!?」とガイドさんに尋ねると
「いいえ。いません。あれは街で買ってきました」
・・・・・見世物用かよ!!!(笑
だんだんこのあたりで、カンボジアが見えてきた気がする。(笑

船の中を探索していると、船に頬杖をつく少年がいた。
なんと、一寸法師のように、タライにのって、棒のような櫂でこいでいるのだ。
そんなかれが、私たちのほうを見ながら、ジェスチャーをする。

水をくれ。
なんか、くれ。

ようは、物乞いなのであった。
タライに乗った一寸法師。

しかも、このとき、船の中にも、私のアクセサリーを狙う、女の子の物乞いがいた。
前門の虎、後門の狼。
すたすたと逃げながら、こんなとき用に用意した飴を取り出す。

反応がおもしろそうだったので、ツレのS子に、「アノ子にあげてみ?」といってみる。
S子は、「か、噛み付かれないかな???」と、おどおどしながら、飴を差し出した。
すると、少年はさっと受け取り、去っていった。
潔い。

カンボジアには、本当に沢山の物乞いがいる。
老若男女かかわらず。
そんななかで、誰一人助けることも、どうすることもできない私は
こんなビジネスライクな物乞いの少年たちを見て、自分の罪悪感を消すために
こんな結論にたどり着いた。

彼らは、営業部長だ!!!!!

そう思って、彼らを見始めると、営業テクニックがわかってくる。
幼い少女は、自分を一番可愛く見せる、上目遣いで。
母親は、全裸の子供を抱いて、掲げてみせる。

本当にたくましい。

この旅で、なんだかやっと彼らの生活をのぞけた気がする。

  • 手を振る女の子。<br />手を振らなきゃいけないと教えられているかのように<br />礼儀正しく律儀に手を振ってくれた。

    手を振る女の子。
    手を振らなきゃいけないと教えられているかのように
    礼儀正しく律儀に手を振ってくれた。

  • たらいにのった営業部長。<br />ミルキーをあげたら、去っていきました。<br />

    たらいにのった営業部長。
    ミルキーをあげたら、去っていきました。

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