2006/05/18 - 2006/05/19
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buchijoyceさん
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5月18日(木)
予報では雨だったが、外を見ると雨は降っていない。珍しく朝の散歩に出かける。隠岐騒動の碑を写真に撮っておきたかったのである。まだ人気のない道を碑のそばまでいき、写真を撮った。碑の下に隠岐騒動の説明がついている。それも撮った。隠岐騒動とは島後の住民が松江藩の郡代に抗議し、郡代を追放して81日間だったが自主政府を作ったことである。結果は松江藩によって鎮圧され、悲劇に終わっ てしまったが、自主政府を打ち立てたという気概は大いに買いたいものだ。
ついでに車どおりのない広い道も写真に撮った。そのまま八尾(やび)川にかかった天神橋を渡り向こうの水祖神社(みおやじんじゃ)まで行く。
社は水の神さま、由来も書いてある。さっそくお天気をお願い。
イカ釣り船なんだろうか、電灯のいっぱいぶら下がっている船が八尾川沿いに何隻も停泊している。いさり火はこの漁船が並ぶのだろう。
ホテルへの途中、昨日の酒屋さんの前を通ったが、お店はまだ開いていなかった。開いていたら純米大吟醸を買いたかったが。まぁいいか。まだ純米吟醸があるから、どこかでまた買えるだろう。朝食を食べていると、お祈りの霊験あらたか、曇り空から光も漏れてくる。いままで白かった海の水が少しだけ青く見える。これはいい。私は神様にひいきにされてるんだ。神様に感謝!
朝食には、朝からイカの刺身がついた。
8時半、下りていくと平野さんが迎えに来てくれていた。お天気に「奇跡です」と言いながら、粒ウニを一瓶ずつお土産にくれた。「高価なものをありがとうございます」これでウニご飯をつくってみよう。昨日の車中、平野さんがうにご飯の作り方を伝授してくれた。洗った米に油揚げとをニンジンを刻んで加え、真ん中にウニをのせ、塩と酒で味付けして炊くだけだという。二回作れば、自分の味が出来るからと。ついでにサザエご飯の作り方も教わった。
都万(つま)で舟屋を見る。「被写体になると言って写真愛好家たちが押しかけるんですよ」と言われたが、「いや〜、丹後の方が絵のなる」と私。丹後のは家の下が船の停泊場だが、ここのはほんとに船を上げるための倉庫だ。半円形の棹がずらっと並んでいる。海と舟屋と後の松がいい被写体になるんだろうね。舟屋を撮るために防波堤のさっきっぽまで歩いていった。海の水はきれいで、透明度が高い。ぽつんとひとつ、クラゲがういている。なるほど、これだから夜光虫がいるんだね。
カモたちがいるツツジ公園。ツツジが満開できれい。近々ツツジ祭りがあるらしい。池のカモたちは餌を貰った後らしく、呼んでも知らん顔している。せっかく平野さんがパンをお土産に買ってきてくれたのに。いつもは車の音を聞きつけて、飛び出してくるそうだ。
山道を走ると、キジが道に出てくる。オスにもメスにも会った。朝はケーンケーンとうるさいくらいに鳴くそうだ。海辺に宿を取ったので、キジの声は聞こえなかったが、次回は山の方に宿を取ってみよう。
壇鏡(だんきょう)神社の鳥居をくぐり、木々の茂る道を登ると、断崖の下に社があり、滝は社を隠すように40mもの高さから落ちている。この壇鏡の滝は日本の滝百選にはいっている。がけの下を通って、裏から滝を見る。裏見の滝だ。今は水が少ないそうだ。ここの水は名水。
神社のすぐ下に公衆トイレがある。このトイレは水洗にこの名水を利用している。名水の方が近いので、費用が安上がりだからだという。そこで野次馬は名水のトイレに入ってみた。???
隠岐国分寺。階段を上るときれいに刈り込まれたツツジの参道が続く。境内でマイクから流れるこの寺の説明を聞くことが出来る。隠岐の島々も明治の廃仏毀釈でたくさんの寺や塔が壊されてしまったそうだ。ここにもその痕跡が随所で見られる。バカなことをしたもんだ。
「註:廃仏毀釈 はいぶつきしゃく
仏教をきらって排斥する運動。とくに明治維新の直後、1868年(明治元)3月以降に発せられた一連の神仏分離令により、全国的におこなわれた寺院、仏像、仏具などの破壊活動をさす。」(エンカルタ百科辞典より)
ここで隠岐に流された後醍醐天皇(ごだいごてんのう 1288〜1339)が出てくる。天皇は強烈な個性の持ち主だったらしい。歴史では院政を廃し、鎌倉幕府を倒し、建武の新政を始めるが、独裁と急進的で足利尊氏に反旗を翻され、吉野に南朝を開くことになる、と習う。島後にも、西の島にもご在所がある。西の島から山名氏の助けを借りて船で脱出。足利尊氏や楠正成の助けを借りて倒幕をするのはそれからだ。そして時代は鎌倉から室町に代わって行く。
「モーモードームに行きますか?」「牛突き場ね。そういうのは好きじゃない」牛突きは牛が角と角とを突合せ、逃げたら負けの勝負なので、血を流すことも殺し合うこともないという。なら、いいけど。でもパス。
モーモー大会で優勝している大きな牛さんに会いに行った。牛さんは小屋の中、写真は撮れない。で、外で遊んでいる牛さんにモデルになってもらった。肉牛だそうだけど。
玉若酢命神社(たまわかすみことじんじゃ)。先ず目を見張るものは八百杉。大きいねぇ。樹齢2000年。中は空洞でかろうじて支えられているという。ぐるりと回って、幹に触れ、口々に「元気でね。長生きしてね」と言う。お前達の何百倍も長生きしているんだよ。長生きしてねはないだろうと杉に言われそうだ。
木の裏側にまわると、空洞が見て取れる。その空洞にウズグモが網を張っていた。クモの姿は見えなかったが、きれいな渦。マクロを持っていなかったので、28mmでやっと。
神社にお参り。もちろんお天気をお願いするのだ。
隣の億岐家に伝わる宝物殿には駅鈴(えきれい)がある。律令制の頃、通信伝達のための手段として駅馬(えきば)と伝馬(てんば)の制度があった。7世紀から〜、一定区間、20kmごとに駅が置かれ、駅には馬が配置されていた。使者は駅鈴を鳴らし、使者であることを証明した。スポーツとしての駅伝はこれを倣っている。ここの駅鈴は使われることがなかったので、新品のまま保存されたという。録音してある駅鈴の音も聞ける。よく響く音だ。
宝物殿の外には変わった竹が生えていた。
節がクロスして編んだようになっている。突然変異だと説明してある。佛面竹というのだそうだ。
車はそのまま港へ。特注のお弁当を受け取り、平野さんとはここでお別れ。お世話になりました。平野さんの名ガイドもあって、すっかりこの島が気に入りましたよ。
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この旅行記へのコメント (1)
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- anyaさん 2007/01/31 04:20:20
- 判らなくなりました
- 矢尾川は、八尾川でなかったか?
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