ユダヤ人の歴史をハンブルクに見る

2006/06/14 - 2006/06/14

ハンブルクでユダヤ人に知り合いました。その一面を教わりました。
また、歴史博物館でも、Jews in Hamburg の常設展をみて、一角を勉強しました。

エリア ハンブルク(ドイツ)

街角でのバザーはきわめてありふれた風景です。でも、その裏に、ユダヤ人の迫害された歴史があるとは、なかなか想像できません。
ユダヤ人社会の結束の強さや常に収入を得る道を探す精神も身近に見ました。（昔住んでいたところに常に帰ってきます。また、裕福で余業をする必要がなくても、労働して収入を得る努力をします。）

義捐金があつまると、このような金属製のネームプレーとをつくって、歩道に埋めます。

場所により、おおぜいのこともあり、ひとりだけのこともあります。ゆかりの場所を選んで埋めるのでしょう。1941年との記述が多いのに気付きます。

ヒットラーが政権をとったのは１９３３年。ユダヤ人への組織的な迫害は1938年11月9日から10日にかけてのが悪名高いものです。1941年秋には、ハンブルクのほぼ全員のユダヤ人がミンスクやリガに輸送されました。1933年に17,000人いたというハンブルクのユダヤ人が1945年5月には数百人しか残っていなかった、とのことです。（以上は歴史博物館の展示から。）