エーゲ海クルーズ写真集【67】キリスト教騎士団が建設した中世の都市ロードス

2006/03/09 - 2006/03/09

2006年3月9日（木）

14世紀、ビザンチン領だったロードスを占領した聖ヨハネ騎士団は、キリスト教徒の聖地巡礼の基地的な役割を演じ、同時に付近を航行するイスラムと戦ったため、ヨーロッパから多額の寄進を受けたと言われる。

イスラムの海上輸送軍団には、多くのキリスト教奴隷が含まれていた。

しかしイスラム側から見れば、騎士団も海賊だったのだろう。

とに角その財力によって、騎士団長の館や病院、街を取り巻く強固な城壁が築かれた。

聖ヨハネ騎士団は、ロードス騎士団と呼ばれるようになったが、16世紀オスマントルコに追われてマルタ島に移り、現在はマルタ騎士団と呼ばれている。

この騎士団は500人程度の規模で、出身地により8つのグループに分けられ、兵力の合計は7,000人程度だったらしい。

その後ナポレオンのマルタ侵攻で領土を失っているが、ローマに建物一棟を持ち、国連では独立国家と同様の主権が認められ、オブザーバーとして参加できる一種の「国際組織」と扱われている。

城壁を通り抜け、港に面した海岸通りを歩き、新しい小奇麗な街並みに入る。
中華料理店を探そうと、5人に尋ね、ようやく探し当てる。

途中小間物店の親切なおじさんは、かつての船乗りで、横浜や神戸が懐かしいと言っていた。

エリア ロードス島(ギリシャ)

ロードスの
中華料理

中華料理店の
カウンター

中華料理店の
内部

道で出会った
おじさん

ロードスの
中華料理店

ロードスの
横丁

街のキオスク

海岸の公園

遠くに
コスタ・フォルチューナ号が
見える

海の色が美しい

港の点景

漁師さんだろうか

港の風景

ロードスの
バス

ロードスのバス停

猫がいる

野の花

道端の
コクリコ

飴の種類

露天の店先

店番は
昼寝中

城壁をくぐって
古い街に戻る

裏町のレストラン

日差しが強い

土産物屋

泉にとまる
ハト

この旅行記へのコメント （2）

• azianokazeさん 2006/06/20 13:29:10

  あれは何年前？

  マルタ騎士団が現存して国連等でも一定のポシションを持っていることをはじめて知りました。
  ロードス島については塩野七生の小説でも読みましたが、何よりもこの島の小さな教会でふたりだけの結婚式を挙げました。（たまたま日本の式場案内所のメニューに入っていたので、トルコ・ギリシア・イタリアツアーの途中ロードス島に立寄る形で。）
  教会での式の後市庁舎へ案内され婚姻契約書にサインなどしたのですが、2年余りで離婚しました。
  ロードス島は懐かしくもあり、避けて通りたくもあり、そんな島です。

  片瀬貴文さん からの返信 2006/06/20 21:07:19

  RE: あれは何年前？

  ご訪問有難うございます。
  ロードスは、思い出の地なのですね。
  
  私は晴天に恵まれ、夢のような一日でした。
  またのご来訪をお待ちします。