2006/03/09 - 2006/03/09
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ソフィさん
2006年3月9日(木)
明け方、船は次第に舵を北に切り、エーゲ海に向かう。
心配していた天候は、好転の兆しを見せ、遠くに島影を見る。
やがて船はドデカネスの島々の間を通り、左にトルコを見て、ロードスに近づく。
左舷にトルコの山を望みながら朝食を摂り、9時ロードスに接岸した。
デッキから見たロードスの町は、高い城壁に囲まれていて、世界遺産の貫禄充分に見える。
次第に雲が切れ、太陽が雲間からもれ始め、町は朝の陽に輝いている。
オプショナルツァーの客が下船し、出口が静かになってから、船を降りる。
今日はこの中世の街をブラブラ歩きながら、昔の夢を存分に見たい。
さすがに、名にし負うエーゲの海。
空は青く、海も蒼い。
ギリシアの旗がはためく入出国事務所を右に見て、鉄柵の門を出ると、行く手に見上げるばかりの城壁が、垂直にそそり立っている。
その城壁の中に、世界遺産の町が生きているのだ。
城壁にポッカリあいたアーチをくぐれば、そこは中世なのだ。
アーチから振り返るコスタ・フォルチューナ号は、真青な空を背景に、堂々たる威容を見せている。
しばらく、その姿に見とれてたたずむ。
城内に一歩踏み入れ、先ず敷石の風情にエーゲの文明を感じる。
やや扁平な玉石を縦に並べてあり、石の合い間にみどりの草が萌えている。
もちろんこの石畳が、中世のものではない。
何度も敷き直されたものだろうが、私はこんなものにまで感動する心理状態なのだ。
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しばらく歩くと
城壁にもう一つの門がある
この石積みの重厚さに
町を守ろうとする強い意志が
籠もっている -
エーゲ海の明るい青と
ふんだんに注ぐ陽光が
飾られている絵に
生命を与えている -
城壁は
歴史の重さを感じさせる -
城壁に張り付いた
露天の土産物店 -
ここからも
コスタ・フォルチューナ号が
見える -
しばらく歩くと
城壁にもう一つの門がある
この石積みの重厚さに
町を守ろうとする強い意志が
籠もっている -
エーゲ海の明るい青と
ふんだんに注ぐ陽光が
飾られている絵に
生命を与えている -
城壁は
歴史の重さを感じさせる -
城壁に張り付いた
露天の土産物店 -
ここからも
コスタ・フォルチューナ号が
見える -
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ロードスの地図
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遺跡の敷石
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ひなげしも
交じる -
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