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2006年のゴールデン・ウィークはオランダとベルギーに出かけました。オランダは以前、トランジットのあい間に数時間だけ散策したことがあり、いつかゆっくりと歩いてみたいと思っていました。<br />二日目のお天気はあいにく小雨がパラつく空模様で、気温もかなり下がりましたが、トラムが市内を縦横無尽に走っているおかげで十分楽しめました。

雨のアムステルダム 2006年 春

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2006/04/30 - 2006/05/01

2007位(同エリア3072件中)

7

20

BATT_MAN

BATT_MANさん

2006年のゴールデン・ウィークはオランダとベルギーに出かけました。オランダは以前、トランジットのあい間に数時間だけ散策したことがあり、いつかゆっくりと歩いてみたいと思っていました。
二日目のお天気はあいにく小雨がパラつく空模様で、気温もかなり下がりましたが、トラムが市内を縦横無尽に走っているおかげで十分楽しめました。

同行者
カップル・夫婦
交通手段
鉄道
航空会社
KLMオランダ航空
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行なし)
  • ベギンホフ<br />雨の「修道院」を訪れました。市内のド真ん中にありますが、入口はこの小さな扉なので見つけにくいかも。そもそも観光地ではなく、むしろ閉じられた空間なので当然です。

    ベギンホフ
    雨の「修道院」を訪れました。市内のド真ん中にありますが、入口はこの小さな扉なので見つけにくいかも。そもそも観光地ではなく、むしろ閉じられた空間なので当然です。

  • ベギンホフ<br />ベギンホフとは、「ベギン会修道院」と訳されることが多いですが、そもそもは戦争中に残された女性たちが集まって生活することで、自分達の身を守ったことが始まりだそうです。修道院とすることで中庭に囲まれた区画一帯が「聖域」となり戦火から逃れる効果もありました。

    ベギンホフ
    ベギンホフとは、「ベギン会修道院」と訳されることが多いですが、そもそもは戦争中に残された女性たちが集まって生活することで、自分達の身を守ったことが始まりだそうです。修道院とすることで中庭に囲まれた区画一帯が「聖域」となり戦火から逃れる効果もありました。

  • ベギンホフ<br />質素で落ち着いた佇まいのベギンホフの中心的存在はもちろんこの教会。

    ベギンホフ
    質素で落ち着いた佇まいのベギンホフの中心的存在はもちろんこの教会。

  • ベギンホフ<br />内部も外観同様いたって質素。華美な装飾はなく、純粋に祈りの場という感じです。

    ベギンホフ
    内部も外観同様いたって質素。華美な装飾はなく、純粋に祈りの場という感じです。

  • ベギンホフ

    ベギンホフ

  • 雨宿りに立ち寄った百貨店の窓からの眺め。

    雨宿りに立ち寄った百貨店の窓からの眺め。

  • 小さな橋と自転車

    小さな橋と自転車

  • アムステルダム大学<br />大学の創立は1632年と非常に歴史の長い大学で、1877年に現在のアムステルダム大学となりました。写真の校舎はもともと養老院だった建物を利用したものです。

    アムステルダム大学
    大学の創立は1632年と非常に歴史の長い大学で、1877年に現在のアムステルダム大学となりました。写真の校舎はもともと養老院だった建物を利用したものです。

  • アムステルダム大学<br />こちらはモダンなガラス窓の校舎。

    アムステルダム大学
    こちらはモダンなガラス窓の校舎。

  • 東インド会社<br />1602年 3月20日 に設立された、世界初の 株式会社 です。「会社」といっても商業活動以外に、 条約 の締結、 植民地の 経営権などさまざまな特権を持ち、 アジア での交易や植民を通して、一大海上帝国を築きました。<br />ここで言う「インド」とはインド一国のみを指すものではなく、 ヨーロッパ 地方以外の地域全般を意味しています。<br /><br />*この写真は複数の写真を繋ぎ合わせています。ひずみが大きいですが、ムリヤリ一枚に合成してみました。

    東インド会社
    1602年 3月20日 に設立された、世界初の 株式会社 です。「会社」といっても商業活動以外に、 条約 の締結、 植民地の 経営権などさまざまな特権を持ち、 アジア での交易や植民を通して、一大海上帝国を築きました。
    ここで言う「インド」とはインド一国のみを指すものではなく、 ヨーロッパ 地方以外の地域全般を意味しています。

    *この写真は複数の写真を繋ぎ合わせています。ひずみが大きいですが、ムリヤリ一枚に合成してみました。

  • 東インド会社

    東インド会社

  • 木製の小さな跳ね橋

    木製の小さな跳ね橋

  • 南教会と跳ね橋

    南教会と跳ね橋

  • 家族でお出かけ(推定)。これからみんなで夕食に行くのでしょう(これも推定)。それにしても、街中では自家用車よりたくさんの自家用船を目にします。ごくありふれた風景です(これは事実)。

    家族でお出かけ(推定)。これからみんなで夕食に行くのでしょう(これも推定)。それにしても、街中では自家用車よりたくさんの自家用船を目にします。ごくありふれた風景です(これは事実)。

  • 目の錯覚ではなく、明らかに、完全に、傾いています。

    目の錯覚ではなく、明らかに、完全に、傾いています。

  • ムント塔<br />十五世紀後半に建てられた城壁の一部で、見張り塔の役目を果たしていました。城壁は1620年の火事により焼失してしまい、見張り塔だけが現在も残っています。<br />「ムント」は硬貨という意味で、かつてはここで硬貨が鋳造されたことからこの名が付きました。

    ムント塔
    十五世紀後半に建てられた城壁の一部で、見張り塔の役目を果たしていました。城壁は1620年の火事により焼失してしまい、見張り塔だけが現在も残っています。
    「ムント」は硬貨という意味で、かつてはここで硬貨が鋳造されたことからこの名が付きました。

  • カナル・クルーザーとアムステルダム中央駅

    カナル・クルーザーとアムステルダム中央駅

  • アムステルダム中央駅 <br />駅内部は鉄とガラスで構成された大きく長い空間。いかにも19世紀末のヨーロッパ鉄道駅という印象。

    アムステルダム中央駅
    駅内部は鉄とガラスで構成された大きく長い空間。いかにも19世紀末のヨーロッパ鉄道駅という印象。

  • アムステルダム中央駅 <br />構内、プラットホームのすぐ横にカフェ・レストランがあります。その昔は一等客室利用者専用の食堂だったそうです。もちろん今はどなたでもご利用になれます。

    アムステルダム中央駅
    構内、プラットホームのすぐ横にカフェ・レストランがあります。その昔は一等客室利用者専用の食堂だったそうです。もちろん今はどなたでもご利用になれます。

  • アムステルダム中央駅 <br />無数のリベットで埋め尽くされた無骨な鉄骨と、植物をモチーフにした繊細な装飾。色使いもセンスありますね。

    アムステルダム中央駅
    無数のリベットで埋め尽くされた無骨な鉄骨と、植物をモチーフにした繊細な装飾。色使いもセンスありますね。

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この旅行記へのコメント (7)

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  • ElliEさん 2012/10/24 14:21:25
    ベギンホフ
    はじめまして。

    9月にオランダ旅行をしてきました。
    アムステルダムでベギンホフに是非行きたいと思い、自分なりに色々調べ、実際に行ってとても感動して帰ってきました。

    さて旅行記を書いて、他にはどんなクチコミがあるかなとチェックしたら、ベギンホフを訪れたという旅行記はBATT_MANさん以外見つからず・・・。
    クチコミも登録されておらず・・・。

    とても思いのこもった場所なので、施設登録しようか・・・観光地とは違うのだから、このままそっとしておこうか・・・。

    誰にも教えたくない。でも、他の人も見つけて感動してほしい・・・。

    そんな思いにかられる場所ですね。

    BATT_MAN

    BATT_MANさん からの返信 2012/10/24 22:04:41
    RE: ベギンホフ
    ElliEさん こんばんは。
    書き込みいただき、ありがとうございます。

    ベギンホフ、、久しぶりに自分の旅行記を見て「懐かしいなあ」って思いました。
    そしてElliEさんの旅行記を拝見し、「そういう背景があったのかぁ」と勉強になりました。

    アムステルダムに行ったのは2006年なので早くも6年前になり、かなり記憶が
    薄れているのですが、ベギンホフはひときわ静かで落ち着いた雰囲気が今でも
    印象に残っています。ElliEさんのように「絶対行くぞ〜」と気合いを入れて
    訪れたわけではなかったのですが、ホントに行って良かったと思っています。

    という訳で、街中のにぎやかさと打って変わって静かな雰囲気が魅力の場所
    ですので、観光地化促進はせず「隠れ家」のまま温存というお考えに一票です。

    今後ともよろしくお願いします。
  • rayさん 2006/07/10 22:11:02
    無骨なリベットが懐かしい
    はじめまして♪

    アムステルダム中央駅の無骨なリベットを懐かしい気持ちで見せていただきました。
    私もこのGWにオランダを旅してきました。
    とは言ってもBATT_MANさんより少し遅れて3日にオランダ入りだったのですが…
    着いた翌日に駅に有るはずのVVVを探しまわって、一番端っこのホームで
    例の無骨なリベットの間に有るVVVを発見しましたが、分かりにくいところに観光案内所(VVV)を作るもんですよね。
    日本ではちょっと有り得ないような気がします。

    今回が始めてのオランダ旅行だったのですが、期待を裏切らない素晴らしい国だったという印象です。特に家並みと運河がとても散策していても落ち着きました。

    これから、他のオランダの街の旅行記やベルギーの旅行記をアップされる事と思いますが、楽しみにしています。

    BATT_MAN

    BATT_MANさん からの返信 2006/07/11 22:42:46
    RE: 無骨なリベットが懐かしい
    rayさん こんばんは。
    書き込みありがとうございます。

    アムステルダム中央駅は19世紀末の建築で、外観はネオ・ルネッサンス様式ですが
    ちょうど鉄とガラスを組み合わせた建築のブームでもあったこのころの建物は
    鉄の骨組みそのものを魅せる装飾が頻繁に見られます。金属の持つ硬質なイメージと
    同時に優れた手工芸技術の名残りによる繊細な装飾が高次元にバランスされた
    この時期独特の美しさですね。これ以降、急速に広まった規格品の大量生産により
    建物の独自性は失われて行きます。アール・ヌーヴォーは宿命的に短命な装飾様式
    だったのでしょうか。

    観光案内所があのそばにあったんですか? いやー、私は全然気付きませんでした。
    たまたま、あの近くにあるトイレに行ったので、レストランや鉄柱の写真を撮った
    だけでした。

    rayさんのHPにもオランダの旅行記がアップされていますね。
    これからゆっくり拝見しま〜す。
  • SUR SHANGHAIさん 2006/06/21 01:15:47
    お久しぶりです。 ヽ(^o^)丿
    今年のGWはヨーロッパにいらっしゃったんですね。(*^_^*)
    石造りの重厚さと古さを兼ね合わせた町並みが懐かしく思い出されます。
    住んでいた時には、冷たくて重苦しいとも思ったりしたんですが。

    私はベネルクスのうちでは、オランダが一番好きでした。
    出会った人たちにも恵まれたせいもあるんでしょうけど、周辺国にはあまり見られない規模で水路が広がっている風景+跳ね橋や風車が点在している様子にホッと息抜きが出来た思い出があります。

    私はGWには逆に日本に帰省していました。久々にお花見気分を味わえてうれしかったです。(*^_^*)

  • SUR SHANGHAIさん 2006/06/21 01:15:47
    お久しぶりです。 ヽ(^o^)丿
    今年のGWはヨーロッパにいらっしゃったんですね。(*^_^*)
    石造りの重厚さと古さを兼ね合わせた町並みが懐かしく思い出されます。
    住んでいた時には、冷たくて重苦しいとも思ったりしたんですが。

    私はベネルクスのうちでは、オランダが一番好きでした。
    出会った人たちにも恵まれたせいもあるんでしょうけど、周辺国にはあまり見られない規模で水路が広がっている風景+跳ね橋や風車が点在している様子にホッと息抜きが出来た思い出があります。

    私はGWには逆に日本に帰省していました。久々にお花見気分を味わえてうれしかったです。(*^_^*)

    BATT_MAN

    BATT_MANさん からの返信 2006/06/22 22:19:47
    RE: お久しぶりです。 ヽ(^o^)丿
    SUR SHANGHAIさん こんばんは。
    書き込みありがとうございます。

    ほんとにご無沙汰しております。GWに旅行には行ったものの、なかなか
    写真の整理が付かず、旅行記のUPも放ったらかしでした。

    今回、オランダとベルギーに訪れたのですが、私もどちらかと言えば
    オランダの町並みの方が印象に残っています。建物も街の造りも
    大き過ぎず、散策にぴったりな感じですね。
    オランダ人はすごく大きいですけど、、、。

    そのうち、ベルギー編もアップしたいと思っています。また遊びに来て下さい。
    そちらにも、ちょくちょくお邪魔します。

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