2006/04/10 - 2006/04/11
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SUR SHANGHAIさん
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前回のKOON SENG ROAD(クン・セン・ロード)編の続きです。
PAYA LEBAR(パヤ・レバ)駅から歩いて行けるMALAY VILLAGE(マレー・ヴィレッジ)。
その裏手あたりからEAST COAST ROAD(イースト・コースト・ロード)方向へ南北に伸びているのがJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)。
ここはKOON SENG ROAD(クン・セン・ロード)にある典型的なプラナカン住居とはちょっと違って、1階は店舗、2階は住居のショップ・ハウスの町並みが続くところ。
カラフルなプラナカンの町並みが続きます。
市の中心からも近いので、高層ビルの眺めに飽きたら行ってみてくださいね。
プラナカンは、簡単に言うと、17世紀にマレー諸島に渡った中国系移民の子孫のことらしい。
文化、伝統、生活様式、食生活も、中華風にマレー風の入り混じったスタイル。
シンガポールの観光インフォで仕入れた資料によると、
プラナカンの住居は西洋+東洋の建築様式や装飾が折衷されたスタイルでコリント様式の柱、地中海風の窓や鎧戸、中国風絵柄の装飾タイルが取り入れられています。
表紙の画像は、JOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)の脇道で見つけたショップ・ハウスの1軒。
●PAYA LEBAR(パヤレバ)駅への行き方●
MRTのCITY HALL駅からだと東西線の空港方面行きで5つ目のPAYA LEBAR駅。所要時間10分くらい。
PAYA LEBAR駅のAの出口から左手方向数百mのMALAY VILLAGE(マレー・ヴィレッジ)裏手あたりから延びるJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)沿いや横道に、カラフルで楽しいプラナカンの町並みが続きます。
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MRT東西線PAYA LEBAR(パヤ・レバ)駅のAの出口から左手方向数百mの所にあるGEYLANG SERAI MARKET(ゲイラン・セライ・マーケット)。
緑地の向こうに青い屋根が架かっているのが駅からも見えます。
中には果物などの生鮮食品、日用雑貨・衣料品、ホーカーズ(屋台が集まった市場風の場所)も入っていて、地元の人たちで賑わいます。
場所柄、衣料品やホーカーズのお店はマレー系が多い所。
画像のような刺繍入りのシャツがいい感じ。
二枚10ドルのお店もありますが、質があまりいいとは言えないので、もう少し上のランクのものを探してみてください。
あ、そうそう、匂いの強烈なドリアンは公共交通機関への持ち込みは禁止なのでご注意を。 -
SUR SHANGHAIはこの日、このGEYLANG SERAI MARKET(ゲイラン・セライ・マーケット)のホーカーズでお昼。
いろいろなお店がありますが…、 -
…今日はご飯物を食べたいので、マレー系のお店のNASI LEMAK(ナシ・ルマッ)に決定。
ココナッツ風味に炊き上げられたご飯に、いろいろおかずが付いてきます。
お店によっては自分でおかずを選んで計算してもらう所と、決まった値段とおかずで定食風に出される所があります。
どこでも必ず付いてくるのは、油で揚げたカリカリのピーナッツとシラス、キュウリと辛みそ。
うまく炊き立てのご飯に当たるとおいしいですよ〜。
これらをお好みで混ぜ合わせながらどうぞ。
ここは3.5シンガポール・ドルでこんな内容。
揚げた魚と卵だけで野菜が足りないなあ。
別のお店で野菜炒めも頼んで待っているところ。
サトウキビ・ジュースは案外さっぱりした甘さでお勧め。どこでも1ドルくらい。 -
GEYLANG SERAI MARKET(ゲイラン・セライ・マーケット)からSIMS AVENUE(シムス通り)を渡った所にはMALAY VILLAGE(マレー・ヴィレッジ)。
マレーシアの文化を展示してあって入場料5シンガポール・ドルでしたが、この時は展示が貧弱でした。
そのMALAY VILLAGEの裏手あたりから始まるJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)。
ホテルもこんな色合いのプラナカン様式を取り入れた町並みになります。 -
JOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)に入ったあとは、こんなカラフルなプラナカンの家々が並びます。
これは、1階は商店2階は住居のショップ・ハウスと呼ばれるスタイル。
道筋には周辺地図が立っているので、それに載っている市場やホーカーズなどに行ってみるのもいいですよ。
ここから先は、用事のため横道に入ったり出たりの繰り返しで、必ずしもこのJOO CHIAT ROAD沿いの町並みではありませんが、その周辺の町並みご紹介になります。
注: ホーカーズと言うのは、屋台が集合した市場風の場所。フード・コートとも呼ばれます。 -
JOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)沿いは、1階が店舗、2階が住居の造りのショップ・ハウスと言われるスタイルが多い。
1階も住居の典型的プラナカン様式住宅の並ぶKOON SENG ROAD(クン・セン・ロード)はこの道筋の横道の一つ。
その様子が知りたい方は下記も併せてご覧ください。
★プラナカンの住居が並ぶ街並み(1) −カトン地区クン・セン・ロード
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10069583/ -
一部取り壊されて空き地になった場所からは、こんな町並みが見えるJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)あたり。
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1階部分はアーケード風になっているショップ・ハウス。
これはJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)沿いだけに限りません。
日差しがきつい時の日除けや、スコールがやって来た時は絶好の雨宿り場所。 -
JOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)を、EAST COAST ROAD(イースト・コースト・ロード)方向へ歩いて行ってみます。
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JOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)を、EAST COAST ROAD(イースト・コースト・ロード)方向へ歩いて行く途中にはこんなまっ黄色の建物があったり…、
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…黄緑、緑、黄色に塗り分けられたお宅も。
住居の色としては奇抜。 -
JOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)からちょっと横道に入る。
住居への上り口の階段が独特の様式。 -
同じ並びでも、お隣とは色を違えて塗ってあるお宅。
南アフリカ共和国のケープタウン、マレー系住民が多く住むボーカープ地区との共通点がある。
その地区と比較してみたい方は、下記も併せてご覧ください。
★南アフリカ周辺記 ?? −ロベン島とケープタウンBO-KAAP地区へ
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10027426/
★南アフリカ周辺記 ?? −ケープタウン市内へ
http://4travel.jp/traveler/casa/album/10072244/ -
またJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)に戻ると、こんなタイヤの看板も置いてある町並み。
暑い昼下がりで人影はまばら。 -
こんなアンテナの並ぶJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)沿いの町並みってなんか懐かしい。
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またJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)の横道をあっちこっち。
表に面したショップ・ハウスとはまたひと味違う雰囲気。 -
アーケード式になったショップ・ハウス入り口のあたりに置かれた鉢植え。
う〜ん、この彩りはなかなかいい感じ。 -
上の方で見てきたような町並みのJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)にも、高級マンションが増えている。
チャンギ空港寄りの地区なので、あんまり背の高いマンション・ビルはありません。
それらの広告看板の前に咲く花。 -
JOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)周辺のマンション。
その一つの塀から顔を覗かせる赤い花は面白い形。 -
またJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)に戻って来た。
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JOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)沿いにあるこのお寺さんの塀も奇抜な色。
う〜ん、ピンクか〜。
ちょっとお寺さんにしては色気がありすぎるんじゃ…。(^^ゞ
右上に見える赤いヒョウタン型のものは、香炉の煙出し。 -
同じくJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)にあるコミュニティー・クラブも暑い昼下がりには閑散。
夕暮れには三々五々、付近の人が集まってくるに違いない。 -
翌日はまたPAYA LEBAR(パヤレバ)駅から上のような町並みを抜けて、EAST COAST ROAD(イースト・コースト・ロード)に近い部分のJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)周辺を再訪。
この日のお昼は道沿いの食堂で水餃麺。
醤油味のスープに細い卵麺、挽肉とぷりぷりのエビがぎっしり詰まった水餃子。それに青みの野菜。
お店の名は忘れてしまいましたが、大合格の味。(*^。^*) -
またまたJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)から外れた横道。
黒いヤシの木立の奥に見える黄色と赤の建物は何? -
…と行ってみたらお寺さん。
門をくぐると、こんなコミカルな布袋様? -
その後で長いお線香を持って拝んでいる人がいた。
ん? 背中を拝むの?
と回り込んでみたら、両側にお顔があったのでした。(^^ゞ
≪發≫と縫い取りのあるポシェットがご愛嬌。(^○^) -
そのお寺さんに付属した建物の一部。
この通りをはさんでマンションがあったけど、毎朝カーテンを開けたらこんな色の建物が目の前、というのは…。
ありがたい気持ちになるのかなあ。(^^ゞ -
お寺さん関係の建物とは思えない色取り。
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お寺の屋根の影が落ちる壁。
-
お寺さん付属の建物をぐるりと一回り。
塀の外から見える中庭の植え込みも、赤い幹の品種のヤシの一種。
すご過ぎる…。(^^ゞ
あくまでも原色にこだわる様子が見て取れます。 -
またJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)から外れた横道に入って見かけた民家。
ここはちょっと古風な風合いが感じられる。
その前に置いてあるバイクもいいねえ。 -
こんな植え込みを見ると、シンガポールはやはり東南アジアの一部だな、と改めて思う。
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JOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)から外れた横道で空を見上げる。
あ、スコールがやって来そう!
不思議な光線が壁を照らす。 -
暗くなった空を背景に、今度はヒンズー教の寺院が見えてくる。
シンガポールが多民族国家だと実感できる眺め。
これもJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)からちょっと外れた辺り。 -
ここも濃い彩りの寺院。
あらぬ所に目が行ってしまうんですが…。(^^ゞ
罰当たりなSUR SHANGHAIでございます。
お許しを〜。 m(__)m -
このヒンズー教の寺院の敷地は信者でなくても入って行ける部分がある。
赤と白の縦じま模様は、日本の幔幕みたい。
インドで見たヒンズー教寺院の壁も同じだったなあ。
その前に置かれた象の石像。 -
本場のインドよりこぎれいに見えるのは、新しい寺院だからかな。
-
ここはJOO CHIAT ROAD(ジョー・チアット・ロード)がEAST COAST ROAD(イースト・コースト・ロード)が交差する辺り。
このあたりのEAST COAST ROAD(イースト・コースト・ロード)にも昔からのプラナカンのショップ・ハウスが並ぶ町並み。
同じ並びには真っ赤な色の昔のパン屋さんの建物があるんですが、廃墟になって囲い回されているのが惜しい。 -
これも残しておいてもらいたいEAST COAST ROAD(イースト・コースト・ロード)沿いのプラナカンの町並み。
-
EAST KOAST ROAD(イースト・コースト・ロード)から見える所には、こんな新しいマンション群も出来たけど…、やっぱりSUR SHANGHAIはプラナカンの家並みも残しておいてもらいたいと思う。
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これまで見てきたカトン地区のプラナカンの町並みには、教会も見える。
う〜ん、シュールだなあ。
オーチャード・ロード沿いでは見られない、こんなシンガポールの地区にも行ってみてくださいね。
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この旅行記へのコメント (4)
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- tamaemonさん 2013/08/06 17:30:54
- お店見つけました!
- SUR SHANGHAIさん、カトン地区の旅行記見つけました (^O^)/
町並みの色合い綺麗ですね。
私たちはトランジットの宿泊だったので、散歩程度の写真でしたが、さすがSUR SHANGHAIさん、建物一つ一つ丁寧に観察されてますね。
またじっくり見たい気持ちになりました。
tamaemon
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2013/08/07 13:54:47
- RE: お店見つけました!
- プラナカンの街並みは、住む人が入れ替わったりすると、外壁を好みの色に塗り直したりするので、同じ道沿いでも数年たつと雰囲気がガラリと変化するんですよ。
この旅行記にでてくるあたりも、今頃はきっと別の町角のようになっているかもしれません。(*^。^*)
いつも同じより、楽しいかもです。
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- sunnyさん 2006/08/28 09:24:12
- シンガポール再発見
- SHANGHAIさん
こんにちは。趣のある家の写真に吸い込まれるようにやってきました。
シンガポールというと、正直世界三大ガッカリの一つマーライオンくらいしかイメージできず。。SQの空港トランジットだけで降りたことすらなかったんです。このパヤレバ地区の旅行記を見てSPR再発見です。
東南アジアでは私、どうしても身構えてしまうのです、
日本語で話しかけてくる怪しいグループに、やすやすとついてかないわよ!
やたら近づいてくる人に、お財布取られてたまるもんですか!
ちょっと自意識過剰ですか(笑)
話がそれましたが以前拝見したSHANGHAIさんのシディ・ブ・サイドのチュニジアブルーのドアの写真がとても印象的でした。今回もたくさん街の様子を観察されており、余裕が感じられる旅・・ありがとうございました。
sunny321
- SUR SHANGHAIさん からの返信 2006/08/29 18:25:32
- RE: シンガポール再発見
- シンガポールは、以前数ヶ月滞在したことがあるのですが、その時には東南アジアらしさをあまり感じ取れずに終わり。
マーライオンは初めからパスしてました。(^○^)
その後の訪問で、こういう町並みもあるんだなというのが分かって好きになりました。
多民族国家で食事もいろいろ楽しめるのがいい所、ですよ。(*^_^*)
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