2006/06/10 - 2006/06/10
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尾瀬リピーターさん
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とうとう4度目の尾瀬。
今までで、最も早い時期の探訪である。
出発の、前々日の夜、今回ツアー企画のCT社のツアコンのSさん(女性)から、
料理中に電話がかかってきた。
「尾瀬は非常に寒い(気温5度)ので、セーターと雨具をお忘れなく」。
ツアコンから連絡があるのは希だ。今年は雪が多かったから、どうなのかと考える。
10日、早朝6時25分発の快速で、東京へ。新宿の集合場所へ(8時集合)。
今回も居酒屋主人O君とである。
総員39名+Sさんのツアー開始である。
関越練馬から一路沼田インターへ、更に乗り換え場所の尾瀬戸倉へ到着。
関越から見る谷川岳に雪が残るのをみて、O君が「この時期にしては」と驚く。
車中で「井上食堂」の「マイタケ弁当」を食べる。
暖かくて美味い。
戸倉から、鳩待峠までの谷に、雪が多く残っているのに驚く。
鳩待峠にも、除雪された雪が、半端でなく多い。
午前中鳩待峠に到着。本日はフリーハイキングで、檜枝岐小屋16時集合である。
今回は、1日目 鳩待峠〜山の鼻〜見晴(檜枝岐小屋宿泊)
2日目 見晴〜白砂〜尾瀬沼〜沼山峠、のスタンダードコースである。
最後は、檜枝岐村の温泉でひとっ風呂、東北道〜上野(20:30)。
一路、山の鼻へ。
途中の谷、川沿いにも雪が残り、至仏山にも、スキーが出来るくらいの雪渓がある。
木道も一部雪に覆われている。
30分ほどで、山の鼻へ到着。
Sさん推奨の「花豆ジェラート」400円也を食す。
こってり甘くなく、さっぱりして美味い。
雪渓に残る、至仏山を背に、尾瀬ヶ原へ。
やはり、やはり、所々に、水芭蕉の群落は見えるものの、
雪解け跡の黒々した、湿原が続く。
確かに、この時期の尾瀬は、「水芭蕉」のイメージが強い。
さすが、木道の間に、リュウキンカと水芭蕉が咲いているのが、印象的だ。
ショウジョウバカマは、単独?でポツンと咲いている。
茶紫色?のザゼンソウと水芭蕉の色の対比がすばらしい。
しかし、花は無くとも、郭公、ウグイス、ヒバリが確実に、春の訪れを告げる。
そして、早春の白樺等の、「芽立ち」が、これからの本格的春を予感させる。
この時期が無くては、春、夏は来ないのだ。
そして、今年はそれが遅れているということだ。
昨年、雪の重みで歪んでいた橋が、今年は、完全に「破壊」というところまでいっていた。
架け替えられているのである。
途中、Sさんのツアー経験を聞きながら、道行く。
15:00、見晴・檜枝岐小屋に1番乗り。早速一番風呂に入り、ビールで癒す。
気温は10度くらい。思ったよりは高い。
O君は、ビールと缶チューハイ2本で、本格的準備。
夕食後、O君と話をしていると、愛知出身のご夫婦が加わる。
聞いてみると、東京で単身赴任の旦那さんと、尾瀬で「ランデブー」。
この「ランデブー」で盛り上がる。尾瀬は初めてで、期待したのに、
水芭蕉が少なくてと残念がっておられる。
ここで私の持論、
「美しい時期ばかりではない。美しさを準備する時期もある。
それが、今年この時期の尾瀬なのだと。それを含めた尾瀬が魅力的なのだと」。
納得され、更に一層話は盛り上がり、キュートな奥さんが、
中日ドラゴンズの「ナゴヤ球場」の「ボールガール」だと言うことが分かり、
更に盛り上がる。
楽しい夜の団らんだった。この間、O君、缶酎ハイをトータル10本あけて酩酊。
しかし、いびきはさほどでもナシ。
翌朝5時起き、6時出発。白砂峠を経て、尾瀬沼へ。
集合は、沼山峠12:00。ゆっくりである。
途中、雪多く、木道が覆われている箇所が多い。
滑り止めが必要なくらいだ。
三平峠方面で、尾瀬沼一周を目論んだが、雪多く断念。
ツアコンのSさんは、しっかり回ったそうだ。
大江湿原を経て、尾瀬沼ビジターセンターへ、8:30到着。
イワツバメが巣作りの真っ最中。
一休みして、尾瀬のスライド鑑賞。
尾瀬沼等の「客観情報」は下記HP。
http://www.oze-fnd.or.jp/numasizenjyouhou/2006/20060608/numashizenjouhou20060608.htm
花は下記HP
http://www.tepco.co.jp/eco/area/oze/album/sp01-j.html
大江湿原は、7月はニッコウキスゲ群落だが、この時期は水芭蕉。
芽立ちとのコントラストがすばらしい。
ビジターセンターを9:30に出発。
途中、沼山峠からの日帰りツアーの大集団に出くわす。
雪の残る山道、皆、靴に滑り止めの「荒縄」を結わえている。
ツアコンさんの知恵のようだ。沼山峠の休憩所に用意はないとのこと。
沼山峠到着、10:30。なんと1時間30分前についた。
このあと、檜枝岐温泉で「ひとっ風呂」。ビールと裁ちそば。
東北道は渋滞なく、上野到着7:30。
帰着9:00過ぎ。
今回の土産は、いつものように、尾瀬ワンカップ、
そして檜枝岐の裁ちそば、そば米。
次は尾瀬バリエーションルートである。
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景鶴山を背景に、水芭蕉群生。
ここが当日見た群落で最もすばらしい所。
背景を至仏山に良く、パンフに使われている。 -
今回ツアーのバス。
運転手のAさんご苦労様でした。 -
これが噂の「花豆ジェラート」400円。
山の鼻ビジターセンターで販売。 -
木道の間に咲く、水芭蕉とリュウキンカ。
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初めて見たザゼンソウ。
枯れた水芭蕉?かと思った。違います。 -
竜宮から見晴へいく途中の橋。
破壊され、架け替えられいます。
凄まじい自然の力です。 -
山の鼻からすぐの橋。後ろは至仏山。
昨年は歪んでいるだけでした。 -
檜枝岐小屋前の、除雪された雪。
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檜枝岐小屋前で、皆さんの到着を待つSさん。
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これが、「ひげ熊」さんの檜枝岐小屋です。
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尾瀬沼への途中。雪の多さ!
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尾瀬沼から燧ヶ岳頂上を望みます。
雪渓がくっきりです。 -
尾瀬沼周辺の水芭蕉。
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尾瀬沼。
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大江湿原の花と白樺等の芽立ち。
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大江湿原。
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沼山峠の登山口から、休憩所を望む。
ここにも雪が。
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