外灘から南外灘軽紡面料市場へ

2006/06/08 - 2006/06/08

南外灘軽紡面料市場へ行くには、タクシーと言うのが一番でしょう。しかし、ココに、この市場が、移ってきたのは今年の４月です。ということで、知らない運転手も結構多いかもしれません。
そういう時のために、タクシーでいく場合は、「陸家浜路×南倉街」と書いたメモを用意しておいたほうが良いかも知れません。
しかし、勿論バスでも行けるわけです。目標は南浦大橋ですね。終点が南浦大橋と言うバスなら、どれでもOKです。この南外灘軽紡面料市場は南浦大橋の近くにありますから・・。

さて、この散歩記録は、外灘をぶらついたあとに、この市場へバスで行こうと言う方のための案内です。浦東のおでんタワー観光のあと、フェリーで黄浦江を渡り、この市場へ・・・そういう方のためにも役立つと思います。

貼り付けた写真は南浦大橋に近い中山南路にありました案内板です。
右の案内板には・・・上海董家渡面料市場は０６年３月３１日をもって移転しました、となっています。
左の案内板には・・・南外灘軽紡面料市場が０６年４月１日より営業を開始します、となっています。

エリア 上海(中国)

今日も、我が家から外灘へは１７路トロリーバスです。
漢口路というバス停が外灘に一番近いのです。
このバス停は江西中路沿い、九江路（二馬路）と漢口路（三馬路）の間にあります。
バスを降り、九江路に入り、外灘に向かいました。
この写真は、九江路と四川中路の南東角にあります昔のドイツ銀行です。
当時の漢字表記は徳華銀行です。
「徳」は「徳国」つまりドイツのことです。「華」は中華のことですね。

その徳華銀行の支柱の下部にはご覧のような模様があります。
コレはドイツ・ナチスのハーケンクロイツと中華のラーメン模様のコラボレーションなのです。

さて、九江路を更に東へ行き、外灘へ行きます。
左のバスは２０路トロリー・バスです。
このバスは外灘と中山公園を往復するバスでして、ココが外灘側の終点地点となります。

外灘に沿って、南北に走る中山東一路に出ました。
この建物は中国外灘外匯交易中心が入っていますビルです。
１９０１年竣工です。

ココが南外灘軽紡面料市場まで行くバスが出ていますバス停です。
名前は中山東一路漢口路と言います。
上海銀行の前と言うことになりますね。
１つ向こうのビルが上の中国外灘外匯交易中心です。
向こうに緑の三角屋根の和平飯店・北楼が見えます。
その手前に南京東路があるということです。

このバス停からは全部で９路線のバスが出ていますが、南外灘軽紡面料市場まで行くのに便利なのは、ご覧の９１０路、６５路、９２８路の３路線です。
これらのバスは終点が南浦大橋ですが、１つ手前の中山南路多稼路というバス停が市場に近いのです。
３０５路バスも中山南路多稼路に止まりますが、このバスは夜間専用バスです。
このバス停から出ています、その他のバスは・・・
１２３路（人民広場行き）、１３５路（老西門行き）、５７６路（浦東の三林鎮行き）、３３路（十六舗行き）、旅游８号線（上海体育場行き）です。

私はココではバスに乗らずに、十六舗まで歩きます。
南外灘軽紡面料市場まで行く皆さんは、ココで９１０路か６５路か９２８路のバスに乗り、中山南路多稼路まで行ってください。
料金は２元ですので、小銭を用意しておきましょう。

前の道は中山東二路です。
向こうには浦東の風景が拡がります。その手前に黄浦江が流れてると言うことです。
３・４年前は、このあたりには十六舗の客運站がありました。
つまり、客船の船着場が有ったということです。
今ではその機能は、黄浦江下流の呉淞に移ってしまいました。
南外灘再開発計画に伴いまして、今後、ココは、黄浦江の遊覧船の船着場になるとか・・。

中山東二路の西側一帯も、ご覧のように、南外灘再開発計画に伴い、古い建物が撤去されてしまいました。

撤去工事現場の囲い塀に掲げられていましたデカイ写真看板です。
どこから撮った写真なんでしょうか・・・・。

向こうに見えますのは東門路輪渡站です。
つまり、東門路のフェリー船着場と言うことです。
ココから出てますフェリーは浦東側は東昌路に着きます。
従いまして、このフェリーは東東線と言います。
浦東観光のあと、南外灘軽紡面料市場へ行かれる方は、東東線に乗り、ココで降りてください。
そして、次に出てきますバス停でバスに乗り、中山南路多稼路まで行ってください。

浦東観光から、この東門路輪渡站までの案内は下記をご覧ください。
「浦東から豫園へのお散歩なのさ・その１」
http://4travel.jp/traveler/dapuqiao/album/10056465/
「浦東から豫園へのお散歩なのさ・その２」
http://4travel.jp/traveler/dapuqiao/album/10056476/

コレが東門路輪渡站を降りてスグにあるバス停です。
バス停の名は十六舗です。
今、９２８路バスが着こうとしています。
このバスは中山南路多稼路へ行きますので、コレに乗ればOKです。
私は、このバスに乗り込みました。

十六舗のバス停から、中山南路多稼路へ行くバスは、ご覧のように、９１０路、６５路、９２８路、２５１路バスです。

９２８路バスの中です。

私は多稼路のバス停の１つ手前の董家渡路バス停で降りました。
以前の董家渡面料市場が、どうなってしまったかを確認する為です。
ご覧のように、スッカリ更地になってしまいました。

中山南路側です。
大型クレーンが立並び、大々的に工事中です。
地下鉄４号線関連の工事でしょう。
３年前だかに、ココでトンネル陥没事故があり、未だに、その復旧工事が続けられてると言うことでしょう。
４号線は、この事故がなければ、とっくに全線開通になってるはずなんですが、この区間は、未だにダメなんでしょうね。本来は、山手線のように環状線になるんですが、いまのところ、O型運行でなく、C型運行になっています。

私は董家渡路バス停で降り、あとは歩いて行きます。

頼義碼頭街という脇道です。
碼頭とは埠頭のことでして、黄浦江側に埠頭があり、それに向かう道と言うことなんでしょう。
このあたりの脇道には、皆、「碼頭街」という名が付きます。

この道も会館碼頭街と、「碼頭街」が付きます。
会館とは、この奥にある商船会館のことです。
この商船会館とは、１７１５年水運業者の同業団体が寄付を募って建設した娯楽会館のことです。
商船会館に関しては下記をご覧ください。
「南浦大橋・中山南路・商船会館・董家渡路」
http://4travel.jp/traveler/dapuqiao/album/10031487/

コレが多稼路のバス停ですね。
皆さんは、ココで降りてください。

ココに止まるバスは・・・
９１０路、３０５路、６５路、２５１路、３２４路、８６８路、９２８路、８０１路バスです。
上海火車站から来るには８０１路バスが便利です。

バスを降りましたら中山南路の歩道へ行き、バスの進行方向に進んでください。
右に抜ける道が多稼路です。
ココからも行けますが、中山南路を行った方が、わかりやすいでしょう。

南外灘軽紡面料市場の案内看板が見えてきました。
住所は陸家浜路３９９号（南倉街口）となっています。

左に見えてきましたのは南浦大橋への立体交差です。
南外灘軽紡面料市場へは右へ行きます。

中山南路から陸家浜路に入りました。
左の白っぽい建物は青年匯というマンションです。
この青年匯と言うマンションには中福花苑青年匯酒店式公寓なるマンションタイプのホテルが入っています。
下記から予約できます。
http://travel.rakuten.co.jp/HOTEL/39817/39817.html
コレを見ますと、室内設備もイロイロ装備されていますね。１階部分に台湾系の大型スーパー・好又多があるというのも便利です。
また、近くの南浦大橋に行きますと、錦江観光地へ行く観光バスなども出ていますので。コレまた便利です。

もう、いくらか見えてきました。
水色のマンションの左のマンションの下に目指す南外灘軽紡面料市場があります。

南外灘軽紡面料市場にたどり着きました。
前に見えます３階建ての建物がそうです。
右へ行く道が南倉街です。

こちらは陸家浜路側です。
今日は、チベット人の露天商が少ないですね。

さて、コレで、外灘から南外灘軽紡面料市場への案内は終わりです。
後半は、市場から、コテコテ上海の下町への案内です。