1988/02/16 - 1988/02/26
9977位(同エリア10392件中)
まみさん
ロンドン・ホームスティ中の写真の後半は、グリニッジに向かう観光船から撮った写真から始まります。
観光船に乗る醍醐味には、船から河畔の写真を撮ることも含まれますので、当然、写真を撮っています。
幸い天気も良かったので、絶好の写真日和でした。
ちなみに、だいぶ記憶は薄れたのですが、このロンドン・ホームスティ中の語学学校は1日3コマ程度(3時間足らず)で、たしか開始は午前でもかなり遅い時間か、午後すぐくらいでした。
なので、授業の前と後の両方にロンドン観光を入れることができたのです。
テムズ川を下ってグリニッジに向かう観光船に乗ったのは、午前中、授業の前でした。
どうせ、そのへんをちょちょいと遊覧してきて、すぐにもとの桟橋に戻って来られるものと思い込んでいました。
でも、川下だりって、一方通行なんですよね……。
そろそろ学校に向かわなくてはならない時間が近付いてきても、グリニッジに一向に到着しません。
あせりました。
授業をさぼるつもりなんて、これっぽっちもありませんでしたから。
でも、途中で腹をくくりました。
船は途中で下船できませんでしたし、もう大急ぎでロンドンに戻っても授業には間に合いません。
そしてせっかくグリニッジに着いたので、その日はそのままグリニッジを観光し、ロンドンには夕方に戻りました。
翌日は、無断欠席をクラスメートに心配されてしまいました。いかん、いかん。
グリニッジで観光したところは下記の日程表のとおりです。
天文台は観光していませんが、子午線跨ぎはやりました。
いま、私の右半分は西経で左半分は東経にいるんだよ〜ん、って。
昼食はグリニッジで取りました。ヨークシャープディングを食べたことを覚えています。
ヨークシャープディングはふつうローストビーフの副菜として出てきます。なので、たぶんローストビーフと一緒に注文したはずです。
でも、印象に残っているのはメインディッシュのローストビーフではなく、ヨークシャープディングの方なのです(笑)。
たぶん、少年少女向けの原書Puffinシリーズの何か小説にイギリス料理の名前として出て来て以来、気になっていて、一度は本場で食べてみたいとずうっと思っていたからでしょう。
下記には「その1」で載せた日程のうち、この旅行記対象期間についてもう一度載せたいと思います。
多少のエピソードのおまけ付で@
■印は、アップした写真のある日です。
写真は、現像されたものをデジカメ撮影しましたので、お見苦しいところはご容赦くださませ。
ただし、昔の写真だからでしょうか、カメラマンの腕、あるいはカメラの性能のせいでしょうか、元の写真の画質があまり良くないので、フィルム・スキャンしてもどっこいどっこいだったと思います。
【ロンドン滞在後半の日程】
■1988/2/16(火)
・ウェストミンスター・ピア(桟橋)から船でグリニッジへ
(※授業をさぼってしまいました@@)
・グリニッジ散策
・カッティー・サーク号(Cutty Sark)見学
・国立海軍博物館(National Maritime Museum)
カッティー・サーク号の甲板で、アジア系の女の子に写真を撮って欲しいと頼まれて、お互いの写真を撮りっこしました。
相手の子はどう見ても日本人だよなぁと思ったのですが、私も彼女も最後まで英語で通したので、真相は分らずじまいです。写真の撮りっこした後、すぐに分かれて別々に見学を続けましたから、たいして会話は交わしていません。
もし本当に日本人同士で英語で通してたなら笑える〜!と当時は思ったのですが、もしかしたら韓国人の可能性はあります。
中国人ならなんとなくすぐに見分けがつくのですが、韓国人は案外、見分けがつきにくい人が多いようです。少なくとも私にとってはそうでした。
このステイ中の語学学校のクラスの中にも韓国人の男の子がいましたが、私はてっきり日本人かと思って、初対面のときに日本語で話しかけてしまったくらいです。
■1988/2/17(水)
・ウィンブルドン公園(Wimbledon Park)散策
・庭球博物館(Lawn Tennis Museum)とウィンブルドン・センターコート見学
・王立空軍博物館(Royal Air Force Museum)
☐1988/2/18(木)
・国立肖像画美術館(National Portrait Gallery)
・国会議事堂付近まで散策
・大学教会(The University Church Christ the King)
肖像画美術館はその名のとおり、最初から最後まで肖像画でした。
ただし、英国史上の有名人の肖像画です。
大学で英文科だった関係で英国史はかじっていましたが、残念ながらこの美術館の肖像は大半は知らない人ばかりでした。
でも、歴史の教科書などに必ず出てくるような見慣れた肖像画はそろっていたので、それなりに楽しめた記憶があります。
☐1988/2/19(金)
・コートールド・インスティテュート美術館(Courtauld Institute Museum)
・ウォレス・コレクション(Wallace Collection)
どちらもナショナルギャラリーほどの規模はありませんが、粒よりでとても良い、私の好みにもぴったりの作品がそろっていた美術館でした。
たしかコートールドの方だったと思うのですが、エコール・ド・パリのコーナーもありました。
エコール・ド・パリの画家といえば、アンリ・ルソー、ヴラマンク、ヴァン・ドンゲン、ユトリロ、ローランサン、モディリアーニ、シャガール、藤田嗣治などなど垂涎ものの画家たちが目白押し!
ところが、エコール・ド・パリ、あるいはパリ派を英語表記すれば「School of Paris」になることに、この時の私は気付きませんでした。
よって、「なんでパリ学校の生徒の作品まで展示されているんだろう。そっか、アカデミー付属の美術館だから、優秀な生徒の作品も展示するんだ!」と思って鑑賞していました(泣)。
当時は「アカデミー」というのも、学校と勘違いしていましたから(泣)。
「学生の作品」にしては、すごく好みのステキな作品がそろっているなぁと感心しました。しかし「学生の作品」と思っていたので、いちいち画家名を確認しませんでした。
ロンドンを出国した後で気付いて、悔やんだものです(泣)。
■1988/2/20(土)
・ロンドン塔(London Tower)&兵器庫(Royal Armouries Fusiliers)
・マチネーでミュージカル「レ・ミゼラブル」鑑賞
「レ・ミゼラブル」は、1987年ブライトン・ホームステイのときに初めて鑑賞しました。
その時にものすごく気に入ったので、このステイ中にぜひもう一度見ようと決めていました。
でもチケットはなかなか手に入らず、表の看板に「レ・ミゼラブルのチケットあり!」の張り紙か何かがあったところで言い値で買ったので、だいぶ割高になりました。
当時の私はこういうところで賢くやれませんでした。別に今もあんまり賢いとは思えませんけどね。欲望を優先させるので、というか隠したり抑えたりできないので、足下を見られるか、もっとお得な手段があってもうまく利用できないということでしょう。
そういう自覚は当時からありましたから、なかなか手に入らないチケットを手にしたことをホストファミリーに喜んでもらえたときに、いくらで買ったかはとても言えませんでした。
■1988/2/21(日)
・マダム・タッソー人形館(Madame Tussaud’s)
・ウォレス・コレクション(再訪)
・ディケンズの小説をモデルにした店兼ミニ博物館「Old Curiosity Shop」
・ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館(Victoria & Albert Museum)
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館は、今の私にとって再訪したいトップの1つに入ります。
当時はまだ自然史博物館系にあまり関心はなく、この博物館の中でも美術っぽいものや工芸品、家具などばかりに注目していた覚えがあるからです。
小学生くらいの頃には石の採集に興味はありましたが、大人になって鉱物への関心がよみがえったのは、たしか2000年に入ってからです。
ヴィクトリア・アンド・アルバート博物館には私を魅了するどんな石があるのかしら、思うと、一度はゆっくり見学したはずの博物館であるがゆえに一層、いてもたってもいられない気持ちになります。
☐1988/2/22(月)
・「いぎりす屋」でショッピング
・ベスナル・グリーン子供博物館(Bethnal Green Museum of Childhood)
ベスナル・グリーン子供博物館は、このステイ中に前回行ったときには閉館されていたので、今度は開館日を確認してもう一度行きました。
こうやって行きそびれたところに再訪できるのも、3週間という比較的長期滞在のおかげでした@
☐1988/2/23(火)
・マチネーでミュージカル「キャッツ」鑑賞
(開演は夕方なので、ちゃんと授業の後で見に行きました@)
チケットは語学学校の学生向けサービスで手に入れました。確かクラスメイトと一緒に行った覚えがあります。
ただ、ロンドンのキャッツの劇場って、舞台が円形でした。
そして、本来なら舞台の背にあたるところにも観客席があって、私たちの席はもろにキャッツたちの背中でした〜〜!
背中にいる人たちにも気を使った演出がなされていたのは確かですけど(周りのネコたちは舞台を囲むようにいつも丸く並んでいましたから)、歌っているメインのネコたちは、私たちにほとんど背中を向けていました(怒)。
でもまあ、割引チケットだったか、あるいはそれなりのグレードの安チケットだったはずなので、文句は言えませんね。
☐1988/2/24(水)
・夕方、ストラッドフォード・アポン・エヴォンへ行く
・王立シェークスピア劇場でスティーブン・キング原作のミュージカル「キャリー」鑑賞
かのシェークスピアの故郷であり、たぶんイギリスでの観光地の人気の1つであるストラッドフォード・アポン・エヴォンにこの時に初めて行きましたが、授業の後、王立シェークスピア劇場でこのミュージカルを見るためだけに出かけたので、残念ながら町の観光はろくにできませんでした。
そのリベンジは、翌年の1989年のヨーロッパ旅行で果たしています@
ミステリー作家のスティーブン・キングは私の大好きな作家の1人で、その初期代表作「キャリー」がミュージカルになっているとなれば、飛びつかないわけにはいきませんでした。
劇場の場所は全く関係なく@
なので、やはりというか、シェークスピア劇場に行くのにシェークスピア芝居を見に行くのではないので、ホストファミリーに目を丸くされてしまいました。
ま、ホラーとしての迫力は映画の方がやはり上手でした。
とはいえ、私はスティーブン・キングのホラーのほとんどは原作から入りましたので、映画ですら、心理描写のきめ細さが足らないことや、展開を追うスリルが物足らないと思っていたくらいでした。
なので、ミュージカルではちょっと役不足だったなぁという気がしなくもなかったです。
なにしろ、このミュージカルで一番印象に残っていたのは、キャリーをいじめていたハイスクールの女の子たちの、いかにもアメリカ・ギャルっぽい威勢の良さの方だったので。チアガールとしての歌と踊りや、トイレでキャリーをいじめるときの悪のりしてはしゃいでいる様子とか。
あるいは、敬虔すぎてキャリーを中世の僧侶のように育てようとした母親の、切々とした歌とか。
☐1988/2/25(木)
・ナショナルギャラリー(再訪)
・ミュージカル「オペラ座の怪人」鑑賞
「オペラ座の怪人」は、1986年にロンドン初演です。当時もすでに日本で話題になっていました。
ロンドン・ホームステイ中には「レ・ミゼラブル」の他にもぜひミュージカル鑑賞をしようと思っていたので、行く前にちょっくら調べておいたものです。
これはふつうにチケット売り場で手に出来た気がします。多少はプレミアムを取られましたが、「レ・ミゼラブル」ほどではありませんでしたっけ。
ただ、私の席からは、あの衝撃のシャンデリア落下シーン、2階席がせり出していたせいで全部見えませんでしたよ〜(泣)。
☐1988/2/26(金)
買った書籍を郵便局から船便で日本に送る
・大英博物館(再訪)
このあと初の一人ヨーロッパ旅行8日間に続く。
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 観光バス 船
- 航空会社
- KLMオランダ航空
- 旅行の手配内容
- その他
-
グリニッジ行きのテムズ川観光船より河畔の景色
1988/2/16(火)撮影
翼をもった金の像の塔のある桟橋。
うーむ、どこでしたっけね〜。なんでここを撮りたい!と思ったか今となっては不明です。
たぶん、この河畔の建物に惹かれたせいだと思いますが。 -
グリニッジ行きのテムズ川観光船よりロンドン塔
1988/2/16(火)撮影
船がこのあたりを運航中は、まさか授業が始まるまでにロンドンに戻れないとは思ってもいなくて、るんるん気分で船旅を楽しんでいたはずです。 -
グリニッジ行きのテムズ川観光船よりタワー・ブリッジを見上げて
1988/2/16(火)撮影
ロンドンの象徴ですからねぇ。撮りますよ、やっぱり@ -
グリニッジ行きのテムズ川観光船より
1988/2/16(火)撮影
レンガの建物が並んでいるところに惹かれた覚えがあります。
だいぶ郊外に出てきたはずです。
そろそろ、授業に遅れる!とあせり出したか、もうあきらめていたか。 -
グリニッジから戻るテムズ川観光船より
1988/2/16(火)撮影
グリニッジからの帰りです。
あいにくグリニッジで撮った写真はいまいち、あるいは私がデーンと居座っていて邪魔で、敢えてデジカメ撮影してここにアップしたいと思えるものはありませんでした。
ということで、またテムズ川の写真です。
再びタワー・ブリッジが見えてきました。 -
夕日の中のタワー・ブリッジ
グリニッジから戻るテムズ川観光船より
1988/2/16(火)撮影
奇しくも往路と似たアングルで撮っています@
昼のタワーブリッジと夕方のタワーブリッジの両方をお楽しみください。
……って堂々といえるほどの写真ではありませんけど(泣)。 -
グリニッジから戻るテムズ川観光船より
1988/2/16(火)撮影
シルエットのロンドン@
国会議事堂やビッグベンが確認できます。
たぶん、撮影したときは、こんなシルエットだけの写真になるとは思わなかったと思います。
あたりはもっと明るかったろうと思います。
でも、写真としては、かえってこの方が味があるかも@
夜景写真を撮るにも、夕方の薄暗くなる時期が狙い目、という説もあるようですし。 -
地下鉄ウィンブルドン駅
1988/2/17(水)撮影
たしか、ステイ先の最寄駅ハイゲートと同じ地下鉄ノーザン・ライン(Northern Line)です。
ステイ先に近かったので、授業が始まる前の時間を利用して出かけました。
当時は、テニスのコミックにもハマっていました@
堀内真人さんの「フィフティーン・ラブ」(連載完結1984年)です。
週刊少年マガジンに連載されていた他のコミックからこの方のスポーツ・コミックのファンになり、これは古本屋で集めた気がします。
であれば、ステイ先からも近いのにウィンブルドンに行かないわけにはいかないでしょう@
でも、私って、スポーツはいつもコミックどまりなんですよねぇ。ナマの観戦はあまりしないです。
ライバルとのいかにもな青春ドラマがあり(あまり暑苦しいとシラけてしまいますが、そこそこにクサいのが好み@)、適度にラブロマンスがあって、なによりも、もともと素質ある無名の天才が苦労を重ねるけれど、努力はちゃんと報われてメキメキ頭角を現わして勝ち進む成長物語というのが好きだからでしょう。
思いっきり運痴なので、する方はもっと縁遠いです。 -
ウィンブルドンのセンターコート
1988/2/17(水)撮影
ああ、あのコミック「フィフティーン・ラブ」の完結直前、主人公が前年度チャンピオンを破って優勝したところね!
テニスのことなんかコレっぽっちも知らないけれど、ふうん、これが芝コートか、と思って眺めました@ -
ウィンブルドン公園
1988/2/17(水)撮影
ウィンブルドン!───でなければ、よくあるイギリスの公園にすぎませんが、散策するのに気持ちよさそうでした。
コミックで想像していたよりはずっと広くて、真ん中に大きな池がありました。 -
ロンドン塔から見たタワー・ブリッジ
1988/2/18(木)撮影
手前の苔むした石の手すりと少し奥の凹凸型の城壁はロンドン塔のものです。
葉の落ちた枝の向こうに見えるこのタワー・ブリッジのアングルと風情が気に入ったのでシャッターを切りました。 -
ロンドン塔の中の一室
1988/2/18(木)撮影
ロンドン塔の見学の中でよく覚えているのは、エリザベス女王の落書きです。落書きというより、名前が書かれてありました。
エリザベス女王は幼少時にロンドン塔に幽閉されていたことがありますものね。
そして、その落書きは、観光客に分かるよう、あるいは消されたり汚されたりしないよう、保護されていたような気がします。
他にも、イギリスの歴史上の有名人が、ここに閉じ込められたていたんだなぁと実感する落書きがあった気がします。
まあ、あくまで落書きなので、どれも「えっ、これが……!?」って拍子抜けはしたような記憶もありますけど。 -
ロンドン塔敷地内
長官代理の宿所(Lieutenant’s Lodging)またはクイーンズ・ハウス(Queen’s House)
1988/2/18(木)撮影
このいかにもイギリスらしい建物の並びに感激! -
ロンドン塔のジュエル・ハウスとホワイト・タワー
1988/2/18(木)撮影
これもイギリスらしい風情の建物に感嘆して写真を撮ったと思います。
ジュエル・ハウスということは、ここに歴代王冠や宝物があったのでしょうか。
冬季のせいか、宝物館は見学できなかったと思います。ロンドン塔内の博物館らしい博物館は、兵器くらいしか見学した覚えがありません。
あるいは宝物館も見学したかしら。
当時は、世界最大のダイヤの原石から作られた「カリナン」や黒太子のルビーの逸話(実はスピネルと後日わかったという話)のことを知りませんでしたから、王冠や王杖を見ても、ふうん、と通り過ぎて印象に残らなかった可能性はあります。
あるいは、他の博物館でそれら王冠や王杖のレプリカを見た記憶と、ごっちゃになっているのかしら。 -
ディケンズの小説をモデルにした店兼ミニ博物館「骨董品店(Old Curiosity Shop)」
1988/2/21(日)撮影
チャールズ・ディケンズの小説を知ったきっかけは、大学のゼミだったと思います。
特に「大いなる遺産」、「二都物語」、「オリバー・ツイスト」、「クリスマス・キャロル」などが好きです。これらは邦訳の文庫で読みました。
原書にあたったこともあります。ただしヴィクトリア朝時代の作家らしく、小難しくて読みづらく、結局、全部はとても読み切れず、邦訳に逃げた気がします(笑)。
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