2006/05/08 - 2006/05/11
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ハッチ88さん
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鹿児島帰りにちょっくら京都に立ち寄ろうというわけで、
初めての一人旅は京都へ出かけました。
流石は日本文化の誇り、京都だけあって、
得たもの感動したものは山ほどありますが、
まずは一番心にぐっと来た、
祇園は花見小路、先斗町、島原の揚屋、
芸妓に舞妓さんの女の芸能の世界について書かせて頂きます。
-
そうだ、京都行こう、
という訳でやって来ました、古都京都。
ここは花道小路とよばれる芸妓さんや舞妓さんが
おもてなしをするいわゆる「お茶屋」がのきを連ねた小道です、芸妓さんを呼んでのお茶屋遊びは
それこそ私のような貧乏旅行者に出来る訳も無く、
ただあこがれで散策しました。
ちなみに舞妓さんは新米の見習いさんで、
だらりと長い帯や、ぽっくりを履いていますが、
芸妓さんは舞妓さんを卒業し、格が上がるとなれる
そうです。 -
私仕事が架橋ですと、メイクしたまま絨毯の上で
リモコン持ったまま寝てしまうとか
風呂も入りそこなうとか夜ご飯がコーヒーとか
おなごでもなんでもない生き物になる時がしばしあります。
ですのでこういった女性の中の女性、というような
上品な世界には常日頃羨望の眼差しを向けており、
願わくば良い影響を受けたいと思っているのです。 -
こういった赴きある商売や、建物はずっと残っていて
欲しいと思います。
今の日本は清潔だけど、ごちゃごちゃしてて
統一感無くて疲れる場所だらけですから。 -
私でも手が届きそうな値段のお店はないものか〜
と店先うろうろしていると、
日本髪を高く結った女性が「どうぞ中にもありますでので宜しかったらお入り下さい」
(ああ、イントネーションが京都なんですけど、
文章にすると標準語ですね)
矢印で発音を表現するとこんな感じ。
「どう↑ぞ↓中に↑も↓ありますでので宜し↑かったら↓お入り↑下さい」
と、上品にお誘いしてくれるので、誘われるがままに中へと。 -
このお店は「花彩」といい、
元芸姑のオーナーさんが、一般の方にも
お茶屋の世界に触れられる機会を作りたいとの思いで
経営を始めた甘味処です。
抹茶パフェがおすすめ!
歩き回って疲れた体に丁度言い甘さです。
その他にちりめんで出来た巾着や小物、
オリジナルグッツも売っています、
何より本物の芸妓さんと話が出来てその物腰の
上品さと優しい接客に感動。
私もこんなステキな女性になりたーい。 -
お茶屋さんは、昔は「一見さんお断り」と言って、
紹介も無く初めて来るお客は座敷に上げなかった
そうですが、最近では手頃なお値段で、
一見さんでも入れるお店もあるらしいです。 -
こちらは錦市場といって、伝統ある京都の台所です、
京都は平地と山岳地帯なのになぜか魚屋の市場として
発展してます。
6時には早々と閉まってしまうので、
お気を付け下さい。
かくいう私も「昼間は寺院観光して、夜は市場を
中心ウインドウショッピングしよう」と計画し、
5時半ごろ行ったのですが、見てるそばからガラガラ
シャッターしまり、閉店ムードで寂しかったです。 -
京都の名店漬け物屋
-
今風のブティックや、100円ショップ、
和小物雑貨店や、おみやげやなど時代の入り交じる
ショッピング街、寺町通りに突然神社が、
商売の神様なのでしょうか? -
こちらは先斗町 ぽんとちょう と読みます、
花見小路よりも狭い横町ですが、大きな川に面していて、川側にはやぐらを組んで丁度川の上で食事が出来るようになっている風情のある横町です。 -
夜、川に面した側から見るとこんな感じです、
このやぐらは春夏の期間限定で組まれるそうで、
風物詩らしいです、風情がありますね〜、 -
芸妓やお茶屋の世界にすっかりはまってしまった
私は、おみやげ屋さんでその事を熱く語った所、
「今ならちょうど鴨川をどりがやってるので、
見て行かれたらどうどす?」
といわれ、教えてもらった場所がここ、
期間限定で毎年開かれる芸妓さんと舞妓の舞台です、
一日4回、一人4500円くらいの料金で一流の芸能を堪能する事が出来ます。 -
お客さんの中にも舞妓さんらしき人や、
着物を着た関係者さんのような人もちらほら、
参考に見に来ているのでしょうか?
赤いぼんぼりがいい感じです。 -
物語になっていて、踊りと歌で表現しながらストーリーはすすみます。
改めて見ると日本舞踊って素敵ですね。 -
いやー優雅ですね、動きひとつに重さというか赴きがあります。
立ったり座ったりするだけでも美しい。。
これが究極の女性像というものなのでしょう。
まだまだ続きますが、続きはのちのち更新いたします。 -
舞台は2回あって、
オペラのようにストーリー自立てになっている
物語と、二幕目は季節の踊りという内容です。
見てると、舞妓さんは化粧をしているものの、
まだ動きや顔つきに幼さが見れ、
芸妓さんには年期が醸し出す威厳や
完成度みたいなものが
一挙一動にありました。 -
いやー、和・洋問わず、
踊りや歌など、極まった芸能というのは
本当に素晴らしい。 -
途中、横手の舞台の緞帳が空いたと思えば、
そこにはずらーっと数十人もの芸妓さんがずらっと
並び、演奏する様を見る事が出来ました。
リズムの取り方が独特で面白いです、
つづみの絶妙な裏拍がきいています、
なんだか迫力ありました。
これだけ芸妓さんや舞妓さんを集まるという事
だけでもすごい事らしいです、
確かに〜、お座敷に来てもらうにしても
普通は一人や二人ですものね、それがこれだけの
人数で、一流のものが見れるなんて幸運です、
大変ありがたいものが鑑賞出来ました。 -
すっかり満足で鴨川をどり鑑賞を終えた
後は、お茶屋の営業し始める夜の姿を撮って
おこうと、再び路地をうろうろ。 -
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夜の京都を好奇心のあまりうろうろ。
いやーどこも風情がありますな。
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