マラケシュを去る日

2006/04/27 - 2006/05/02

今日も朝から曇り。しかも小雨が降っている。
半そでやと寒かったから、ウィンドブレーカーを羽織って出かける。
スークでまた石鹸類を買おうと初めに目についたお店へ入る。
昨日は私の態度が悪かったのか？と思ったので、今日は勤めて和やかに事を運ぶ。
だからかどうか、初めの言い値からして昨日の人の半分。
でも少し高いから
「これだけ買うから○○ＤＨにして。」とお願いしたら、一応おじさんに確認をとってお兄ちゃんは笑顔で販売してくれた。
マラケシュ出身だというそのお兄ちゃんは、エルフードが何処にあるのか知らないらしく、
「ワルザザードの近くか？」
「ラアユーンの近く？」
と聞いて来る。
都会の人はこんな田舎町知らんもんやねんな〜。

スークの奥の方へと進むと、バブーシュやサンダル、鞄などの革製品を作っている一角に出た。
荷台に沢山の革を乗せて運んでいる人、かついで運んでいる人、そして革を置いて座り込んで商談をしている人たちがいる。
その様子を写真に撮りたかったけど、狭い場所にモロッコ人のおじさんばっかりがいて、とても写真を撮れるような雰囲気では無かった。残念。
おじさんたちにジロジロ見られるので私も退散。

ホテルをチェックアウトして、12時過ぎにエルフードへと向かう。
お昼ご飯は久しぶりのタジン。
マラケシュではピザとかシュワルマばっかり食べてたからな。
久しぶりに食べると、よく煮込まれたタジンがやけに美味しく感じる。

行きと同じくねくね道で、また気分が悪くなる。
一度車を止めてくれて外に出たら、外は青空。
川が流れてて、土壁の家があって、すっごく綺麗な風景。
元気やったら写真も撮りたかったけど、そんな余裕なし。
新鮮な空気をたっぷりと吸って車内で眠りにつく。

エルフードの近くまで来ると凄い砂嵐で、時々道が見えなくなっている。
こんなんでよう運転できるなぁ。
21時過ぎ、無事に我が家へ到着。
家へと続く階段も砂だらけ。
あ〜、帰って来てもうた。
明日は大掃除やな。

エリア マラケシュ(モロッコ)

荷台には沢山の革が積まれている。

タジンを食べた山の中のレストラン。
屋上に行ったら、私の大好きな?ラヴァシュキリ（笑う牛）?の看板を発見。

途中車から見た景色。
空と土壁の家が綺麗！

ダデスの景色。