1990/08/22 - 1990/08/23
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まみさん
私の中での韓国ブームは、ヨンさまと冬ソナが日本で流行るよりもずっと昔で、ヨンさまと冬ソナが流行り出した頃には、とっくに冷めていました@
いや、完全に冷めたわけではありませんわ。
一度は関心を持った国なので、いまの韓流ドラマや俳優のブームに全く関係なく、私の中で細々と興味は続いています。
ただ、私はちょいと天の邪鬼なので、日本で韓国ブームになればなるほど、私の韓国への興味は、それとは関係ないんだよん、と主張したくなるのですな。.
私が韓国に関心を持ったのは、当時、韓国語を含め、語学学習にハマっていたためです。
私にとって語学とは、それを学習することをきっかけに、その言語圏の文化・歴史・生活に触れて自分の中の興味をかき立て、そうすることでそれらの国々を旅行ターゲットにする手段のようなものでした。
もぉっと平たく言えば、いつか旅行するのに、片言でも言語を知っていると1人旅もしやすいなぁ、という遠い計画が胸のうちにあったのです。
しかし、韓国は近いので、短い日程でも行きやすく、韓国旅行は早いうちに実現させることができました。
たしか主催旅行扱いで、フライトとソウル初日の市内観光とソウルのホテル代が込みですが、後はフリータイムというコースに申し込みました。
ただし最少催行人数が2人でしたので、大学の夏休みに入る妹を説得して、一緒に出かけました。
当時はまだ、韓国旅行ならしたい、と言ってくれる友人がほとんどいなかったのですよ。
これからご紹介する旅行の写真は、現像されたフィルム写真をデジカメで撮影したものです。
フィルムから直接CDに焼き付けたりスキャンするよりお見苦しいところがあるかもしれませんが、ご容赦くださいませ。
いやいや、人のせいばかりにしてはいけませんね。不鮮明な写真は、元の写真も不鮮明なのです。
詳しい旅程は下記のとおりですが、ソウル・慶州・釜山と訪れた中で、ソウルの写真にはどうしてもいいのがなく、デジカメ撮影したものは残念ながら1枚もありません。
ソウルではあいにく雨季に入ってしまい、天気が悪いために写りが悪かったり、人物が邪魔!という写真が多かったのです。
姉妹での旅行なので、撮った写真を両親に見せようという意図が自ずと強くなったのでしょうね。
私が初めての海外の1986年からこの1990年度に至るまでに撮ってきた4回の旅行写真の中でも、人物が入った割合が圧倒的に多かったです。
慶州や釜山では天気に恵まれたため、それなりに鮮明な写真が残っていました。
私ら姉妹が、ちょぉっと邪魔ですけど@
1990年夏の韓国旅行記は、慶州編と釜山編の2つに分けてご紹介します。
【旅程】
8/18(土)成田発(JAL)ソウル着
現地ガイド案内による市内観光
・オリンピック競技場
・南大門市場
・梨泰院で買物
・お薦めの焼肉(プルゴギ)
・63ビル天文台からのソウル夜景
8/19(日)ソウル2日目
市庁舎前広場とロッテ・ショッピングセンター散策
景福宮前の国立博物館
光化門〜世宗路〜ソウル市綜合観光案内所へと歩く
明洞めぐり(ショッピング)
8/20(月)ソウル3日目
民俗村(日本語ガイド付)(12:30-17:30)
現地ツアーで南山タワーからの夕方のソウル展望
コリア・ハウスで宮廷料理のブュッフェ&民族舞踊鑑賞
8/21(火)ソウル4日目
教保文庫(ソウルの大型書店)で本の物色
冒徳宮(14:00 からの日本語ツアーに参加)&秘苑
明洞教会(パイオルガン、ステンドグラス)
永徳協会(closed)
ロッテ地下街ショッピング・センターでみやげ物を買う
韓式レストラン「多多味」で韓式寿司
8/22(水)慶州1日目
江南高速バスターミナルから7:00始発の高速バス〜12時頃に慶州着
タクシーを雇って市内観光:
・三体石仏(南山ふもと)
・鮑石亭(Posokchong Pavilion)
・国立慶州博物館
・瞻星台(チョムソンデ)
・芬皇寺(Punhwang-sa Temple)
・古墳公園&天馬陵
8/23(木)慶州2日目
仏国寺
・龍華橋―宝橋―安養門(手前)
・青雲橋―白雲橋―紫霞門(奥)
・安養門の中の極楽殿(阿弥陀仏)
・多宝塔&釈迦塔
・カメの背に乗った鐘のある鐘楼
・大雄殿(釈迦牟尼仏)
・無説殿は工事中
・観音殿(観世菩薩)
(円形に配置された何重層もの手の絵 & まわりに仏教エピソードの額絵と風景画あり)
・毘慮殿
・舎慮浮佛、光学殿跡、亭子(Gallery)
石窟庵
花郎教育院
・統一殿
夜の散歩・鳳隍台古墳公園
8/24(金)釜山
7:30発高速バス〜8:40 頃に釜山着
西面(ソミョン)でショッピング
午後発の市内観光ツアーに参加
・龍頭公園と釜山タワー
・影島へ&太宗台
・大庁公園
チャガルチ市場&国際市場
夜の龍頭公園と釜山タワーからの夜景
8/25(土)釜山発13:10頃(JAL)成田着15:00頃
- 同行者
- 家族旅行
- 交通手段
- 高速・路線バス
- 航空会社
- JAL
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
-
仏国寺の鐘楼。
現像した写真は、写真屋に出すとサービスでくれる簡単なアルバムに収めたっきりでしたが、1990年度の韓国旅行の写真アルバムには、どこで何を撮ったか、きちんとメモが入っていました。
おかげで、こうして写真にコメントがすんなり書けます。
でなければ、今や記憶がすっかり薄れてしまいましたので、どこの何を撮ったか、なんて、ガイドブックをひっくり返しても容易にはわからなかったでしょう。
こうしてコメントしている私自身、まるで他人の写真集を眺めるような気分で、「ふーん、そうなのか」といちいち感心しているありさまなのです。
韓国の寺社や古城は、10数年か、そのくらいの短いサイクルで、外装がきれいに塗り直されるそうです。
それは予備知識として知っていました。
しかし、実際に目にしたときは、あまりに鮮やかな色合いに、最初のうちは、なんだかテーマパークに来たような違和感を覚えました。
慶州の仏国寺を訪れた時は、すでにソウルで見慣れていたので、もう違和感はなかったように思います。 -
仏国寺の鐘楼。
韓国の寺は山寺が多いです。
私も妹も、仏国寺へ歩いて行こうなどと考えませんでした。
たしかバスで、かなり近くまでアクセスできたと思います。
バスを下りて、仏国寺まで少しだけ歩けばよい、という地点で、同年代くらいの日本人の男の子に仏国寺への道を聞かれました。
彼は徒歩で山を登って来て、汗だくだくで、疲労困憊していました。
折しも、天気のよい真夏日でしたから、そのせいで体力も相当消費したのでしょう。
私たちがバスでラクして来たと知り、彼は、ひーふー息をつきながら、「帰りはバスで下りよう」とつぶやいていました。
下りこそ徒歩でよいと思うのですが、そのときの彼は、それすらこりごりと思うほど、へたばってしまったのですねぇ。 -
仏国寺の紫霞門と白雲橋(上段)・青雲橋(下段)。
名前がすごくステキです。 -
紫霞門を斜めから撮りました。
-
大雄殿(釈迦牟尼仏)と多宝塔。
ちなみに多宝って、その名前から宝物が収められた塔、などとずっと思っていましたが、多宝如来さまという方が仏教の聖人にいらっしゃったのですねぇ。 -
鐘楼の中です。
大亀が太鼓を支えています。 -
無説殿の裏、観音殿へ至る門。
基壇の石積みがすばらしいです。 -
大雄殿の軒下の龍の彫刻に注目。
-
亭子の鐘楼です。
写真が切れていますが(人物が写っていたため、デジカメ撮影する際、大胆にトリミングしました@)、下の部分に大きな鐘があります。
写真は撮っていませんでしたが、石窟庵の石仏も見に行きました。
あるいはガラスに遮られて近づけなかったので、撮っても仕方がないと思ったのかな。
すぐ近くでじっくり眺められるのかと期待していたので、ガラス越しに少し離れた位置からしか見るしかなくて、ひどくがっかりした覚えがあります。
メインの石仏はなんとか見ることができましたが、周りの像は角度が悪いためによく見えなかったのも残念でした。
それでも、どこか幻想的で優しげな石仏に、心洗われる思いがしたことを覚えています。
ついでに、ずいぶん頭でっかちでバランスが悪いなぁと思ったことも@ -
昔のエリート養成所である「花郎教育院」。
仏国寺から市バスでアクセスしました。
バスの運転手に、「花郎教育院」最寄りで下りたいということを、あらかじめ伝えて、教えてくれるようにお願いしました。
ところが、なんか「花郎教育院」らしき看板が見えたのに、バスは一向に停まる様子はありません。
慌てて、もしかして「花郎教育院」は通り過ぎてないか聞いてみたところ、運ちゃんは「はっ!」という顔をして、しきりに手を合わせて謝りました。
サングラスをかけた兄ちゃんタイプの運ちゃんだったことまで、妙に記憶に残っています。
運ちゃんは私たちには韓国語を口にしても通じないと思ったのか、ジェスチャーオンリーでした。
私は一応、片言のハングルで話したのですけど……。
(でも、結局、質問はできても、返事は聞き取れなかったと思います(笑))
というわけで、私たちは、内心、ぷんぷん怒りながら、来た道を戻りましたが、通り過ぎたとはいえ、幸い歩いて戻れる距離でした。
それに、田舎道の散策は、今から思えばそれほど悪くはありませんでした。
道ばたに咲いていた韓国の国花であるムクゲの花が、怒りを静めてくれたことを覚えています。 -
花郎教育院の「花郎の家」。
エリート養成所である「花郎の家」について興味を抱いたのは、たしか中公新書「物語韓国史」(金 両基)のおかげです。
当時は、
・中公新書の「オンドル夜話」(ユン学準)
・朝日文庫の「ハングルへの旅」(茨木のり子)
・新潮社の「世界の都市の物語ソウル」(姜在彦)(当時はまだ文庫は出ていませんでした)
など、当時、値段ともに比較的手軽に手に入った韓国関連の本を読みあさったものですが……10年以上も前なので、すっかり忘れてしまいました。
人間は忘れることによって精神の均衡が保てるものですが……こうやって一時期でも夢中になって調べて、読みあさったものについては、忘れて欲しくないなぁ。
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この旅行記へのコメント (4)
-
- 4nobuさん 2006/07/28 12:37:34
- 韓流ブームに逆らって
- まみさん今日は
まみさんの韓国への思い入れに共感を覚え書き込みました。
私が韓国に興味を抱いたのは40年位前に数回出張した時に始まります。当時は税関での無言の賄賂請求や夜間外出禁止などの好意をもてない雰囲気でしたが、個人の付き合い、人情、勤勉などで大変に興味を覚えました。そして将来日本を脅かす国になると人に言ったら「キーセン(死語?)にたぶらかされたな」と冷やかされたものです。
そしてご同様に金両基、茨木のり子の本を読んだものです。
定年退職後、時間の余裕が出来て韓国語の学習もぼちぼちやってた頃に韓流ブームが始まりましたが「エステ、買物、ヨン様」をにがにがしく横目で見て、旅から引けていました。
しかしとうとう一昨年秋にマイレージで田舎道を歩いてきました。まだ田舎ではよさが残ってかっての韓国を旅で感じてきました。この4トラにも掲載してあります。
次回に残った東海岸の旅をと考えておりこの旅記録を参考にさせていただきます。韓国のカキコは食べ物、エステ、買物ばかりで旅の参考になるのは少ないですね。
- まみさん からの返信 2006/07/30 15:59:04
- RE: 韓流ブームに逆らって
- 4nobuさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
私も人のことを言えないかもしれませんが、日本人はブームとなると、極端から極端ですよね。
冬ソナも実は日本で流行るより前から、NHKテレビハングル会話で映画を教材とするコーナーで紹介されて知っていました。
だから、急に流行り出したのにはびっくりしました。
たとえきっかけがヨン様であり、それから興味が惹かれたのがエステと買い物であってもよいのですが、そこで終わりにしないようにしたいものです。
私の眼はいま遠い東欧に向いていて、韓国について調べた事も読んだ事もだいぶわすれましたが、お隣だからこそ、つきあいはおろそかにできないし、複雑な感情がからむもの。その歴史を知らなければならないし、奥深い文化は興味深いです。また見直したいと思います。
4nobuさんが行かれて旅行記を立ち上げたら、拝読させてください。
-
- SUR SHANGHAIさん 2006/06/02 19:29:47
- あれま、この亀さん
- 私がキョンジュに行ったのは1986年の年末。もうずっと昔で印象も薄れているのですが、この太鼓をしょった亀さんは、私も見たし、写真にも撮った記憶が。
まだこの亀さん、健在ですか。亀は万年と言うけど。(*^_^*)
- まみさん からの返信 2006/06/02 23:29:24
- RE: あれま、この亀さん
- SUR SHANGHAIさん、こんにちは。書き込みありがとうございます。
SUR SHANGHAIさんが韓国に行かれたのは私より四年前なのですね。
1986年といえば、私は初海外でアメリカに行ったときですわ。
亀さん、実は私は写真を見るまで忘れてました(笑)。
たぶん健在でしょうね。
韓国は寺社のペンキの剥げも色あせも、10年くらいの間隔で塗りなおしてしまうのですから、亀さんに何かあったら、せっせと修理してしまいそうです(推測@)。
私が韓国で覚えているのは、むしろ写真に撮らなかったところばかりですね。
エピソード中心に覚えているからそうなのかもしれません。
仏国寺の次にむかった花郎の家に行く途中の田舎風景とムクゲの花とか。といっても、かなりうすらぼんやりですけど。
それから脱水症状をおこした妹が気分悪くした釜山の特になんでもない商店街が並ぶ通りとか@
でも、きっと後の別の場所の記憶とごっちゃになっていて、本当に写真を撮っていたら、久しぶりに見てやっぱり、記憶がほとんどないってことになってるのかもしれません。
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