2006/04/22 - 2006/04/23
42096位(同エリア46449件中)
たまさん
旅行2日目。午後の便で帰京するまで京都?大阪?奈良?神戸?どこへ行くかずっと悩んだのですが久々に京都に行くことにして、まだ未訪だった洛南エリアへ行ってみることにしました。
月並みな感じの京都ですが、この時期は瑞々しい新緑がとても豊かで、花見や紅葉のシーズンに負けず劣らず魅力的。そして洛南エリアは訪れる人も少ないようで、素顔の京都を見ることができたような気がしてとても良かったです。
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- ANAグループ JRローカル 私鉄
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4月23日。まずは清水寺に行くことにして京橋から京阪電車で七条へ行く。
最寄の五条には特急は止まらないので一駅鴨川沿いを歩いてみる。時刻は9時前。人通りも少なく、ゆったりとした水の音だけが聞こえてくる。朝から気持ちがいい…。 -
桜のシーズンは過ぎてしまったが、しだれ桜がところどころに植えられそちらは満開。今日も天気がすぐれずピンク色が映えないのが残念だけど、目が休まる…。
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てくてく歩いて五条坂〜清水新道を歩く。このあたりは茶わん坂と呼ばれる焼き物を売る店の多い道であるが、まだ朝なので開いている店は少ない。その代わり伝統ある店が整然と並ぶ落ち着いた佇まいを存分に楽しむことができた。今日はいい日になりそうだ…。
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----と思ったら表参道の清水坂は朝もはよから修学旅行客で大賑わいであった(苦笑)。やっぱりもっと早起きして来ないとダメだなあ。さすが世界遺産の清水寺である。それにしても修学旅行は4月に行くものなんですかね。
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修学旅行の列をかき分けながら、貫禄十分の仁王門をくぐって境内に入る。
京都には何度も来ているのに今回まず騒々しい清水寺を選んだことに疑問を持たれる方もいるかもしれませんだが、私は修学旅行でここに来た記憶がなく、たぶん幼稚園の頃以来20数年ぶりの訪問…いやひょっとしたら初訪問かもしれないのです。
なので何もかもが新鮮で、ちょっと楽しみだったりします…。 -
轟門前にある梟の手水蜂で清めていよいよ本堂へ向かう。修学旅行生だけでなく海外の観光客もやってきて拝観受付は大賑わいだ。
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清水の舞台であります。
京都タワーを初め京都市内が一望できる景色には思わず息を呑む思いである…騒々しいけどやっぱり清水寺は素晴らしいですね。 -
本堂にも入ってみる。まずは参拝。大きな鐘をたたいてみると、実に落ち着いたいい音色。その時だけは周りの喧騒も見事にかき消され、一瞬の静寂だけが流れていく…。
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内部には秘仏とされる十一面千手千眼観世菩薩像があるはずだが、当然見ることはできない。その代わり「代打の菩薩」(by近くにいたタクシーの運ちゃん)に参拝する。これを見ることができるのは33年に一度とのこと。
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奥の院から清水の舞台を見る。この造形美はお見事。そして、いっせいに芽吹いたこの美しい緑の山もそれはそれは見事であった。やっぱり来た甲斐があったなあと思う。
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普通の人は奥の院から音羽の滝へ下ってしまうけど、今日はその先へ行ってみる。子安の塔は坂上田村麻呂の娘が息子の誕生を祝って経てたという安産祈願の名所。塔自体は江戸時代の再建というが、派手さはないがしっかりとした作りで一見の価値はある。
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子安の塔から清水の舞台を眺める。実はここは隠れたポイントである。さすがに修学旅行生は安産祈願なんかに興味はないのでここは人もまばらであった。時折鳥のさえずる音しか聞こえない、素顔の京都がこんなところにあったのである…。ちょっと緑が多すぎる感じもするけれど、緑に覆われた山の中に建つ舞台は壮観だった。
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再び喧騒の中へ戻り音羽の滝へ行くが、修学旅行生で順番待ちの大行列なのでここは眺めるだけで通り過ぎます…。
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木々の中から舞台を見上げる。舞台造りという139本の束柱に貫を組んだ構造で建物を支えているのが清水の舞台であるが、本当に釘がなく木組みだけである。この建築様式は実に見事であった。
というわけで、初訪問かもしれない清水寺はとても良かったです。ただこの寺は6:30から開いているらしいので、願わくば次回はもっと早起きだな。。。 -
京阪五条駅に戻り、普通電車で次の目的地東福寺へ行くことにする。多くの旅行者が京都駅より北へ向かうように私もそうであって洛南エリアは初訪問なのだ。
駅を降りて南へ向かい、北門から境内に入る。先ほどの清水寺とは打って変わって、観光客の姿はまばらである。今は宝物展もやっているはずなのに…紅葉の季節以外の東福寺はいつもこんな感じらしいが、もったいない話だ。 -
境内を流れる三ノ橋川はちょっとした渓谷となっていて、市内とは思えない豊かな光景を作っている。臥雲橋を渡り、反対側にかかる通天橋を見ることにする。
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新緑の海にかかる通天橋。ここは紅葉の名所であるが、この時期の緑が鮮やかさはこれもまた見事であった。
そして何より人がほとんどいなくて、この景色を独り占めできるのが嬉しかった。 -
幻想的な通天橋…言葉もないです。
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上層部に楼閣が乗った造りが特徴の開山堂は、左手が市松模様の枯山水、右手は池庭と異なる様式が調和した庭を手前に構えている。
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何とも言い表せない見事な演出と、ここだけが時間が止まったような静かなひと時。
しばし佇んで物思いにふけってみました…。 -
三ノ橋川に下りて、通天橋を見上げる。
本当に緑が気持ちいい…市内にいることを忘れてしまう。 -
本堂の近くにある方丈にも立ち寄る。東西南北に特徴的な庭を構えている。
苔と角石が市松模様となっている北庭。自然と調和した幾何学模様が印象的であった。 -
方丈の枯山水は海に浮かぶ島をイメージした開山堂とはまた違ったイメージを持ち、これも素晴らしかった。
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室町初期の建築とされる日本最古の大きな三門を通り、東福寺を後にした。
ここは本当に素晴らしいところである。もっと人が訪れないのが不思議でならない。自然を取り入れた美しき境内は紅葉のシーズンでなくても一見の価値があるし、落ち着いた雰囲気の京都を味わうのにはベストな場所だと思った。 -
東福寺を後にして、さらに1駅南の伏見稲荷へ行くことにした。
伏見稲荷は全国4万の稲荷神社の総本山である。
伏見稲荷駅を歩き古き良き門前町といったムード満点の参道を進む。稲荷だけにおいなりさんがいっぱい売っていた。ちょっと食指が動くが、小分けがなくて1人がちょっと食べるには多すぎて断念。
早くも朱塗りの鳥居が出迎えてくれる。 -
大鳥居を過ぎて朱塗りの楼門に入る。ここから先は、まさに一面の朱塗りの世界。ここまで朱ばかりだと逆に厳かな気持ちになる。
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ちょうどこの日は重要なイベントである稲荷祭が開催されていて、伝統衣装に身を纏った宮司がお供えをしているところで結構な人が集まっていた。午後から神輿が街に出るらしいのだが、時間がなくてそこまでは見れなかったのが残念。
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本殿初め朱塗りばかりの建物の中で、右手にある御茶屋は書院造風の茶席で数奇屋風の欄干が優雅さを感じさせる建物である。何より落ち着いた木の色がここでは新鮮だ…実は写真はご遠慮くださいということだったのだが、本殿を撮っていたつもりが写ってしまいました(苦笑)
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本殿の裏に進むと、鳥居のトンネルが現れる。
参道をびっしり埋め尽くす朱色の千本鳥居は笑ってしまうほどの量でそれはそれは見事であるが、決して笑い話などといった半端な気持ちではなく、この大社への信仰の深さを思い知り厳粛な気持ちになる。 -
鳥居を抜けて奥へ進む。それだけで気分が洗われる思いだ。
舞妓さんであろうか。とても印象的だったので思わずパチリ。 -
鳥居をくぐっていくと奥の院という場所に出る。ここは稲荷山への入口である。
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この千本鳥居はこの先も続いており、高さ233mの稲荷山へと続いていく。というか元々の本殿はこの山頂にあり、参道のいたるところにある奉納鳥居を巡拝する「お山めぐり」が本来の参拝の姿である。
地図を見たが、奥の院は序の口の序の口、全然であった…。残念ながらもう時間がないのでここで引き返すことにするが、機会があればじっくり時間を設けて全て参拝し、山頂からの眺めを満喫してみたいものである。 -
ということで千本鳥居を戻る。裏側には寄贈した人と年月が書いてあるがほとんどが平成のものである。昔のものはどうしているんだろうか。
あと、さきほどの入口にある巨大な鳥居は電通寄贈であった。うーむ、さすが電通(笑) -
もうちょっとのんびりしたかった伏見稲荷ではあったが、残念ながら時間切れ。JR奈良線で京都に戻った。
初訪問の洛南エリアは実に有意義なものであった。こんなに見所がいっぱいあるのに訪れないなんてもったいないことだ。そして自分もその見所のごくわずかしか訪れなかったのは心残りである。また来ることにしよう。 -
さて京都駅でお土産を買い、新快速で大阪へ、地下鉄でなんばへ行き軽く食事をして、南海電車で関空へ行く。
----そうです、この旅行は元々南紀へ行く予定だったので帰りも関空からなのです。しかも都合で早く帰るつもりだったので昼過ぎには京都を出ないといけないのでした。全く関空は遠すぎ!そして便変更のできない『旅割』も予定が狂うと面倒!ってことを実感いたしました…。 -
関空に15時に着き、signetラウンジで出発を待つ。
このラウンジは窓はないがそれなりに広くて、また客も少ないので落ち着けるラウンジである。 -
関空15:50発羽田行NH146便はA320・JA8381号機であった。関空は羽田便であってもナローボディが多い。
搭乗率は昼間便にしては多く、窓側の私の隣は2列とも埋まってしまい、息苦しかった。しかも東日本はまだ天気が悪くずっと雲の上でつまらない飛行であった。
17:00過ぎに羽田空港へ到着。いつもどおり慌しかたけど楽しい1泊2日の旅行は無事終わりました。
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