2006/04 - 2006/04
364位(同エリア457件中)
まんさくさん
バンコクから少し足を伸ばして、カンチャナブリーまで行ってきました。
映画「戦場に架ける橋」の舞台になった場所として有名ですね。
今回の散歩はいろいろと考えさせられました。せめて歴史背景だけでも頭に入れて訪れるべきだったと痛感・後悔・反省の繰り返し。。。。その分とても印象に残る旅になりました。
それではカンチャナブリーへ・・・・
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まず始めにJEATH(戦争博物館)に行きました。
J=Japan
E=England
A=America・Australia
T=Thailand
H=Holland
それぞれ立場は違いますが、泰緬鉄道建設に関わった国々の頭文字を取って博物館の名前になっています。 -
コの字型の建物自体はそう大きくはありません。当時、実際に使われていた捕虜収容所の建物を再現し竹で作られています。
中にはいわゆる『死の鉄道』建設に携わった連合国軍捕虜に関する当時の写真・スケッチ・水彩画などが展示されており、思わず眼を背けたくなるようなものもたくさんありました。特に日本軍が行った強制労働や虐待の様子からは「日本人はひどい奴ら」と訴えられているような、そんな気がしました。
ここを訪れる観光客も比較的外国人が多いようで、彼らを横目に「私は関係ない」顔して足早に通り過ぎる日本人もいました。展示物にもショックを受けましたが、今そこにある現実、気持ちの温度差も浮き彫りになったようでもっと哀しい気持ちになりました。
(ちなみに建物の中は撮影禁止です) -
建物を出ると、そこにはクウェー川が広がっています。少し救われたような気がしました。
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博物館出口に立つこの方は、岡山県出身の永瀬隆氏。当時日本軍の通訳をされていた方です。
戦後、過酷な労働により犠牲となった連合国軍捕虜らの霊を慰めるため寺院を建てたり、「クウェー川平和基金」を設立し現地の貧しい子供達へ奨学金を送るなど活動をされた方です。功績を称え、クウェー川を臨む場所に銅像が建てられています。 -
永瀬さんはいつまでもクウェー川を見守っています。忘れてはならない過去・繰り返してはならない歴史を改めて考えさせられました。
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なんとなくワンコも神妙な面持ちです。
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JEATHは寺院の敷地内にあり、僧侶の方によって管理されているそうです。
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続いて、連合軍共同墓地へ行きました。
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タイには珍しい西洋風の真っ白い正面ゲートを通り抜け墓地に入ります。
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ゲートをくぐった瞬間、びっくりするほどの静寂がそこにありました。とても厳かな雰囲気です。
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ここには死の鉄道建設に従事し、過酷な環境により病気や栄養失調などで尊い命を落とした6982人もの連合国兵士達が眠っています。
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とても手入れの行き届いた敷地内は美しい花や木々に囲まれています。
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一つ一つの墓碑には亡くなった兵士の名前・所属・年齢などが彫られていて、おそらく家族からであろうメッセージも刻まれていました。墓碑の横にはそれぞれ出身国にちなんだ植物が植えられています。
(全てを見られたわけではありませんが)どの兵士も20代の若さで死を遂げています。異国の地でさぞかし無念だっただろう思い心が痛みました。 -
大きな木が見守るように立っています。澄みきった青い空の下、薄紫の花がとてもきれいに咲いていました。
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いたたまれなくなって外に出ました。
どうか安らかにお眠りください。 -
続いて日本軍慰霊碑へ。
ここには日本人以外ほとんどいませんでした。 -
熱帯の日光が容赦なく照付けるので、木陰で涼むことにしました。足元には南国チックなお花たちが落ちています。これはフランジパニ(プルメリア)です。
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敷地内で革細工の実演販売が。。。。細工がすごーい。
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慰霊塔そばにいたワンコは寂しそうな顔をしていました。
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日本軍が実際に走らせていた機関車です。
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鉄橋脇まで来ました。泰緬鉄道の道のりを示しています。当時の全長415?をビルマまで目でたどってみました。
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鉄橋に汽車が通りかかりました。
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クウェー川をボードで観光している人もいます。涼しそう。
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いよいよ鉄橋へ!線路の上を進んでいきます。爆弾が迎えてくれてます・・・さすが戦場にかかる橋だわ。
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鉄橋の上は大渋滞。みんな線路の間の広いところを歩きたいですもんね。踏み外したら川にまっさかさま・・・・高所恐怖症の人はつらいかも。
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本当に線路だけなんです。網とか一切ありません。
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線路しかも鉄橋の上を歩いてるなんて、日本じゃ考えられないな。。。
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鉄橋のそばにはレストランもあります。戦場にかかる橋はすっかり観光地化されていました。
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橋周辺の街はこんな感じ。バンコクとは全然違います。のどかぁ〜な雰囲気。
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外はものすごく暑いけど、現地の子供達は元気いっぱい!かわいらしい姉妹が遊んでました。
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ヤシの実ジュースはここでも売られていました。店員さんが見当たらないけど・・・マイペンライ?
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街を歩いている観光客はみんな「あぢぃよぉ」とぼやいているようでした。もちろん私も例外ではありません。
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さて、そろそろホームへ移動しようかな。鉄橋を背に鉄道に乗り込む駅へ向かいます。。。線路を歩いて。
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ホーム近くでフルーツ屋さん発見!!
ジャックフルーツをむいています。かわいいお坊さん達も気になる様子・・・ -
この先、奥の方向から列車がやってきます。しばし列車の到着を待つとしますか。
カンチャナブリーは戦争による哀しい過去を持つ街です。街の至るところに過去を語り継ぐための博物館や墓地などがあります。でも不思議と戦争の残虐さや悲惨さよりも穏やかな雰囲気のある街でした。さわやかなタイの風景はなにより世界の平和を祈っている、そんな気がしました。
さて次は実際に鉄道へ乗り込みます。この列車旅のお話は・・・・また今度。
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この旅行記へのコメント (2)
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- TUさん 2007/01/20 15:04:24
- カンチャナブリー
- はじめまして。僕も行ってきました!!
鉄橋とJEATH博物館を見てきました。
第ニ次世界大戦の厳しさを知りました。
60年前に比べれば今の生活は、楽だなあ
と思います。
私もHPを作成しています。
もし、良かったら見てください。
http://www.tcat.ne.jp/~habu/
- まんさくさん からの返信 2007/01/20 16:47:19
- RE: カンチャナブリー
- JEATHはウカレ観光気分をとても反省したところです。
でも現地の人の笑顔を見てたら悲しい過去は過去で忘れちゃいけないけど、
今、こうして平和に旅行できてるのって幸せだなぁ〜とつくづく思いました。
TUさんは列車にも乗りました?
ビックリするくらいのんびりのんびり汽車の旅もまたよかったですよ。
お尻痛くなるけど・・・(^^ゞ)
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