2006/04/09 - 2006/04/09
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yukibxさん
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2005年のボルドーはこれまでにないくらいの例外的に素晴らしい
ワインだ!とフランスのマスコミは口をそろえる。それで、先物買いに
先週、米国、英国、日本、ロシア、スペイン、中国などなどから大勢の人達が
買い付けにやってきた。彼らはプロの人達。
じゃあ、私たちのように素人が味わえるチャンスはないのか!と思ったら、
今週(2006年4月8,9日と来週15,16日)の週末と来週、マルゴーを始め、メドックの
シャトーが一般に門戸をあけてくれる、という。
勿論、シャトー訪問、試飲はすべて無料 !
日曜日の午後は突然強い夕立となり、私はびびったが、意を決して、出発。
まず、ポイヤック(Pauillac)までの50キロ、運転していて、前が見えないほどの
激しい雨に、思わずUターンしようかな、と思った。ちょっと怖かった。
しかし、そのまま運転していってよかった。。なぜならポイヤックのワインおよび観光案内所に着いた時には、奇跡のように雨が止んでいたから。。
さあ、どこのシャトーからはじめようかな、と案内所でもらった地図を見る。
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ここがオーガナイザーのポイヤックのワイン・観光案内所。
まず、この日のために用意された地図をもらう。門戸をあけてくれている
シャトーは、今回は74カ所ある。
ちなみに、一般人のためのこのようなイベントは年に3〜4回行われる。
今回はメドックだけれど、グラーブ、サンテミリオン、ソーテルヌ、ペッサク・レオニャン、など至るところで開催されるので、ボルドーの観光局に問い合わせると日程がわかる。 -
この案内所にはショップがあって、メドックのいろいろなシャトーのワインが、豊富に取り揃えてあるし、また、地方の名産物、そして、お土産用の品がある。
写真は、ぶどうの房をカットする食卓用のおしゃれなはさみ。 -
ワインのほか、ポイヤックにあるロボット人形のミュージアムの
パンフレット。可愛いので写真に撮りました。 -
静かなポイヤックの街。海のようにだだっ広いジロンド河に沿って
いる。ここは入り江なのだ。 -
目の前に広がるジロンド大河。アキテーヌ地方のドルドーニュ河とガロンヌ河が合流してジロンド大河となります。向こう岸まで、1キロとか。
でもこれらの大河は貴重な交通手段で、ボルドーの発展におおいに貢献しました。 -
さて、試飲!
ポイヤックのすぐ北にあるサンエステフのシャトーにまず行くことにした。3キロくらい走ると、例の中国風の奇妙な建物、、コス・デストウルネル(Cos d??'Estournel)が見えた。18世紀に栄えたシャトー。サンエステフでbestなワインという人が多い。
その先を右に曲がるとコス・ラボリーに着く。ここは5級のグランクリュ。 -
まだ春先のぶどう畑。まわりの木々も草花も淡い緑色。
肌寒かったけれど、すがすがしかった。 -
早速、責任者(maitre du chai)がシェ(ぶどう樽の貯蔵所)を見せて
くれる。この時とばかり、ビジターがいろいろな質問をするんだけれど
丁寧に答えてくれる。
2005年のワインが眠っているあたらしいオークの樽は、本当にいい香りがする。 -
オークの樽を寝かせておくシェ。樽の総数の40%
は新しい樽。樽ひとつで、ボトル300本分。
Chateau Cos Laboryでは、毎年、約10万本の
ワインを出荷する。 -
コス・ラボリーのラベル。2001,2002年もので、約3000円位。
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400米先にゆくと次なるシャトー。シャトー・ラクロックに着く。
ここもグラン・クリュ。まず美しい庭園が目に入った。 -
両親がシャトーを見学している間、3人の男の子が
庭のベンチで、陽気におしゃべりをしていた。 -
建物入り口近くの藤の木が優雅。
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シャトー・ルクロックは、クリュ・・ブルジョア級の中で最高の
クラス。このシャトーで16年働いてきたメートル・デュ・シェ。
すごい猫背でひょうひょうとしていたが、ものすごく迫力のある人物。
ひとつの道に人生をかけているとこんな存在感がでてくるんだろうか。 -
早速シェに案内される。他の地方のワイン生産者も見学に
来ていた。私は彼らのグループに入れてもらう。
オークの樽の底辺にはパイン材の板が張られていて、
シャトーの名前が焼かれている。パイン材は、輸送の時に
樽を保護するため。 -
2005年のワインが樽の中で眠っている。
まあたらしい樽の香りは、中に入っている
ワインにいろいろな香りを与える。
ヴァニラ、ウッデイー、トースト、などなど。 -
シェの一角に紫のラベルが貼られた樽が一列に並んでいた。
これはユダヤ教徒の人達のための、神聖なワイン。シャトーは
これらのワインには関与しないで、いわゆる土地、ぶどう、保存所
などの場所だけを貸している、という。
カッシャーのワイン。
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