2006/03/28 - 2006/03/30
116位(同エリア156件中)
ブンさん
リサーチと旅行を兼ねて、ニューメキシコに行ってきました。
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リサーチを兼ねているとはいえ、今回の旅行は完全に自腹。旅費を安く押さえたら、5:25amにニューヨーク(JFK)を出発する便になりました。
チェックインを考えると始発電車では間に合わないので、前日3/28の夜半過ぎの電車に乗ってNYペン駅へ。そこからタクシーでJFKに行き、空港で夜を明かして、早朝に出発。旅の友は買ったままずっと読んでなかったラヒリ。 -
行きの飛行機は JFK-Houston-Albuquerque。
アルバカーキの空港からはレンタカーを借り、ロスアラモスを目指して北上することに。この空港は敷地内にレンタカー屋がなく、少し離れた営業所までシャトルに乗らなきゃならないのが不便。外に出て、日差しの強さと暖かさに少しビックリしました。すっかり北部の人間だなぁ。
Orbitzで事前に予約していたため、車の受け渡しはきわめてスムーズ。Dodge Neonを借りていざサンタフェ方向へ (Route 25 N)。高低差は1000m, 気温差は-6℃という事前情報をキャッチ。 -
サンタフェからさらに北西へ向かって1時間 (Route 84 N/ 502 W)。道路の両側にプエブロを眺めながら、メサを登り切ったところがロスアラモス。
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まわりは一歩間違えたらまっさかさまの谷だらけ。ハイウェイの路肩に故障した車やバーストしたタイヤが放置されているのを見るだけでも、どれだけ大変な土地なのかがよく分かります。春のこの時期でこれなのだから、夏や冬は……想像したくない。
なぜこの土地が原爆開発のために選ばれたのか。それは誰もしらない土地だから。そして、俗界にジャマされず、すばらしい自然のなかで研究に没頭できる場所だから。 -
アルバカーキを出発したのは13時過ぎ。約2時間後にロスアラモスに到着し、17時の閉館までBradbury Science Museumで過ごす。
これは原爆の父オッペンハイマー博士。目鼻立ちのととのった色男にして、文学と音楽にも通じた超インテリ。この町では神様の次に有名かもしれない。そうだな。ほかの街ではワシントンがいるべき場所にオッピーが鎮座している、かも。 -
同博物館の国防コーナーにはリトルボーイ(広島に投下されたウラニウム弾)とファットマン(長崎のプルトニウム弾)の模型が並んでおいてある。ちなみに被爆者に関する情報はほとんどない。
ロスアラモスにはいまも9000人の科学者/エンジニアが働いていて、22億ドルの資金(国防費?)が投下されているのだから、当たり前といえば当たり前か。 -
Museum bookstoreはかなり品揃えがよくて感心したのだけれど、おみやげものはちょっと露骨。研究所以外にほとんど何もないこの町では仕方ないのかな……。
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きわめつけはこれ。アルバカーキのNational Atomic Museumから買い付けてきたと思われる、リトルボーイ&ファットマン・ピアスがここに。
New Jerseyに戻ってからSchalow先生に見せると「おねがいだから付けないでねー。Red Stateっぽいなぁ」と言われました。 -
これはLos Alamos National Laboratoryの前で撮った写真。なんとこの通りの名前はBikini Atollです。
ちなみに街一番の通りはTrinity, それと直角に交わる通りはOppenheimerという名前です。
LANLはいまだに国防関係の仕事をしています。特に核兵器のコントロールはお家芸みたいです。 -
3/30朝。起きると車にみぞれが積もっていた。
ひんやり冷たい風が吹くなか、街の中心部Fuller Lodge付近へ。ここは、ロスアラモスの研究所ができる前に林間学校があった場所。どことなくホモソーシャルな空気がただよっています。 -
街の舗道にはインディアン風の動物の絵が。
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Ashley Pond。フラーロッジの校長先生がAshley Pondという名前だったらしいです。マジで!
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よく見ると二羽いる。
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偽物の鳥のあしもとに本物の鳥たち。
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アシュリー池のほとりに、もともとのロスアラモス研究所の跡地があります。とはいっても記念碑だけ。
この辺りには昔、氷室があったそうです。冬のあいだに山から氷を切り出して、貯蔵しておくの。それで何を冷やしたかというと、やっぱりウランとかプルトニウムとか……。 -
ロスアラモス郵便局。研究所の存在が秘密だったころ、この街への手紙はすべて「P.O. Box 1663, Santa Fe, NM」という住所に送られた。それがここ。
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見上げると空がびっくりするくらい青かった。
このあとHistorical Museumに行きましたが、冷戦期のカルチャーから地元の歴史までコンパクトにまとめてあって、なかなかおもしろかったです。科学博物館にはなかった被爆地の写真もここには置いてありました。
本屋で出会ったおばさんは、息子が日本人の女の子と結婚したのだ、といって、私の資料探しを手伝ってくれました。どうやらHistorical Societyの関係者だったみたい。
このあとはMesa Public Libraryに寄ってからいよいよサンタフェに向かいます。
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