2006/03/30 - 2006/03/31
45位(同エリア94件中)
ブンさん
ロスアラモスからアルバカーキに戻る途中、サンタフェで一泊することにしました。
夕方3時から翌朝8時までのショートステイ。大好きなジョージア・オキーフが見られれば充分、と思っていました。
それが今回の女子ひとり旅、最大の山場になろうとは。
-
ロスアラモスからサンタフェへ向かう途中。メサやプエブロなど見どころ満載なのだけれど、なにしろハイウェイを80mphで走っているので写真はこれ一枚……山道をジェットコースターみたいに下りながらの命がけショット。
命をかける意味がわからん。 -
サンタフェに到着。街全体が濃いピンクと赤銅色で、本当にかわいらしい。ギャラリーや土産物屋も多くて、うきうきする。
-
ヤギくんが教えてくれた銅像を探して街をさまよっていたら、すてきな小道にたどりつきました。というと、ええ話やと思うでしょ?
ところが、その銅像があるという「コンヴェンション・センターの裏手の階段」に行ってみても何も見つからないんです。
「ありゃ?」と思ってると、通りすがりのおじさんが親切に教えてくれました。
「あぁそれ? 取り壊されたよ」。指さした先にはがれきの山とユンボが……。 -
オキーフ美術館で。
ここはプライベートな財団が運営しているせいか、美術館内のマナーに関していちいちうるさく、お高くとまった感じでした。ジョージアだったらぜぇったいにそんなこと言わないよ、とプンスカ怒りながら、それでもアートを見れば心和むのでした。
私が泊まる予定のCasa del Toroはこの美術館のすぐ裏手。車を置きに一度寄ってみましたが、だれもいないのでまた来ることにして、もうひとつの目的地へ。これがその夜の大事件の前ぶれだったとは……。 -
サンタフェにあるニューメキシコ美術館の外観。
有名アーティストと若手の展示を組み合わせて見せているのが面白かったです。特に良かったのは、リキテンシュタインの展示。若いころインディアンのテキスタイルをずいぶんコピーしたみたい。
http://www.mfasantafe.org/ -
道路から中庭の彫刻をのぞく。
-
夕暮れが近づいているので急いで美術館のなかへ。
-
桜の花……? サンタフェの街は、このピンク色の花が咲き乱れていました。きれいだったよ。
-
これは美術館の中庭。……には見えませんが。
-
街並みはすべてこんなに優しい色。でも、街路がグリッドになっていないから、運転してるとすぐ道に迷うんです。路上のパーキングメーターはクォーターで15分と、けっこうお高いし。これは歩いた方が良い街だね。
-
ピンクとブルーがきれい。こういうヨーロッパ風の建物と、インディアン・カルチャーと、ヒスパニックっぽいところがふしぎに混じり合っているのがこの街。
-
ネットでAtomic Grillというレストランを見つけたのでお夕飯を食べに行きました。でもこれ、どこがアトミック?
-
まさかこの辺が……?
原子力釜? -
House Specialのアトミック・パイ。
トルティーヤ・チップスを何層にも重ねて、あいだにブラック・ビーンズやチーズ、ライスなどを詰めたもの。ハラペーニョが辛い辛い……
ってまさかそれがアトミックじゃ……orz -
結論:ふつうのコジャレたお店でした。
この看板だけはちょっと人騒がせな気もしますが。 -
ご飯を食べながら、ふと、ジョージア・オキーフの住んだゴースト・ランチに行ってみたくなりました。急げば日没に間に合うかな。
-
アップダウンを繰り返すハイウェイは、息を飲むような大自然のあいだを細い糸のように走っています。
気をつけてはいるのだけれど、ときどき意識が飛びそうになります。w -
夕闇。ながれる。
-
道程のちょうど半分くらいでタイムリミット。まっくらになってきたので、引き返すことに。
ところが、ホテル(B&B)に着いたらやはり誰もいないうえに玄関の電灯すらついていないのです。ホテルなのに、見える景色はこれ←と同じっていう。笑。
いそいで仲介会社に宿の電話番号を訊き、問い合わせてみても留守電が応答するだけ。どう見ても潰れたホテルにしか思えない。
もう一度仲介会社に電話し、二回目で初めて、ここが管理人が常駐しないコンドミニアム形式だと知らされました(事前メールには情報なし)。オペレーターのアドバイス通り「鍵箱」を探したところ、籐かごを発見。
よかったぁと思ったのもつかのま、知らない人宛ての鍵が何日も野ざらしになった状態で置いてあるだけで、私の鍵は見つかりません。恐っ!
しかたないのでかたっぱしからドアを押して歩いたら、一カ所、鍵がかかっていないところがあったので、こわごわ入ってみました。電気をつけて大丈夫だと分かると、なかから鍵をがっちりロック&椅子でバリケード。すでにホテルに着いてから2時間以上経過していて動く気力もなく、無線が拾えることが分かるとネットで友だちに話しかけ、眠れない夜を過ごしました。
「朝になれば朝食を作りに管理人があらわれる」というオペレーターの言葉を信じて。 -
これが眠れぬ夜を過ごした部屋。明るくなってみればなかなかゴージャズなのですが、壁の十字架がビミョーに怖いです。
そして、朝8時を過ぎても誰もあらわれなかった……。B&BでBedもBreakfastもないなんて、ひっどーい! -
もう一度、仲介会社に電話をかけて「誰も来ないのですが……」というと、「朝食代の実損として20ドルを返金、プラス次回予約時に使える60ドルの割引クーポンを発行します」という回答。
そんな簡単な……。だって、身の危険だってあったかもしれないし、そもそも次回予約なんかするわけないからクーポンもらっても意味ないもーん。
そこで、(1)システムについて事前に知らされなかった点は完全に仲介会社の手落ち、(2)私宛の鍵と(3)朝食が用意されていないのは絶対ホテル側が忘れてる、という3点を盾に、フル・リファンドを要求。英語でケンカするの、きつかったです。
「でもあなた結局ホテルには入れたわけでしょ?」
「だーかーら! それはホテル側がたまたまドアに鍵かけ忘れてたからでしょぅ! むしろ入れない方がフツウじゃないですか。入れた時点でココはおかしいの!」
「えーでもー結果的に頭の上に屋根はあったわけだしー」
みたいな不思議な会話がえんえん続く……。
結局、お詫びのひと言もなく、2日後に予約のキャンセル・メールだけが届きました。さぶ。
サンタフェのダウンタウンといえば宿泊費は100ドルを下らないので、全額返金されたのは良かったけれど、ちょっとひどすぎる話です。 -
これがそのホテルの名前。気をつけろ!
-
玄関。よく見ると郵便受けに郵便があふれている時点でなにかおかしい。恐。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
この旅行記へのコメント (8)
-
- wiz さん 2006/07/23 21:51:15
- ジョージア・オキーフ
- ブンさん、今度はこちらの旅行記に遊びに来ました!
私も、オキーフ、好きなので、彼女の感じた風景を見にサンタフェいつか行きたいと思っている場所です。絵を見ていると何とも云えない気分で吸い込まれます♪
オキーフは堪能出来ましたか・・・?
- ブンさん からの返信 2006/07/23 22:57:03
- RE: ジョージア・オキーフ
- voodooさん、書き込みありがとうございます。
ニューメキシコの風景はまさにジョージア・オキーフの世界でした。
乾燥した大地のピンク/オレンジ/イエロー、
ほんのわずかに生えている木々の深緑や紫色、
それに目に痛いほどの青空。
Santa Feの町はアートで地域振興しているようで
「オキーフ美術館」や「ニューメキシコ美術館」のほかにも
ギャラリーがたくさんあって飽きません。
もちろんこの2つの美術館には
かなりのオキーフ・コレクションがあって素敵です。
ぜひいらしてみて下さい。
私もいつか必ずもう一度行こうと思っています。
ときどきどうしようもなく「帰りたくなる」不思議な場所です。
ブン
- wiz さん からの返信 2006/07/23 23:28:44
- RE: RE: ジョージア・オキーフ
- 私の方にもお越し頂きありがとう!
(掲示板を見ていたら・・・)ブンさんはNJで留学されているのですか?私はCAMDENのTweeter Center(at the Waterfront)に行ったことがあります・・・ほとんどフィラデルフィアですが(^-^)/~ ROCCK FESの旅行記があるのでブンさんも音楽も好きなのかしら?
実は私はペーパー(ドライバー)なのでアメリカでは頭を悩ますことが多いのです・・・ブンさんは(旅行記内に)レンタカーの話が書いてあったので羨ましい!マイルを使ってサンタフェもいいなと以前調べていた時(←いろいろ行きたい所もあるので1つの候補として)たしかアルバカーキ空港から少し時間がかかったような・・・。でもいつかは行かなくちゃ、オキーフの世界に浸りに。。。
- pattyさん からの返信 2006/09/05 09:29:29
- RE: ジョージア・オキーフ
- 突然の乱入すみません。
私もオキーフの美術館のあるサンタフェにどうしても行きたく、目下どうしたものか、思案中のところ、ブンさんの旅行記を読ませていただきました。風景からして全く違う世界ですね(私はDCに1年在住です)。
車が運転できませんので、アルバカーキの空港から1時間ほどタクシーに乗ってサンタフェまで行かないと行けないかな(お金がかかりそうです)、などと考えています。しかも、中途半端な9月という時期なので、一人旅になりそうです。。。
オキーフは、アメリカの画家の中でも非常に際立った存在だと思いますが(その容貌も大変魅力的です)、なんとかサンタフェまでたどり着きたいと思います。
- ブンさん からの返信 2006/09/05 11:24:06
- RE: ジョージア・オキーフ
- Voodooさん、Pattyさん
まとめて返信になってしまい恐縮です。
アルバカーキ空港からサンタフェまで
シャトルが出ていることが分かりましたよ。
http://www.shuttlesantafe.com/schedule.html
往復38ドルなので、悪くないですよね。
少なくともタクシーやバスを使われるよりは安心なのでは??
あと、アルバカーキ空港内に観光案内コーナーがあって
そこへ行けば地図やクーポンをもらえると思います。
私はレンタカー屋さんでサンタフェの地図をもらいましたが
市販のものやネット上のものよりも
現地でもらえるものの方がずぅっと分かりやすかったです。タダだしw
サンタフェの街は歩きかタクシーになると思いますが、
ひとりの場合、夜は気をつけてくださいね。
ダウンタウン以外は街灯が少なくて暗いので。
サンタフェ独特のカルチャーとアートをぜひ楽しんでくださいね。
私も次は、車で邸宅があったゴーストランチの方まで
出かけてみたいものです。いつになるか分かりませんが……
ブン
- pattyさん からの返信 2006/09/06 01:55:56
- RE: ジョージア・オキーフ
- ブンさん
アドバイスありがとうございます。
アメリカでは、やっぱり車が運転できたほうがいいですね。しかし来年には日本に帰らないといけないので、まあ仕方ないかと。。。
サンタフェは初めての土地で、きっと楽しい旅いなるかと思いますが、またご報告します。
Patty
-
- Benoさん 2006/05/30 16:39:42
- いい名前なのに、、、
- 始めまして サンタフェ検索していてこのサイトに行き当たり急いで登録した新人です。
いい名前のホテルなのに残念です(個人的に) 旅行記の途中まで名前が気に入ったからここに泊まろうかな、、、なんて考えていました。今は考えていません。
女性一人旅!偉いなー 私も一人で出かけたい、、、。
- ブンさん からの返信 2006/05/30 17:27:11
- RE: いい名前なのに、、、
- Benoさん、
書き込みありがとうございます。
うーん。確かに名前はいいですよね。
きちんと管理人さんがいれば、
なかなかきれいなところだったし良かったかもしれないけど……
ほかにもいいホテルはあると思うので、
安全のためにここだけは避けて下さいね。
もしSanta Feに行かれるなら、
途中、空港かレンタカー屋で地図をもらうといいと思います。
旅行ガイドよりも持ち歩きやすくて、便利でした。
私は一晩しか泊まれませんでしたが、
アートも自然もたくさんあってまったく飽きません。
またいつか、今度は長居したいなぁと野望を燃やしてるところですw
ひとり旅も面白いけど
恐いことがあると本当に心細いですよ!
Santa Feにはぜひお友達とどうぞ☆
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
サンタフェ(アメリカ) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
8
23