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ステファンが50−50だと言った通り、<br />そのクルーズでイルカに会うことはできなかった。<br /><br />でも、朝日が海や山を染める魔法や、<br />喜んでるイルナとLeeを見てるとちょっとほっとした。<br />それに最近の私は、イルカのいない波にも<br />想像のイルカを描けるようになっているのだ!<br /><br />ま、とはいえ、やっぱりリアルな野生のイルカとの遭遇は<br />happyの原体験みたいなんだけど。(☆v☆)<br /><br />小さな舟の前では、イルナのカメラのシャッターが、<br />笑えるほど鳴り続く・・・。 (撮りスギ。)<br />後ろでは、ニョマンのたばこがとぎれることを知らない。 (吸いスギ!)<br /><br />ちなみにニョマンは、きのうの朝 私がことごとくムシを決め込んで<br />失礼なことをした あの゛ウサンクサイ゛男の子だ。<br /><br />゛明日のクルーズに連れて行ってくれる漁師さんが見つかったよ。゛と<br />宿のスタッフが紹介してくれたのが彼だったのだ。<br />やっぱり登場人物 少ない・・・(>v<)゛゛゛<br /><br />jojo  ゛あ・・・、朝はムシしててごめんね。<br />     私の名前は yoshinoだよ。゛<br /><br />Nyoman ゛No Problem. Nama saya Nyoman ゛ (・v・)♪<br />    (全然気にしないで。オレの名前はニョマンだよ。)<br /><br />で、シェイキング・ハンドしてチームになったのだ。<br /><br />           ☆<br /><br />゛タバコは体によくないよ ゛ と言ったら、<br />ニョマンは意外にも、照れくさそうに火をつけたばかりのたばこを、<br />舟の横でもみ消した。ま、私が見えなくなったら吸うと思うけど、<br />こんな素直な反応は気持ちイイ。<br /><br />゛タバコは高いじゃん。<br /> そのお金を貯めて、何か大事なものを買ったほうがイイよ。<br /> みんなを病気にするような大きな会社を応援するよりさ。゛<br /><br />ニョマンは、「もっともだ・・・」というまじめな顔で話しを聞いてくれる。<br />ちょうど船頭のワヤンさん(写真右)が、体を壊して<br />タバコを辞めたばかりだったんだって。<br /><br />゛お金を貯めて、何を買う?゛ と尋ねると、<br /><br />゛ナシ!(ご飯)゛ <br /><br />と言われて、オカシイと同時に、なんか切なくなった。<br /><br />彼ら漁師さんの多くは、遠くて学校に通ってないという。<br />ここには、昔ながらのすごくシンプルな生活がアル。<br />でもその一方で、タバコやコークは、グローバルに浸透してるんだよね。<br /><br />                 ☆<br /><br />朝の明けたばかりの砂浜で、きのうニョマンが営業してた舟の模型を<br />イルナが買った。<br /><br />きのうのニョマンの言い値は、10万ルピアだったけど、<br />ゲデ・レストランで6万ルピアで売ってたので、5万ルピアに値切る。<br /><br />1万ルピア(120円)はバリ人にとっても、<br />旅を続けるWorld Travellerにとっても大金だ!<br />5万ルピアはなおさらね。<br /><br />イルナ ゛やっぱり ちょっと高かったかなぁ?゛<br /><br />jojo  ゛5万ルピアならフェアだと思うよ。゛ <br /><br />イルナ ゛ちょっとはニョマンをサポートできたかな。゛ (・v・)<br /><br />               ☆<br /><br />宿が呼んでくれたドライバーさんは、<br />素朴で明るい地元のおいちゃんだった。<br /><br />゛英語はほとんど話せない゛というので、<br />重要なことは宿のスタッフに確認してもらう。<br /><br />私がチャンディ・ダザ、<br />Leeがサヌール、<br />イルナが2時までに空港に必着!<br /><br />コトバは通じなくても、おじちゃんはプロフェッショナルで運転もうまい!<br />途中の棚田で何度も止まって、写真をとれば?と言ってくれる。<br /><br />゛フォト、フォト?゛<br /><br />インドネシアの人はよく同じ言葉を2回くりかえす。<br />このリズムが私はなんか好きだ♪<br /><br />心配性のイルナが、2時までに空港にいけるのか<br />もう一度、確認してほしいと言うので、<br />私はつたないインドネシア語でおじさんに聞いた。<br /><br />゛ディア・ハルス・プルギ・ク・エア・ポート・サンパイ・ジャム・ドァ。゛<br /><br />するとおいちゃんは満面の笑みで、心配ない。<br />時間は充分あるよ、と教えてくれた。(たぶん)<br /><br />゛おお!インドネシア語、通じちゃってるよ!゛(・v・) (たぶん) <br /><br />いつも島在住の友人たちの通訳に頼っているjojoも、<br />この2人の中では頼られる存在だ。<br />おいちゃんとも ちょっこと会話がはずむ。<br />しかも、彼の最初の質問はよりにもよって・・・<br /><br />゛どうしてキミらのドライバーは、きのう帰っちゃったんだい?゛<br /><br />だった。 コレには爆笑!(>v<)<br /><br />なぜって、宿のみんながそのことを噂してるのを<br />イルナが ずっと気にしていたから! (ある意味、禁句だ!)<br /><br />私は冗談でイルナに教えてもらったパンチを真似して答えた。<br /><br />゛ムンキン・・・(おそらく)カルナ・カミ・クワット!゛<br />         (私たちが強かったからじゃない?)<br /><br />果たしてこのドライバーさんがアメッドに戻った時、<br />噂はどんな風にオヒレがついて広まっちゃうだろう・・・☆゛<br /><br /><br />                ☆<br /><br />緑の鮮やかなぐねぐねの山道を進みながら、<br />私は後部座席のイルナとLeeがWorld wideで たわいのない<br />フシギなおしゃべりしてるのを ぼんやり聞いていた。<br /><br />Lee ゛私、インドに行くのがちょっと怖かったんだけど、<br />    2人とこうして旅をしたら、なんか元気になれたよ。<br />    ずっと忘れてたカンフーも思い出せたし    <br />    いっしょに旅ができてホントに楽しかった☆゛<br /><br />聞こえた瞬間、私は思わずニマニマしちゃう。<br /><br />゛あぁ、なんか人ってみんないっしょなんだな〜゛ って感じたんだよね。<br /><br />大人でも子どもでも、(動物でも)<br />ほめられたらウレシイし、怒られたら悲しいし、<br />意見を聞いてもらえたらウレシイし、<br />共感できたり、新しいことを知れば、なんか楽しい。<br /><br />そんな基本的な気持ちには、<br />宗教や学歴や国境や民族のチガイなんか 関係ないよねぇ。<br /><br />そしてこんなシンプルな気づきは、<br />みんなをちょっと元気ににしてくれる。<br /><br />jojo  ゛もちろん私もだよ!゛(・v<)<br /><br />                ☆<br /><br />青い海が見えるチャンディ・ダサのバス停で、私は一足先に2人と別れた。<br /><br />がっしりhugして、 お互いの出会いに感謝して、<br />これからの素敵な旅を祈る・・・☆<br /><br />私は スタッフがまだいないそのバス停で海を見ながら、<br />のん気なレゲェのリズムにゆれて、いつくるかわからないバスを待った。<br />少なくとも1日に3便ぐらいはアルはずだから心配ない。<br /><br />その後、オダラン(ヒンズー教のお祭り)で、<br />そのバス停だけが゛臨時休業してる・・・゛って、<br />隣のお店のおばちゃんが教えてくれるまで。<br />                     <br />                        (>v<)

3月のアメッド 4 (帰り道) 長文なのでコーヒー必須です♪

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2006/03/06 - 2006/03/08

15508位(同エリア17444件中)

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2

jojo

jojoさん

ステファンが50−50だと言った通り、
そのクルーズでイルカに会うことはできなかった。

でも、朝日が海や山を染める魔法や、
喜んでるイルナとLeeを見てるとちょっとほっとした。
それに最近の私は、イルカのいない波にも
想像のイルカを描けるようになっているのだ!

ま、とはいえ、やっぱりリアルな野生のイルカとの遭遇は
happyの原体験みたいなんだけど。(☆v☆)

小さな舟の前では、イルナのカメラのシャッターが、
笑えるほど鳴り続く・・・。 (撮りスギ。)
後ろでは、ニョマンのたばこがとぎれることを知らない。 (吸いスギ!)

ちなみにニョマンは、きのうの朝 私がことごとくムシを決め込んで
失礼なことをした あの゛ウサンクサイ゛男の子だ。

゛明日のクルーズに連れて行ってくれる漁師さんが見つかったよ。゛と
宿のスタッフが紹介してくれたのが彼だったのだ。
やっぱり登場人物 少ない・・・(>v<)゛゛゛

jojo  ゛あ・・・、朝はムシしててごめんね。
     私の名前は yoshinoだよ。゛

Nyoman ゛No Problem. Nama saya Nyoman ゛ (・v・)♪
    (全然気にしないで。オレの名前はニョマンだよ。)

で、シェイキング・ハンドしてチームになったのだ。

           ☆

゛タバコは体によくないよ ゛ と言ったら、
ニョマンは意外にも、照れくさそうに火をつけたばかりのたばこを、
舟の横でもみ消した。ま、私が見えなくなったら吸うと思うけど、
こんな素直な反応は気持ちイイ。

゛タバコは高いじゃん。
 そのお金を貯めて、何か大事なものを買ったほうがイイよ。
 みんなを病気にするような大きな会社を応援するよりさ。゛

ニョマンは、「もっともだ・・・」というまじめな顔で話しを聞いてくれる。
ちょうど船頭のワヤンさん(写真右)が、体を壊して
タバコを辞めたばかりだったんだって。

゛お金を貯めて、何を買う?゛ と尋ねると、

゛ナシ!(ご飯)゛ 

と言われて、オカシイと同時に、なんか切なくなった。

彼ら漁師さんの多くは、遠くて学校に通ってないという。
ここには、昔ながらのすごくシンプルな生活がアル。
でもその一方で、タバコやコークは、グローバルに浸透してるんだよね。

                 ☆

朝の明けたばかりの砂浜で、きのうニョマンが営業してた舟の模型を
イルナが買った。

きのうのニョマンの言い値は、10万ルピアだったけど、
ゲデ・レストランで6万ルピアで売ってたので、5万ルピアに値切る。

1万ルピア(120円)はバリ人にとっても、
旅を続けるWorld Travellerにとっても大金だ!
5万ルピアはなおさらね。

イルナ ゛やっぱり ちょっと高かったかなぁ?゛

jojo  ゛5万ルピアならフェアだと思うよ。゛ 

イルナ ゛ちょっとはニョマンをサポートできたかな。゛ (・v・)

               ☆

宿が呼んでくれたドライバーさんは、
素朴で明るい地元のおいちゃんだった。

゛英語はほとんど話せない゛というので、
重要なことは宿のスタッフに確認してもらう。

私がチャンディ・ダザ、
Leeがサヌール、
イルナが2時までに空港に必着!

コトバは通じなくても、おじちゃんはプロフェッショナルで運転もうまい!
途中の棚田で何度も止まって、写真をとれば?と言ってくれる。

゛フォト、フォト?゛

インドネシアの人はよく同じ言葉を2回くりかえす。
このリズムが私はなんか好きだ♪

心配性のイルナが、2時までに空港にいけるのか
もう一度、確認してほしいと言うので、
私はつたないインドネシア語でおじさんに聞いた。

゛ディア・ハルス・プルギ・ク・エア・ポート・サンパイ・ジャム・ドァ。゛

するとおいちゃんは満面の笑みで、心配ない。
時間は充分あるよ、と教えてくれた。(たぶん)

゛おお!インドネシア語、通じちゃってるよ!゛(・v・) (たぶん) 

いつも島在住の友人たちの通訳に頼っているjojoも、
この2人の中では頼られる存在だ。
おいちゃんとも ちょっこと会話がはずむ。
しかも、彼の最初の質問はよりにもよって・・・

゛どうしてキミらのドライバーは、きのう帰っちゃったんだい?゛

だった。 コレには爆笑!(>v<)

なぜって、宿のみんながそのことを噂してるのを
イルナが ずっと気にしていたから! (ある意味、禁句だ!)

私は冗談でイルナに教えてもらったパンチを真似して答えた。

゛ムンキン・・・(おそらく)カルナ・カミ・クワット!゛
         (私たちが強かったからじゃない?)

果たしてこのドライバーさんがアメッドに戻った時、
噂はどんな風にオヒレがついて広まっちゃうだろう・・・☆゛


                ☆

緑の鮮やかなぐねぐねの山道を進みながら、
私は後部座席のイルナとLeeがWorld wideで たわいのない
フシギなおしゃべりしてるのを ぼんやり聞いていた。

Lee ゛私、インドに行くのがちょっと怖かったんだけど、
    2人とこうして旅をしたら、なんか元気になれたよ。
    ずっと忘れてたカンフーも思い出せたし    
    いっしょに旅ができてホントに楽しかった☆゛

聞こえた瞬間、私は思わずニマニマしちゃう。

゛あぁ、なんか人ってみんないっしょなんだな〜゛ って感じたんだよね。

大人でも子どもでも、(動物でも)
ほめられたらウレシイし、怒られたら悲しいし、
意見を聞いてもらえたらウレシイし、
共感できたり、新しいことを知れば、なんか楽しい。

そんな基本的な気持ちには、
宗教や学歴や国境や民族のチガイなんか 関係ないよねぇ。

そしてこんなシンプルな気づきは、
みんなをちょっと元気ににしてくれる。

jojo  ゛もちろん私もだよ!゛(・v<)

                ☆

青い海が見えるチャンディ・ダサのバス停で、私は一足先に2人と別れた。

がっしりhugして、 お互いの出会いに感謝して、
これからの素敵な旅を祈る・・・☆

私は スタッフがまだいないそのバス停で海を見ながら、
のん気なレゲェのリズムにゆれて、いつくるかわからないバスを待った。
少なくとも1日に3便ぐらいはアルはずだから心配ない。

その後、オダラン(ヒンズー教のお祭り)で、
そのバス停だけが゛臨時休業してる・・・゛って、
隣のお店のおばちゃんが教えてくれるまで。
                     
                        (>v<)

  • アメッドの漁師さん、ニョマン。<br />明るく素直な性格のもよう・・・(・v・)<br />最近たばこをやめたばかりのワヤン船長(右)<br /><br />○アメッド中腹の宿、 Hidding Paradise に泊まれば<br /> 会えると思います♪<br /> もし会ったら、ヨロシクお伝えください。

    アメッドの漁師さん、ニョマン。
    明るく素直な性格のもよう・・・(・v・)
    最近たばこをやめたばかりのワヤン船長(右)

    ○アメッド中腹の宿、 Hidding Paradise に泊まれば
     会えると思います♪
     もし会ったら、ヨロシクお伝えください。

  • いっしょに旅をしたドイツ人のイルナと<br />イギリス人のリアン。<br />Keep on traveling and Keep it real!

    いっしょに旅をしたドイツ人のイルナと
    イギリス人のリアン。
    Keep on traveling and Keep it real!

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