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同じ宿に泊まってたドイツ人のイルナが、<br />゛あさってからアメッドに行くんだけど、jojoも行かない?゛と<br />聞いてきた。<br /><br />彼女はニュージー・ランドを車でひとり旅した<br />World Traveller.<br />自分のフィロソフィーを探してる、<br />なんか気があう女の子。<br /><br />なんでもウブド初日に、アトリエをもつアーティストの<br />インドネシア人と話していて、彼がアメッドに仕事で行くので、<br />彼が車、イルナがガソリン代をシェアして<br />いっしょに旅をしよう。という計画らしかった。<br /><br />すごくバリらしい話しで、<br />かなり うさんくさい感じ。<br /><br />jojoはイルナに忠告して、<br />次の日、公共のバスに乗ってパダン・バイで合流することにした。<br />ウブドは連日雨だったし、ここでのインタビューにも<br />前途が見えなくなってたしね。<br />雨の少ないアメッドはまたjojoの大好きな海があるし、イルカもいる!(こともアル)<br /><br />バス停に着くと、弱々しいウサギみたいな白人の女の子がひとりだけ<br />座ってた。<br /><br />jojo ゛もしかして、あなたもアメッドへ行くの?゛(・v・)<br />riana ゛私はロビナに行くのよ゛(・v・)<br /><br />     やさしい声。<br /><br />jojo ゛あなた1人で? だったら私はアメッドに行くんだけど<br />    途中でドイツ人の女の子とおち合うから、<br />    よかったらいっしょに来ない?彼女もすごくイイ子なんだよ。゛<br /><br />基本的に誰かの計画を変えるのは好きじゃないけど、<br />彼女が合流してくれたら、もっと楽しくなる気がしたし、<br />彼女にとっても1人でロビナはどうも大変そうだったんで、<br />アメッドのことを説明してみた。<br />彼女は嬉しそうに笑顔になって、私の誘いに同意した。<br />(彼女のこの俊敏さが、私も好きになった☆<br /> お互い瞬間的にハームレスだと感じたんだよね。)<br /><br />結局チケットはリファンドしてもらえなかったけど、<br />そんなのおかまいなしで、リアナは私と同行することになった。<br />これぞ、World Traveller!<br /><br />その様子をずっと見てたバリ人の男の子たちは、<br />゛な、な、なんでそんなカンタンに決まっちゃうの〜??゛って<br />フシギ顔。(笑!)<br />いや正直jojoも、この展開はウケました。(小説より奇なり?)<br /><br />私たちは途中の村(パダン・バイ)で、イルナとアーティストの<br />おじちゃんと合流した。そして静かなチャンディ・ダサまで<br />移動してお茶をして、彼の作品を見せてもらった。<br /><br />半分、アーティストだってことも疑ってたjojoは、<br />彼の点画のクオリティに驚いた。<br /><br />゛このおっちゃんは、本物じゃん。゛<br /><br />でもなんか武勇伝が多い。 さっきから自分のことばっかり話してる。<br /><br />そして おっちゃんが泊まろうと思っていたところを<br />jojoが、゛できたら別のところがイイんですけど・・・゛と言うと、<br />態度が急変した。(笑えるほどに)<br />なんでもそこのオーナーが、アメッドでは力をもっているらしい。<br /><br />ま、World Travellerにとっちゃ、そんなことどうでもイイし、<br />そもそも、そのオーナーが好きになれないんだよね。<br /><br />jojo ゛同じところに泊まりたくないだけだから、<br />    別に他を探してなかったら、そこでもイイですよ。<br />    確かに宿自体はナチュラルで素敵なところだから。゛<br /><br />おじさん ゛それじゃぁ、民主主義でいこう。<br />       そこに泊まりたい人は?゛<br /><br />一同  ゛し〜ん゛<br /><br />それからおじさんは、jojoに意地悪になった。<br /><br />インドネシア人らしく、いや、それともアーティストらしく?<br />深刻な顔つきで『何か不吉な予感がする・・・』とか言い始めた。<br /><br />確かにふりだした雨は激しくなるし、<br />途中の道に穴があいてたり、木が倒れてたりして・・・(笑)<br /><br />゛jojoと合流してから、何かが変わった。゛という。(名指しだよ!)<br /><br />そんなこと言われたのは初めてだったので むかついた。<br />私はおじさんに、できるだけ礼儀正しく接していたのにさ。<br />(ま、もちろん心の中では、ウサンクサイって思ってたけどね)<br /><br />だけど、そんな穴も地元の人は、何も介さず通りぬけるし、<br />倒れた木も、子どもたちがニコニコ押し上げて通してくれた☆<br />                    かわいい〜♪<br /><br />(へへへ・・・おじさんの予感なんかに、そうカンタンに負けやしないぞ。)<br /><br />                    ☆<br /><br />そう、おじさんのたくらみは見事に失敗に終わったのだ。<br /><br />その夜、イルナから、前日のおじさんの彼女へのアプローチを聞いて、<br />jojoとリアナは確信した。<br /><br />結局このおやっさんは、イルナとラブラブになりたかったのだ。<br /><br />そこへ突然バリをよく知る日本人と、さらにイギリス人の<br />仲良しチームが合流して、おじさんのたくらみは撃沈したのだった。(笑)<br /><br />それにしてもイルナとリアナとjojo,国籍も違うし、<br />会って間もないのに、まるで姉妹みたいに息があった。<br />エキストラ・ベッドを入れた部屋はまるでYhaのドミトリー。<br /><br />イルナは時々ドイツ人気質がでて、厳格なとこもあったけど、<br />(あと、おじさんを信じたことでちょっと自己嫌悪にもなっていた)<br />リアナが打開策を打ち出すそのやり方や、<br />こっそり私をサポートする意見を言ってくれるやり方なんかが<br />日本の友人たちとそっくりで、力をもらった。<br /><br />やっぱ、そんなのに国境なんてないんだよね。<br /><br />さてさて このお話しには、まだまだ笑える展開が・・(・v<)

3月のアメッド・・・1(No risk No fun!)

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2006/03/06 - 2006/03/08

15508位(同エリア17444件中)

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3

jojo

jojoさん

同じ宿に泊まってたドイツ人のイルナが、
゛あさってからアメッドに行くんだけど、jojoも行かない?゛と
聞いてきた。

彼女はニュージー・ランドを車でひとり旅した
World Traveller.
自分のフィロソフィーを探してる、
なんか気があう女の子。

なんでもウブド初日に、アトリエをもつアーティストの
インドネシア人と話していて、彼がアメッドに仕事で行くので、
彼が車、イルナがガソリン代をシェアして
いっしょに旅をしよう。という計画らしかった。

すごくバリらしい話しで、
かなり うさんくさい感じ。

jojoはイルナに忠告して、
次の日、公共のバスに乗ってパダン・バイで合流することにした。
ウブドは連日雨だったし、ここでのインタビューにも
前途が見えなくなってたしね。
雨の少ないアメッドはまたjojoの大好きな海があるし、イルカもいる!(こともアル)

バス停に着くと、弱々しいウサギみたいな白人の女の子がひとりだけ
座ってた。

jojo ゛もしかして、あなたもアメッドへ行くの?゛(・v・)
riana ゛私はロビナに行くのよ゛(・v・)

     やさしい声。

jojo ゛あなた1人で? だったら私はアメッドに行くんだけど
    途中でドイツ人の女の子とおち合うから、
    よかったらいっしょに来ない?彼女もすごくイイ子なんだよ。゛

基本的に誰かの計画を変えるのは好きじゃないけど、
彼女が合流してくれたら、もっと楽しくなる気がしたし、
彼女にとっても1人でロビナはどうも大変そうだったんで、
アメッドのことを説明してみた。
彼女は嬉しそうに笑顔になって、私の誘いに同意した。
(彼女のこの俊敏さが、私も好きになった☆
 お互い瞬間的にハームレスだと感じたんだよね。)

結局チケットはリファンドしてもらえなかったけど、
そんなのおかまいなしで、リアナは私と同行することになった。
これぞ、World Traveller!

その様子をずっと見てたバリ人の男の子たちは、
゛な、な、なんでそんなカンタンに決まっちゃうの〜??゛って
フシギ顔。(笑!)
いや正直jojoも、この展開はウケました。(小説より奇なり?)

私たちは途中の村(パダン・バイ)で、イルナとアーティストの
おじちゃんと合流した。そして静かなチャンディ・ダサまで
移動してお茶をして、彼の作品を見せてもらった。

半分、アーティストだってことも疑ってたjojoは、
彼の点画のクオリティに驚いた。

゛このおっちゃんは、本物じゃん。゛

でもなんか武勇伝が多い。 さっきから自分のことばっかり話してる。

そして おっちゃんが泊まろうと思っていたところを
jojoが、゛できたら別のところがイイんですけど・・・゛と言うと、
態度が急変した。(笑えるほどに)
なんでもそこのオーナーが、アメッドでは力をもっているらしい。

ま、World Travellerにとっちゃ、そんなことどうでもイイし、
そもそも、そのオーナーが好きになれないんだよね。

jojo ゛同じところに泊まりたくないだけだから、
    別に他を探してなかったら、そこでもイイですよ。
    確かに宿自体はナチュラルで素敵なところだから。゛

おじさん ゛それじゃぁ、民主主義でいこう。
       そこに泊まりたい人は?゛

一同  ゛し〜ん゛

それからおじさんは、jojoに意地悪になった。

インドネシア人らしく、いや、それともアーティストらしく?
深刻な顔つきで『何か不吉な予感がする・・・』とか言い始めた。

確かにふりだした雨は激しくなるし、
途中の道に穴があいてたり、木が倒れてたりして・・・(笑)

゛jojoと合流してから、何かが変わった。゛という。(名指しだよ!)

そんなこと言われたのは初めてだったので むかついた。
私はおじさんに、できるだけ礼儀正しく接していたのにさ。
(ま、もちろん心の中では、ウサンクサイって思ってたけどね)

だけど、そんな穴も地元の人は、何も介さず通りぬけるし、
倒れた木も、子どもたちがニコニコ押し上げて通してくれた☆
                    かわいい〜♪

(へへへ・・・おじさんの予感なんかに、そうカンタンに負けやしないぞ。)

                    ☆

そう、おじさんのたくらみは見事に失敗に終わったのだ。

その夜、イルナから、前日のおじさんの彼女へのアプローチを聞いて、
jojoとリアナは確信した。

結局このおやっさんは、イルナとラブラブになりたかったのだ。

そこへ突然バリをよく知る日本人と、さらにイギリス人の
仲良しチームが合流して、おじさんのたくらみは撃沈したのだった。(笑)

それにしてもイルナとリアナとjojo,国籍も違うし、
会って間もないのに、まるで姉妹みたいに息があった。
エキストラ・ベッドを入れた部屋はまるでYhaのドミトリー。

イルナは時々ドイツ人気質がでて、厳格なとこもあったけど、
(あと、おじさんを信じたことでちょっと自己嫌悪にもなっていた)
リアナが打開策を打ち出すそのやり方や、
こっそり私をサポートする意見を言ってくれるやり方なんかが
日本の友人たちとそっくりで、力をもらった。

やっぱ、そんなのに国境なんてないんだよね。

さてさて このお話しには、まだまだ笑える展開が・・(・v<)

  • ○ぺラマ・シャトル・バスで出会った <br /> イギリス人トラベラー、LEE

    ○ぺラマ・シャトル・バスで出会った 
     イギリス人トラベラー、LEE

  • ○道を聞いてたまたま見つけた宿。<br /> Hidding Paradise<br /> アメッドの中腹。このあたりにしては珍しく<br /> お湯シャワーつき!(poolも)<br /> <br /> もちろん値切りましょう♪<br /> お部屋は快適。(backpackerには贅沢スギでした)

    ○道を聞いてたまたま見つけた宿。
     Hidding Paradise
     アメッドの中腹。このあたりにしては珍しく
     お湯シャワーつき!(poolも)
     
     もちろん値切りましょう♪
     お部屋は快適。(backpackerには贅沢スギでした)

  • ○山にかこまれていて空気も最高。<br /> 地元の人は素直でかわいいです。<br /> 魚の顔をした伝統的な舟で、漁師さんと朝日を見に行こう!

    ○山にかこまれていて空気も最高。
     地元の人は素直でかわいいです。
     魚の顔をした伝統的な舟で、漁師さんと朝日を見に行こう!

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