1970/08 - 1970/08
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片瀬貴文さん
世界漫歩248 主観的な採点は文化の幅を生む?
フランス人を、バカロレア合格者とその他に、大胆に二分する試験は、彼らの一生を決める。
だから彼らにとって、年に一回という試験に合格し、運命の一線を越えることは、安全弁の多い日本の大学入試より、はるかに重要で困難な課題なのだ。
ところがバカロレアは、非常にリスキーな試験であると言われる。
天才に近い超優秀な生徒は、間違いなく合格する。
しかし、その他の秀才を含め、全体の90%にとっては、運が大きくものを言うらしい。
その大きな理由は、評価の基準が、採点者の考え方に左右されるからだろう。
この曖昧さは、文化の幅と理解すれば良いのではないかと思う。
あまりはっきりし過ぎた価値基準を置けば、社会全体の持つべき価値観の許容幅を、限定する危険がある。
また運とは言っても、理科系を含め、かなりな部分は客観的な評価が可能なはずである。
残った配点部分に、多少の運があっても、許されるべきではないだろうか。
それよりも、記述式の試験や、面接を含めたシステムを高く評価したい。
あるいは、採点者や受験者のものの見方を統一することのほうが、より危険があるのではないだろうか。
とはいっても、数学でも、全く同じ回答に対して、「解き方が良くない」という理由で減点されることもあるらしい。
この場合文部省に抗議文の提出が可能なようだが、見解の相違は、採点者側に軍配が上がることが当然といえる。
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