ポーランド【クラクフとヴィエリチカ岩塩採掘所】

2004/04/29 - 2004/04/31

【クラクフとヴィエリチカ岩塩採掘所】
ポーランド王国の全盛期だった１３８６年〜１５７２年ヤゲウォ王朝時代に、ここクラクフは王国の首都としてほぼ現在の偉容を整えた。当時のクラクフは、神聖ローマ帝国の一部であったボヘミアのプラハ、オーストリアのウィーンと並んで、中央ヨーロッパの文化の中心として栄えたのである。クラクフはポーランドでは珍しく第２次世界大戦の戦災を免れ、『中世そのままの街並み』が前代まで残されている。
１９７８年に旧市街全体がユネスコ世界遺産に登録された。

【ヴィエリチカ岩塩採掘所】
クラクフの南東約15キロにある小さな街ｳﾞｨｴﾘﾁｶ。この町の地下にある世界有数の大規模な岩塩採掘所は、１２５０年頃１９５０年代まで稼動していた。
地下の採掘場は坑道が複雑に入り組んでいるので、ガイドつきのツアーで回るシステムになっている。見学コースの途中には、採掘跡の巨大な空間を利用した礼拝堂から、バレーボール・バスケットボールのコートまで設けられている。

見学ツアーの所要時間：2〜3時間

見学開始直後、地下まで降りる手段は階段であるため、体力に自身の無い方にはオススメできません。永遠と続く階段を地下へ地下へと下りて行きます。（所要時間３０分以上だったと記憶しています）地下から地上へはエレベーターで上がることができます。但しこのエレベーターには、電気がありません。真っ暗です！閉所・暗所恐怖症の方はお気をつけください。かなり怖いですよぉ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ｗちなみに地下１５０ｍからの エレベーター上昇となりますｗｗｗ

＜ヴィエリチカへの行き方＞
バス：クラクフ中央駅前のバスセンターから1時間に４･５便　　　所要約３０分。私営のマイクロバスをオススメします。
鉄道：クラクフ中央駅からヴィエリチカ（Ｗｉｅｌｉｃｚｋａ）　　　行きのローカル列車で終点下車。　　　所要２５分。

エリア クラクフ(ポーランド)

旧市庁舎
　クラクフ中央市場広場に建つ聖マリア教会
1222年に造られたゴシック様式の美しい建物
12年の歳月をかけて建てられたﾖｰﾛｯﾊﾟで第2位の高さを持つ木造彫刻で、国宝に指定されている。

旧市街の入り口「フロリアスカ門」内壁
飾られているのは全て絵です

フロリアンスカ門からまっすぐ歩くと
レストランやショップの並ぶ
その名もフロリアンスカ通り

さて、この写真は採掘所のツアーが始まって最初の部屋、礼拝堂のようなものがある所です。
このシャンデリアはなんと、塩の結晶でできているんですよ〜(｡-∀-) ♪すごいですねー♪

礼拝堂です。
石の壁についている白い物は、全て岩から吹き出た塩です。上からツララのように垂れているのも塩ですよｗ

沢山ある中の部屋と部屋とを結ぶ通路です。
塩がこんなにも噴出しているなんてびっくりして、思わずみんながいないときにシャッターを切りましたｗ
館内は湿気が多く、ヒンヤリしています。

昔は馬で作業していたらしいですｗ
所々に当時の作業過程が蝋人形によって再現されています。

館内の大ホールです。
暗闇の中でのシャンデリアがいい雰囲気を出してますねｗ　従業員たちの憩いの場だったようですｗ