カンボジア＆ベトナム

2006/01/19 - 2006/04/25

前々からアンコールワットにいって見たいと思っていました。
気の合った友達４人と行く機会に恵まれて思いが叶いました。

アンコール・ワットは１２世紀前半に、スールヤヴァルマン２世が建立したヒンドゥー教の　　　
寺院だそうです。そして王の墳墓寺院でもあります。　　　　ほとんどのアンコールの遺跡は
東向きに造られていますが、アンコール・ワットだけは西向きに造られています。　　　　
アンコール・ワットが西向きにつくられたのは、王の死後ヴィシュヌ神と王が合体するという　　　
信仰に基づいて、王の死後に墳墓寺院として西方浄土を拝めるようにした為です。　　　
　アンコール・ワットは、東西１５００ｍ南北１３００ｍ、幅１９０ｍの堀の中に、塔門と三重の回廊を　　
巡らせ、高さ約６５ｍの中央祠堂を中心に５基の堂塔からなっていてアンコール遺跡群の中で最大の　　
大伽藍です。建設には約３０年もかかったそうです。　　　　
観光客が写真を撮るには午前中だと逆光になるので　いったんホテルで休憩したあと　午後から出かけます　　-------------------------------------------------------------------------

エリア カンボジア

アンコール・ワットは神々の神話をテーマにしています。アンコール・ワットへ誘う表参道は厚い切石が敷き詰められています。道幅は１２ｍ長さは４０ｍもあり参道を挟んだ両側には経蔵が配置され欄干には舟を意味する蛇神ナーガが並んでいます。・・・・・

アンコール・ワットは今から１４０年前フランスの博物学者アンリ・ムオに発見されるまでは深い密林の中で人知れず眠っていたのです。　
ここはアンコール・ワットが５塔とも見え、その姿を水面に映す最も美しい所です。

仲良し４人を添乗員さんに撮ってもらいました。
黒い服が　私です。

経蔵です。

第２回廊から第３回廊を見上げるとまるで
垂直に近く感じられ足が竦みます。
でも勇気を出して神の胸に抱かれようと？？
思いよじ登りました。最後の４・５段は幅１２〜１３ｃｍの段がすり減っていて、その上手がかりもなく滑りそうで危険でした。
（カメラを持たずに上がったので此の絵は他から）

四つん這いになって神に近づく階段を
登ります。崇高さを感じる前に怖さが！

降るときは南側の階段には　　
手すりが着いていますので　　
簡単でした。　　

第２回廊で待っていた友達が撮ってくれました。
神に近づけて大満足！！のポーズ・・・・

此の手すりがあるので降りはすいすいです。
昔フランス人夫婦の奥さんが転落死したらしく
その妻の死を悼んでご主人が手摺りを付けたんだ
と云う噂？を聞きました。
第３回廊から第２回廊を見下ろす所には柵もなく
降りの階段に足を踏み入れる寸前は混雑していて
押されたら、怖い！！おもわず押さないで〜と
叫んでいました。
皆さん紳士的でしたが、ひとつ間違えば
とても危険！・・・・

第?回廊南面西側のレリーフです・・・・・。
真ん中に座っているのがアンコール・ワット建造した王、スールヴァルマン２世です金箔だったと云われる王の周囲には鮮やかな朱色が施されていて当時の
華やかさが忍ばれます。此は戦いに出る前に日取りや戦い方を占い師に占って貰っている場面だそうです。

西面西側には　インド古代の叙事詩マハ　　
ーバーラタの戦闘場面が描かれています。、
パーンダヴァ軍
とカウラバ軍が
１８日間戦った末
王の率いるパーンダヴァ軍が勝利します。

１８本の剣を持つ
地獄の閻魔大王が
牛に乗っている図です

プレループ寺院からサンセットを観賞しました。

プレループ寺院は９６１年にラージェンドラヴァルマン１世が建立した寺院だそうです。 　　　　
死者を火葬に伏した処でヒンドゥー教のシヴァ神殿です。（プレループ）の意味は火葬の儀式との事です。王の葬儀の時にその灰で人の像を描く儀式が行われたそうです

またまた階段？？そうなんです！
結構体力がいりますね・・・
階段を上がると５基の祠堂があります。
そこからサンセットを鑑賞します。
良い場所には既に沢山の人が　　
集まって陽の落ちるのを待っていました。

座れた場所の都合
で左に堂の影が写っ
てしまいました。

あまり暗くなると階段が危険なので夕陽鑑賞もそこそこに早めにプレループをあとにしました

バスの中から夕陽の残照を見ながら夕食を頂く処へ急ぎます。

夕食はクメール古典舞踊アプサラダンスショーを見ながらの楽しいひと時を過ごしました。