バンテアイ・スレイ

2006/01/19 - 2006/01/25

アンコール・トムから北に約４０ｋｍにある
バンテアイ・スレイは967年ラージェンドラヴァルマン２世が創建したヒンドゥー教寺院です　　　
遺跡はそんなに大きな規模ではありませんが、他の遺跡と比べると赤色の砂岩で造られて
いるのが特徴です。バンテアイ・スレイとは（女の砦）の意味だそうでその名にふさわしく繊細　
優美で美しい女神像や洗練された彫刻は見事です。保存のためロープで柵がしてあり中央祠堂
は少し離れて見るので（東洋のモナリザ）は近くで見られず残念でした。

エリア その他の観光地(カンボジア)

中央祠堂です。

画面左に座って祠堂を守っているのは
ナラシンハ神です・・・・・・・・・・。
体は人間　頭は獅子です

中央祠堂の周辺

経蔵

第２周壁門
塔門の破風の先端が渦を
巻く作りが此の遺跡の特徴
だそうです。

有名な東洋のモナリザを別の塔から丁度額に納まった
ように見られると云うので撮しました。拡大したのが

拡大しました・・・
大勢の人中で急
いでいて上手く取
れませんネ〜

第３周壁の塔門
ヴィシュヌ神
の妻、
ラクシュミー
が像の清水
で身を
清めて貰っ
ている。

赤色砂岩とラテライトが織りなす伽藍は燃える炎のような印象でした。
バンテアイ・スレイがアンコールの宝といわれるのも頷けますね。
他の遺跡には見られない妖しさにを秘め　ばら色に輝く姿に圧倒され時の
隔たりを忘れていました。女性的で柔和な彫刻に優しく抱かれていた
ような一時でした。

ニャック・ポアン」とは、「絡み合う蛇」と言う意味す。、１２世紀の後半に、ジャヤバルマン７世が、ヒマラヤにあるアナヴァタープタという湖の水で身体を清めると万病が治るという伝説をもとに、ここに人工的四角い池を作りました。一辺が７０ｍの池の中央には　観音菩薩を祀る祠堂が丸い土台の上に建っています。、その土台には２匹の大蛇ナーガが祠堂を守るように、とりまいています。池の周囲にも小さな祠のある池が４つあり中には人、馬、象、獅子,の顔をした彫刻があります。それぞれの口が流水口になっていて、ここから流れ出る水が万病を癒す不思議な水だと信じられていたそうです。

丸い池の中央に建つ祠堂です今は水が全然ありません。

像が鼻を 上げて口
から水を出す？？
鼻の先から出すのかと
思っていたんだけれど
違ったかしら？？

丸い土台の周囲をとりまく２匹の
ナーガの尻尾が絡み合う様子です

此の人の口から水が出てきた
　　　　　？らしいです。

祠堂に向いて立っている不思議な像です.,.頭が馬、足が人間のペガサスだそうです。
ペガサスは羽のある空駆ける馬では？？と思いました。　　
何故こんな処にペガサスが？？しかも足が人間だなんて・・・・　
・・・・・でも調べて見て納得！！
ペガサスは（水源を掘り当てる存在）としての役割も持って
いるそうなんです。（ペガサス）と云う名称はベラスゴイ人の
言葉の（ベグアサス）だそうで（アサス）は（水源）と云う
意味らしいのです。・・・・

此の後クメール料理の昼食後オールドマーケットを経てホテルで一時間休憩、そして西バライを観光後空路ホーチミンへ向かいました。

この旅行記へのコメント （2）

• はんなりさん 2006/05/15 17:57:25

  こんにちは

  ジャクリン７さん　はじめまして！
  
  足跡からお邪魔いたしました。
  
  カンボジアの旅を懐かしく拝見させて頂きました。
  
  アンコールワットの急勾配の階段上られたのですね。
  すごーい！
  はんなりは、夫の撮ったビデオで帰宅後に観賞（苦笑）
  ☆東洋のモナリザ☆の画像も
  人垣で撮れませんでしたので
  ジャクリン７さんの画像、羨ましいでーす。
  
  ではでは
  又、お邪魔させてくださいね。
  
  はんなり

  ジャクリンさん からの返信 2006/05/16 10:07:42

  RE: こんにちは

  はんなりさん、かき込み有難うございます。
  京都の葵祭の写真楽しませて頂きました・・・
  近くに住んでいながら凄い混雑だろうと考えて
  しまい　まだ一度も葵祭に出かけたことが
  ありません。はんなりさんの旅行記を拝見して
  「来年は行ってみようかしら？」という気に
  なりました。m(_ _)m