1970/08 - 1970/08
35072位(同エリア37045件中)
片瀬貴文さん
フランス人の人生を決めるバカロレア試験制度は、彼らの人生にどのように関わっているのだろうか。
もう少し実態を見よう。
バカロレア試験現場の緊張感について、実際に受験された方の体験談を要約する。
以下http://www.asahi-net.or.jp/~VR3K-KKH/europeletter/europetop/france/3baccaloreat.htmを参考にする。
バカロレアは、6月初旬から全国一斉に実施される。
問題は地方別に異なるが、日程は全国共通である。
試験会場についてはconvocation(召喚状)が国から各生徒の下へ送付されるが、同じ学校の生徒でも同じ試験会場になる生徒はごく僅かである。
また、選択科目により、試験会場が異なる。
いつもは強気なフランス人でさえ、バカロレアの前には神経質になり、「私、落ちるかも…」を連発する。
このような心理状態を背景に、バカロレアには受験者の不安を駆り立てる、数々のデマが流れる。
「ある政治家の息子が、事前に出題テーマを手に入れたらしい」、「クラスに死者が出た場合は、クラスメート全員が無試験で受かる」などの話が、まことしやかに伝えられる。
バカロレアは地方別で難易度が異なり、一番簡単と言われる地方に「皆で逃亡しよう」という冗談がささやかれることもある。
お互いに同じ運命に置かれる学生同士には、競争心と並行して連帯感が生まれるそうだ。
この試験の合否は、人数で決まるのではなく、点数の高さで決まる。
日本とフランスの「受験心理」の差は、面白そうな研究課題である。
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