1972/08/06 - 1972/08/06
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片瀬貴文さん
1961年8月6日(日)
今日はマイリンゲンから、早朝7時30分発のバスに乗り、グリムゼル、フルカ、スーステンの峠を訪ね、ローヌ川の谷にあるグレッチに出て、「グラシエ・エクスプレス(氷河特急)」に乗りかえ、ツェルマットに行く予定である。
今日も好天なのだが、昨日とは打って変わり、遠くの山がかすんで見えない。
80%と湿度が高いかららしい。
バスの客は10人程度と少なく、お互いに挨拶を交わせば、みな友達だ。
その中でもとりわけ、両親と3人で乗っている14歳の中学生が私と話したいらしく、片言の会話が弾む。
この少年はドイツ国境に近い小さな町から観光にやってきた中学生だが、礼儀正しく、のびのびして積極的である。
彼にとっては第二外国語のフランス語だが、私よりうまい。
スイス人は、英独仏三ヶ国語は普通に話すことが出来、さらにイタリア語が出来れば良いらしい。
そういえば、普通の駅員は三ヶ国語を話していた。
彼の興味は、日本の若者の日常生活にある。
ほぼ同年代の姪を、手紙友達にと紹介する。
私が彼から聞きたかったのは、スイスの徴兵制度だった。
この徴兵制度は、国民投票によって決められている。
スイスは、国民投票が盛んな国なのだ。
この国は永世中立国だが、自分の国は自分で守ろうと、国民皆兵である。
兵役を終えてもある年齢まで予備役として、いったん事あれば動員に応じなければならない。
スイスの男性市民は18才になると、身体検査が義務付けられている。
そこで兵役が出来ないと診断されない限り、兵役訓練を受ける。
自宅に銃を持ち帰り、何年かに一度召集されて、訓練が課せられているという。
36才まで、計260日間の兵役につかなければならないらしい。
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