ちゃあちゃんの一番好きな街

2000/06/05 - 2004/06/12

ドイツで一番好きな街。それはヴュルツブルク。何故好きかというと毎年開かれるモーツアルトフェストが世界遺産のレジデンツを始めとしてヴュルツブルクの街の教会や近郊のホーフブルクで催されるから。
歳はとってもシンデレラの気分にさせてくれる街。ほとんど毎年行っているせいかドイツの他の地からヴュルツブルクに着くとちょっと懐かしい気になるのです。

エリア ヴュルツブルク(ドイツ)

まずは駅前。右のほうへ駅舎にそってずっと行くと「ロマンチック街道」と日本語で書かれたバス停があります。ヨーロッパバスのロマンチック街道の出発点です。
もっとも何年も私はこのバスを利用していません。ローテンブルクへ行くには列車のほうが便利だからです。

世界遺産のレジデンツ。大司教の宮殿。中は撮影禁止なので写せませんが画家ティエポロの手による天井画「四大陸」の描かれている階段に立つことはまさにシンデレラになれる瞬間です。

レジデンツの中庭側からレジデンツを眺めるとこうなります。ここの皇帝の間で音楽会が開かれます。
休息の時間は観客はフランケンワインやシャンパングラスなどかたむけながら庭を散策します。
お金では買えないものすごく贅沢なひと時です。

春のレジデンツ庭園です。

冬１２月の同じレジデンツの庭園です。噴水から霧状に水を噴き上げ氷のキャンドル風に。

このピンクの建物がモーツアルトフェストの時の私の定宿。レジデンツまで徒歩１０分ほど。路面電車のメイン通りに面していて。音楽会の後夜遅く一人で歩いても怖くないです。すぐ近くに美味しいケバブ屋さんもあるし、道路を渡ると目の前にノルドゼー、その並びはカフェなど一杯お店が並びその後ろはマルクトです。ラートハウスレストランも近いです。左の奥突き当たりにドムの入り口があります。

ドムの入り口。入り口は狭いように見えますが中はとっても広いです。

時間が早すぎたのでまだ閉まっていますが元ラートハウス（市庁舎）今レストランです。マリエン要塞を背にしてアルトブリュッケ（古い橋）を渡って左側泉の前にあります。

ラートハウス側から撮った泉。

路面電車のある道の後ろ、ラートハウスの後ろ側ともいえますが、広場マルクトです。教会はマリエンカペレ。この並びの黄色い建物＜ハウス・ツム・ファルケン＞にツーリストインフォメーションや図書館などが入っています。
モーツアルトフェストの予約チケットも入ってすぐ右のオフィスで予約券と交換します。

週末にひらかれる、市。クリスマス時期はここにもクリスマスマーケットが開かれます。このリース屋さんのおばちゃんはいつもここに店を出すらしく週末にヴュルツブルクに滞在があたると必ず私はリースを買ってきます。かさばるけど安いし軽いしロマンチックで可愛いのでお土産にも喜ばれます。

市の風景。大きなパン！でも普通の人たちが普通に買って行きます。そしてやっぱりシュパーゲル！！苺も大きくて美味しそう。

ラートハウスのレストラン。シュパーゲルのチーズ焼きハム付きです。

レジデンツ前の広場から。遠くにマリエン要塞が見えます。

マリエン要塞の門へ続く道

マイン川向こうのマリエン要塞

マリエン要塞のライトアップ。このときはもう一つの定宿アルタークラーレンに泊まりました。部屋の窓からの景色です。要塞をみながら眠ります。

マリエン要塞夜景2

マリエン要塞の中腹からのヴュルツブルクの街の眺め。何回見ても美しいです。

マリエン要塞へはいるお堀の門。ここからさらにだらだら坂を上るか一気に城壁の中の階段を上る近道をするか考えどころ。

Burgersptal zum Hl.geist＜ビュルガーシュピタール　ツム・ハイリゲガイスト＞（ｕの上にウムラウトがついてます）
駅から歩いても１０分くらいのところにあるワイン屋さん。有名です。テイスティングもし放題。フランケンワイン独特の瓶の中にはいって売られています。このフランケンワインのボトルの形は昔旅をするひとがロバのタマタマ袋にワインを入れて旅をしたことに由来するのだそうです。

ヴュルツブルク郊外のホーフブルク。ここで、屋外音楽会がありました。８時から始まる音楽会の２時間ほど前に着き庭を散策。誰〜にも会いませんでした。
巣に帰った小鳥の声だけが聞こえました。その頭上から降ってくる小鳥の声とともに聴いたヴィヴァルディの四季は格別でした。

手前の暗い部分に客席があるのですが見えるでしょうか？黄色いお城の建物の前がステージです。

ホーフブルクの庭1

庭のなかに垣根で作られた迷路があり、迷子になりまして、むやみに歩いたらハッ！と出たところに池がありました。私以外は水鳥しかいませんでした。