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『伝説のタージマハル、そして呼吸困難・・・』<br />文頭に記させていただくが、この日からの日記は日本で書いている。(24日、午前1時30分)理由は「体調」だった。 この日は朝5時前に起床。5時15分に1階の玄関に集合予定だった。が、サンライズを屋上で見ようと屋上へ集まった。そこで6時まで明るくなっていく空の下にそびえるタージマハルを眺める。6時に自分、花ちゃん、ケンヤさん、ヒデさんでタージマハルへ。タージマハルの入場料はインド人が20Rs(=50円)なのに対し、外国人は750Rsである。バカ高い。。が見ないわけにはいかない!門から入って歩いていく。インドとは思えない程キレイに芝が生えていた。少し歩くと大きな門が。そして、その先にはまるで蜃気楼のように白いタージマハルの一部が見える。近づくにつれその姿は大きくなり、巨大な門を抜けるとそこには伝説のタージマハルがあった。もうこればかりは実際に生で見ないと伝わらないだろう(他にはエローラの世界遺産。)。圧倒的に威厳があり、少し寂しそうでもある。完璧なまでに左右対称で全て大理石。タージ・マハルは1600年頃のインドの王が愛した奥さんのために造った墓である。22年の歳月と2万人の職工を投入して完成したこのタージ・マハルだが、この建設費で当時の国の財政が傾いたといわれている。また、タージマハルが竣工した時に職工たちの腕を切り落とした(これに比する建物を造らせないため)とも言われているくらいだ。ヒデさんいわく、カンボジアのアンコールワットが「自然(神)がつくった最高の遺跡」だとすればタージマハルは「人が造った遺跡の中で最高の遺跡」だと思うとのこと。ヒデさんのアイデアでタージマハルのてっぺんの先を手でつかむ様な写真を遠近法で撮りあったりした。それからタージマハルで15分くらい4人でごろ寝して贅沢な時間を過ごしたりした。花ちゃんは「オレがインドに来ようと思った理由の一つはタージ・マハルを見るためですよ!」と言って感動していた。このタージ・マハルはインドの遺跡の中でも1位かな。 宿に戻り、10時前にチェックアウトし、ジョニーズ・プレイスでご飯を食す。マトン・ビリヤーニとペプシとバナナ・ラッシーとチャイを食べた。バナナ・ラッシーがおいしかった!その後ヒデさんと別れ、オウトを拾いバス・スタンドへ。そしてデリー行きのバス(117Rs)に乗った。揺られること5時間、途中1度トイレ休憩を挟んでデリーへ着く。が、デリーに着く40分くらい前(16時頃)から腹が痛くなり、息を吸うと右胸の方が少し痛むようになった。花ちゃんと「空気が汚いからかな」などと言っていたが、バスがデリーに着くときにはけっこう息苦しかった。息を深く吸いづらい感じなのだ。コルカタから毎日下痢止めの薬を飲んでたから逆にここ何日間はウンコが出ていなかった。だから、ウンコが腹にたまり過ぎて痛んでいるのかなとか思っていた。(もちろんドラッグとかはやってないし)が、宿をとってトイレに行くもウンコは出ない。呼吸がしづらい。辛かった。と同時にけっこうヤバイかもとも思った。体を動かすだけでも辛いのだ。盲腸かなとも思った。 夕食は行けそうにない状態だったが、帰りに薬を買おうと一緒に行く。食欲はまったく無い。会話にも辛くて参加できない。ラッシーとコーラの水分を摂りウンコが下痢でもいいから出るようにし、食堂で知り合ったインド人に通訳してもらいメディカル・ストアで便秘薬も買った。薬を飲んで少しだけ楽になったが、宿へ帰ってからはずっと休んでいた。体を少し動かすだけでも体が痛む。息を吸う気管支が狭くなってる感じがして、ほんとに危機を感じた。夜中の4時にケンヤさんはデリー発日本行きの飛行機に乗るのでそれまではオレ・花ちゃんの部屋でケンヤさんは休んで、12時頃に見送って寝た。次の日が最後のインド、つまりこの日がインドで最後の泊まりだったが感傷に浸る余裕はまったくなかった。

☆Vol.41☆インドで考えた。~41日目~ アグラ→デリー

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2005/09/20 - 2005/09/20

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ダイサク

ダイサクさん

『伝説のタージマハル、そして呼吸困難・・・』
文頭に記させていただくが、この日からの日記は日本で書いている。(24日、午前1時30分)理由は「体調」だった。 この日は朝5時前に起床。5時15分に1階の玄関に集合予定だった。が、サンライズを屋上で見ようと屋上へ集まった。そこで6時まで明るくなっていく空の下にそびえるタージマハルを眺める。6時に自分、花ちゃん、ケンヤさん、ヒデさんでタージマハルへ。タージマハルの入場料はインド人が20Rs(=50円)なのに対し、外国人は750Rsである。バカ高い。。が見ないわけにはいかない!門から入って歩いていく。インドとは思えない程キレイに芝が生えていた。少し歩くと大きな門が。そして、その先にはまるで蜃気楼のように白いタージマハルの一部が見える。近づくにつれその姿は大きくなり、巨大な門を抜けるとそこには伝説のタージマハルがあった。もうこればかりは実際に生で見ないと伝わらないだろう(他にはエローラの世界遺産。)。圧倒的に威厳があり、少し寂しそうでもある。完璧なまでに左右対称で全て大理石。タージ・マハルは1600年頃のインドの王が愛した奥さんのために造った墓である。22年の歳月と2万人の職工を投入して完成したこのタージ・マハルだが、この建設費で当時の国の財政が傾いたといわれている。また、タージマハルが竣工した時に職工たちの腕を切り落とした(これに比する建物を造らせないため)とも言われているくらいだ。ヒデさんいわく、カンボジアのアンコールワットが「自然(神)がつくった最高の遺跡」だとすればタージマハルは「人が造った遺跡の中で最高の遺跡」だと思うとのこと。ヒデさんのアイデアでタージマハルのてっぺんの先を手でつかむ様な写真を遠近法で撮りあったりした。それからタージマハルで15分くらい4人でごろ寝して贅沢な時間を過ごしたりした。花ちゃんは「オレがインドに来ようと思った理由の一つはタージ・マハルを見るためですよ!」と言って感動していた。このタージ・マハルはインドの遺跡の中でも1位かな。 宿に戻り、10時前にチェックアウトし、ジョニーズ・プレイスでご飯を食す。マトン・ビリヤーニとペプシとバナナ・ラッシーとチャイを食べた。バナナ・ラッシーがおいしかった!その後ヒデさんと別れ、オウトを拾いバス・スタンドへ。そしてデリー行きのバス(117Rs)に乗った。揺られること5時間、途中1度トイレ休憩を挟んでデリーへ着く。が、デリーに着く40分くらい前(16時頃)から腹が痛くなり、息を吸うと右胸の方が少し痛むようになった。花ちゃんと「空気が汚いからかな」などと言っていたが、バスがデリーに着くときにはけっこう息苦しかった。息を深く吸いづらい感じなのだ。コルカタから毎日下痢止めの薬を飲んでたから逆にここ何日間はウンコが出ていなかった。だから、ウンコが腹にたまり過ぎて痛んでいるのかなとか思っていた。(もちろんドラッグとかはやってないし)が、宿をとってトイレに行くもウンコは出ない。呼吸がしづらい。辛かった。と同時にけっこうヤバイかもとも思った。体を動かすだけでも辛いのだ。盲腸かなとも思った。 夕食は行けそうにない状態だったが、帰りに薬を買おうと一緒に行く。食欲はまったく無い。会話にも辛くて参加できない。ラッシーとコーラの水分を摂りウンコが下痢でもいいから出るようにし、食堂で知り合ったインド人に通訳してもらいメディカル・ストアで便秘薬も買った。薬を飲んで少しだけ楽になったが、宿へ帰ってからはずっと休んでいた。体を少し動かすだけでも体が痛む。息を吸う気管支が狭くなってる感じがして、ほんとに危機を感じた。夜中の4時にケンヤさんはデリー発日本行きの飛行機に乗るのでそれまではオレ・花ちゃんの部屋でケンヤさんは休んで、12時頃に見送って寝た。次の日が最後のインド、つまりこの日がインドで最後の泊まりだったが感傷に浸る余裕はまったくなかった。

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  • エントランス。

    エントランス。

  • 正面から。<br /><br />向こうにはうっすらとタージ・マハルが。

    正面から。

    向こうにはうっすらとタージ・マハルが。

  • この世界には

    この世界には

  • 写真では伝えきれない

    写真では伝えきれない

  • 場所がある

    場所がある

  • その雄大さ、

    その雄大さ、

  • 美しさを

    美しさを

  • 味わうためには、

    味わうためには、

  • 自分でそこへ行ってみるほかない

    自分でそこへ行ってみるほかない

  • インドのタージ・マハルは

    インドのタージ・マハルは

  • そのような場所の一つだろう

    そのような場所の一つだろう

  • あまりうまくできなかったな。

    あまりうまくできなかったな。

  • 花ちゃん

    花ちゃん

  • これも失敗!笑

    これも失敗!笑

  • タージ・マハルから眺めたエントランス

    タージ・マハルから眺めたエントランス

  • なにを思っているのだろう

    なにを思っているのだろう

  • タージマハルの影

    タージマハルの影

  • タージ・マハルでごろ寝

    タージ・マハルでごろ寝

  • その2

    その2

  • ふと気付くと

    ふと気付くと

  • 集まってきた

    集まってきた

  • 近くで見るとすごく綺麗な模様

    近くで見るとすごく綺麗な模様

  • その2

    その2

  • 2時間くらいいた

    2時間くらいいた

  • 皆で感動をわかち合えたことも良かった。<br /><br />インドの旅の最後にタージマハルで大正解。<br /><br />いよいよ次でインド一人旅完結!

    皆で感動をわかち合えたことも良かった。

    インドの旅の最後にタージマハルで大正解。

    いよいよ次でインド一人旅完結!

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