上海癒しの一人旅

2006/01/20 - 2006/01/03

昨年一年間の自分へのご褒美に、3泊4日の上海旅行に行ってきました。・・・とはいえ、学生を子供に持つ苦しい世代ゆえ、最小限のコストで･･･という条件付でしたが・・・。でも楽しい意義深い経験ができたと思っています。

エリア 上海(中国)

かつて日本人のたくさん住んでいた、日本租界散策がとても印象的でした。多倫路と呼ばれる町並み･･･ノスタルジックなムード満点です。石畳の通りの両側には落ち着いた雰囲気の喫茶店があります。そのなかの「名人茶芸館」で一服。おいしいジャスミン茶をいただきました。サービスにひまわりの種を山盛りでつけてくれました！でも時間がなくて1割も食べることができませんでした（悲）。

一方裏道に踏み込んでみましょう。そこは地元の皆さんの市場です。野菜や魚、肉や露天のお店が所狭しと並んでいます。値段はきわめて安い！！町並みは「現実的」で匂いも庶民的。これなら住めるぞ〜〜と確信しました。

このお母さんの作るクレープで揚げパンを巻いたような食べ物・・・これは何というのでしょうか？「地球の歩き方」にも出ていませんでした・・・これがバカウマ！香辛料の利いたクレープ巻きなんと代金は０．８元！１２円くらいでしょうか？とても満足でした。どなたか食べ物の名前を教えてください。

生活感溢れる町並みも･･･絵になるな〜〜などと思いました。たくましい喧嘩の声やお年寄り夫婦のゆったりした会話などが聞こえてきます。人の生活の普段着の姿は変わらないものだな・・・などと妙に納得してほくそ笑んでしまいました。

市場に出店している人はみな元気。お客さんも元気。上海はみな元気です。大声で値切り交渉している姿をそここことなく観ることができます。これでおいしい中国家庭料理を作るんだろうな〜〜おいしそう。

上海観光の「定番地」である豫園にも行ってきました。ちょうど新年を迎える前とあって色鮮やかな飾り付けがたくさんされていましたよ。

庭園内でフランス人のきれいな女性と写真の撮影っこをしました。礼儀正しい清楚な彼女の名前はなんと言うのでしょうか？一生会うことのないであろう人との広い地球での点での接近・・・これも旅の楽しみですね〜。

あいにく小雨のぱらつく天気でしたが、それもこの庭園の風情を引き立てていました。庭石が特に迫力がありましたね。

竜のついた左側の香炉・・・これ自分へのお土産で買いました。950元との売値でございましたが、値切り交渉を開始・・・850〜780〜650〜600と交渉の結果下がってきました。500なら買う！と言ってみました。それはだめ！との厳しいお言葉。そこで「サイチェン｣といって帰るそぶり。やっと落札　500元。でももっと値切れたのではないでしょうか？これも旅の思い出。

湖心亭近くの「緑波廊酒楼」の「ショーロンポー」･･･これを食べることもここに来た目的のひとつっす。あつあつに酢醤油をたらしハフハフいいながら完食。30分以上並んだ甲斐があったというものです！御代はなんと8元！本当でしょうか？と疑いたくなるほどの激安価格です、ごちそうさまでした。

上海博物館・・・ここだけで丸２日かけてもいいと思いました　中国の歴史と芸術作品を堪能することができました。

青銅ですね　春秋時代でしたっけ？本当に細かい模様で感動ものです。

中国古代の陶磁の数々。５００点以上が常時展示されています。

上海鉄路駅の夜の風景。
ちょうど旧正月の前でふるさとに帰省するひとひと人・・・でごった返していました。
この季節、１，０００万人以上の人が移動するそうです。みな大きな荷物を抱えてたくましいこと。

南京東路にあるマッサージ店「桃源郷」に初日の夜まいりました。
足裏マッサージ６０分８８元（１４００円）をしていただきました。
「イタギモ」ですが足が軽くなりました。
コストパフォーマンス抜群です。

２日目?３日目と続けて通ったマッサージのお店がこの「上海松谷美容院」です。
ここは最高です。

１５５元のコース（足裏マッサージ６０分＋中国式マッサージ９０分　合計なんと１５０分のコース！）です。
場所は上海市瑞金一路９５号（三楼）　電話　[phone]?３５００

　本当に疲れが取れ、脱力感とともに心地よい眠りがお約束されます。
完全にハマりました。次回も必ず行こうと、密かに心に決めております。

ごめんなさい、名前を聞いたのですが忘れてしまいました。
松谷美容院　NO.29 で２日間担当していただいたお嬢さんです。
笑顔がかわいく・・・その割りにマッサージは厳しく容赦がありませんでした（笑）。
すっかりお世話になりました。

上海駅前の道端のショット。
カップラーメンの買い食いが人気みたいですが、もう少し町の美観を考えてきれいにしましょうね～。。。

３泊した上海鉄路駅近くのホテル。快適でした。

エアーはノースウエスト０２５＆０２６便　ホテル３泊と空港とホテル往復送迎付で旅行代金は４５０００円でした。

とても満足できる３泊４日の上海旅行でした。ツアー会社は「ファイブスター･クラブ」さんでした。どうもありがとうございました！

この旅行記へのコメント （2）

• 井上＠打浦橋＠上海さん 2006/01/29 18:35:15

  上海は濃いでしょう・・・・

  kazu-chanさん、どうも。
  私のところへの訪問、有難うございます。
  
  上海の裏道、ナカナカ面白いでしょ・・・。
  
  ２枚目の写真に、比巴饅頭専売店という看板がありますね・・
  巴比饅頭というのも比比饅頭というのも比巴比饅頭というのもあるんです。
  
  ３枚目のおばさんのクレープは、天津煎餅ですね。
  以下は本家・本元の神業を以前、ある掲示板で、私が実況中継したものです。
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  溶いた粉を小さめのお玉で鉄板にジャーしたあとは、ヘラで素早く拡げなくてはなり
  ません。ビンは厚さ０．７ｍｍ、直径３８．５ｃｍの円形に仕上げます。そして卵を
  片手で割って、それをビンの上に、そして又ヘラで素早く拡げる。そのあと、裏返し
  たはずです。そしてミソと言うか甜麺醤を刷毛で塗りつけ、ココで「辣的マ？」と聞
  いてきます。ＯＫですと辣椒も塗りつけ、そのあと、刻み葱をパラパラ、好みにより
  香菜、そして油状を置き、折りたたんで、茶色い紙で包み、さあ、どうぞとなりま
  す。油を一刷きから渡すまで１分０８秒。・・・・正に職人技です。
  【注】上記の数値はいい加減です。
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  山東タイプもありまして、少し違います。
  天津タイプは生地が相当ゆるい液体状ですが、
  山東タイプは、生地が粘っこくなってるようです。
  [天津煎餅]で検索してみてください。
  別の正式な名称があるんですが、それは忘れました。
  
  あのアパートの窓から突き出した洗濯物は絵になるでしょう。
  
  上海の市場は、いつも戦争なのです。
  買うほうが勝つか、売るほうが勝つか・・・・。
  
  また、いつかいらして下さい。

  湯戯三昧（ゆげざんまい）温泉大好き！さん からの返信 2006/01/30 22:27:02

  RE: 上海は濃いでしょう・・・・

  大先輩、書き込みどうもありがとうございました　よくわかりました　どうもありがとうございます。今後ともよろしくお願いします！