NZ・ロングステイ〔2〕Tekapo

2006/01/10 - 2006/03/27

Lake　Tekapo

　Lake　Tekapoのミルキーブルーの湖面を観るのが楽しみで今年もやって来ました。
小さな石造りの教会やサザン・アルプスの山々、神秘的な水色の湖面も、まるで絵画を見ているような景観にしばし見惚れ飽きることがありません。
Tekapoは地理的にＭｔ．Ｃｏｏｋやクインズタウンへの移動休憩の場所という位置にあるので観光バスは、ほんの数十分の立ち寄りで通り過ぎて行きます、明け方の景観も美しいし、暮れなずむ
時刻の湖面も素晴らしのに、もったいないはなしです。
ここを通り過ぎる時刻がお昼頃なので、観光バスは湖畔の「ジャパニーズ・レストラン」で「鮭丼＋味噌汁」のランチを食べて行くのが定番になっています。この近くに鮭の養魚場があり、氷河のピュアな水で育てた鮭は特別美味しいと評判です。
「ジャパニーズ・レストラン」には日本のシェフとウェートレスもいるので、話を伺ったら「ＮＺドルの値上がりの影響で観光客は減っている」そうです。

　Lake　Tekapoの湖畔、唯一のビューポイントが 「善き羊飼いの教会」です、とっても小さいですが新訳聖書に出てくる 「善き羊飼い」の由緒あるもので、開拓当時の羊飼い達の労をねぎらって1935年に建てられ、今ではニュージーランド観光の目玉、牧歌的な建物として有名です。この教会の前でよくウエデングドレスのカップルが写真撮影をしています。
教会のすぐ東側に立つ 「バウンダリー犬」の像はニュージーランド開拓時代の牧羊犬として働いたシェパードで、牧場では人間以上に活躍した犬をたたえて建てられたもの、犬は今も教会を向き、羊飼いの人達を見守っています。

　Tekapoは人口400人程の小さなリゾート地で、国道8号線沿えに、モーテルやレストラン、みやげ物や、ガソリンスタンドなどがこじんまりと並んでいます。特に空気が澄んでいるので、星観察には最高な場所なので楽しみにしていたのですが、あいにくこの日は満月で月が明る過ぎて星はよく見えなかったです。
湖面に満月の輝きが反射して、これもまた趣がありました。

エリア テカポ(ニュージーランド)

石造りの小さな教会は、周りの景色とマッチして素敵です

「善き羊飼いの教会」の正面、十字架のある窓からの眺めが素晴らしい

「バウンダリー犬の像」が湖面を見つづけています

テカポ湖の水の色はなんて美しいのでしょう

湖岸にはルピナスや、野生の花も咲いています

ＬＡＫＥ　ＴＥＫＡＰＯ　ＨＯＴＥＬ

「ジャパニーズ・レストラン」

窓からLake　Tekapoの眺め　見飽きません

ここには人の頭ほどもある、大きな松ポックリがあります