![31日、ザゴラからタゴニー、そして砂漠の中にある宿泊地へと向かう。10時にツアー会社の事務所集合と言う事で、朝食を取りゆっくりと準備をする。ホテルを出て歩いて事務所へと行く。<br /> 事務所の前には白いカッタカッタ(四駆のランドローバー)が止まっていた。フランス人のジャネットが準備していた。少しするとムクタもやって来て、事務所の中でお茶をしようと言う。ジャネットはガソリンスタンドへ行って来ると。<br /><br /> 準備も整い、いざ出発!ジャネットが運転、助手席にはお手伝いの少年が居た。後ろに僕らが座る。どうやら、ムクタは後から来るみたいだった。待て待て、と言う事はどうやってコミュニケーションを図るというのだ?!殆ど英語の出来ないフランス人のおばさん、現地の少年、そして若干の英語と流暢な日本語を話す僕ら・・・。<br /> 車はザゴラの街をあっという間に出る。町を出るとそこは乾燥した荒野の世界。目に入る緑はほんの少しの水が流れる川岸にしかない。<br /><br /> 十数分走ると、小さな町が目に入ってくる。ジャネットがスーク(市場)を見に行こうと言うので、スークの見学を開始する。スークには衣服、日用雑貨、食器から野菜や肉、スパイス等様々なものを売っていた。スークの中には、多くのロバが。どうやら、ロバは移動手段だったり、荷台代わりになっている様だ。<br /> アジアの市場なんかと比べると、少々活気に欠ける様な気がする。しかし地元の人々の熱気を感じ、そして人々のパワフルな気を貰って元気になってしまう。<br /><br /> スークの見学も終わり、再び車に乗る。街のはずれで再び下車。今度は焼き物の器を作っている工場を見る事に。英語の話せるおっちゃんが登場。職人さんと一緒に、工場の中を案内してくれる。<br /> 職人さんがロクロを回してお皿を作る作業の実演をする。写真撮っても良いよと言うので、バシバシシャッターを切る。上薬を塗る作業とか、焼き窯も見せてくれた。次に見せてくれたのが、絵付けの作業。注射器のようなものに塗料を入れて描いていましたね。<br /> 焼き物工場見学が終了。すると英語を話すおっちゃんが、案内してくれた職人さんにチップをと言う。聞いてないよぉ~!まぁ、しゃーないと言う事で、10MDHを払う。<br /><br /> 途中、スークと焼き物工場に寄った為、タゴニーの町に着いたのはザゴラを出て3時間ぐらい経ったぐらいだろう。車を降りると、ジャネットがパンを買いに行くと言う。恐らく砂漠へ行く前にいつも寄るパン屋なのであろう。<br /> ジャネットがパンを僕に差し出す。熱っ・・・、どうやら焼きたてのようだ。これがまた美味い。どんなものでも、出来立ては最高ですネッ。運の良い事にこのパン屋の窯も見る事が出来た。<br /><br /> ”カフェでもどう?”とジャネットが言ってきた。僕らはとりわけ喉も渇いてはいなかったのだが、ずっと運転してくれていたジャネットに気を使うべく休憩する事にした。<br /> ミントティーが運ばれてくる。ジャネットがお茶の入ったポットに、ミントの葉っぱと角砂糖およそ8個分ぐらいある砂糖の塊を入れる。すると彼女はこう言う、”ミントティーは作った人が飲むまで、飲んではいけない”と。理由は簡単、毒とか入っていると危ないからだそうだ。しかし、この事を理解するのは少々難しかった。いかんせんフランス語中心の会話ですから・・・。<br /><br /> しばしの休憩も終わり、いざ砂漠へと向かう。<br />](https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/travelogue_album/10/04/92/650x_10049288.jpg?updated_at=1137282088)
2005/12/28 - 2006/01/04
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pixieさん
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31日、ザゴラからタゴニー、そして砂漠の中にある宿泊地へと向かう。10時にツアー会社の事務所集合と言う事で、朝食を取りゆっくりと準備をする。ホテルを出て歩いて事務所へと行く。
事務所の前には白いカッタカッタ(四駆のランドローバー)が止まっていた。フランス人のジャネットが準備していた。少しするとムクタもやって来て、事務所の中でお茶をしようと言う。ジャネットはガソリンスタンドへ行って来ると。
準備も整い、いざ出発!ジャネットが運転、助手席にはお手伝いの少年が居た。後ろに僕らが座る。どうやら、ムクタは後から来るみたいだった。待て待て、と言う事はどうやってコミュニケーションを図るというのだ?!殆ど英語の出来ないフランス人のおばさん、現地の少年、そして若干の英語と流暢な日本語を話す僕ら・・・。
車はザゴラの街をあっという間に出る。町を出るとそこは乾燥した荒野の世界。目に入る緑はほんの少しの水が流れる川岸にしかない。
十数分走ると、小さな町が目に入ってくる。ジャネットがスーク(市場)を見に行こうと言うので、スークの見学を開始する。スークには衣服、日用雑貨、食器から野菜や肉、スパイス等様々なものを売っていた。スークの中には、多くのロバが。どうやら、ロバは移動手段だったり、荷台代わりになっている様だ。
アジアの市場なんかと比べると、少々活気に欠ける様な気がする。しかし地元の人々の熱気を感じ、そして人々のパワフルな気を貰って元気になってしまう。
スークの見学も終わり、再び車に乗る。街のはずれで再び下車。今度は焼き物の器を作っている工場を見る事に。英語の話せるおっちゃんが登場。職人さんと一緒に、工場の中を案内してくれる。
職人さんがロクロを回してお皿を作る作業の実演をする。写真撮っても良いよと言うので、バシバシシャッターを切る。上薬を塗る作業とか、焼き窯も見せてくれた。次に見せてくれたのが、絵付けの作業。注射器のようなものに塗料を入れて描いていましたね。
焼き物工場見学が終了。すると英語を話すおっちゃんが、案内してくれた職人さんにチップをと言う。聞いてないよぉ~!まぁ、しゃーないと言う事で、10MDHを払う。
途中、スークと焼き物工場に寄った為、タゴニーの町に着いたのはザゴラを出て3時間ぐらい経ったぐらいだろう。車を降りると、ジャネットがパンを買いに行くと言う。恐らく砂漠へ行く前にいつも寄るパン屋なのであろう。
ジャネットがパンを僕に差し出す。熱っ・・・、どうやら焼きたてのようだ。これがまた美味い。どんなものでも、出来立ては最高ですネッ。運の良い事にこのパン屋の窯も見る事が出来た。
”カフェでもどう?”とジャネットが言ってきた。僕らはとりわけ喉も渇いてはいなかったのだが、ずっと運転してくれていたジャネットに気を使うべく休憩する事にした。
ミントティーが運ばれてくる。ジャネットがお茶の入ったポットに、ミントの葉っぱと角砂糖およそ8個分ぐらいある砂糖の塊を入れる。すると彼女はこう言う、”ミントティーは作った人が飲むまで、飲んではいけない”と。理由は簡単、毒とか入っていると危ないからだそうだ。しかし、この事を理解するのは少々難しかった。いかんせんフランス語中心の会話ですから・・・。
しばしの休憩も終わり、いざ砂漠へと向かう。
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水の無い川。本当に乾燥した荒野。
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対向車がきた時、助手席の少年がフロントガラスに両手をかざす。何かしらの合図らしい・・・。
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ロバが地元の人たちの交通手段の一つ。済みません、切れてます。
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スークの入り口から!
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金属の食器売り場。タジン用の鍋も金属・・・。
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肉屋さんのコーナー。おもむろに肉がぶら下がってます。
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焼き物工場。
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型どった器が地面一杯に並んでます。
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子供達も貴重な戦力!
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ロクロを回しているところ。日差しが入ってきて、肝心なロクロが見えない・・・。ごめんなさい!
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灰色の器が上薬を塗られた焼く前のもの。窯から出ると緑色になる。
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ガス焼き窯。もちろん、木材を使う焼き窯もありました。
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大きな壺も作ってました。
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絵付け中。
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少しづつ砂漠っぽくなってきましたよん。
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対向車に向かってサインを送る少年。これをしないと、ジャネットが怒ることに・・・。
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冬のこの時期でもこの水の少なさ・・・。
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この先には・・・。
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この坂を登ればm砂漠が見える、少年は思った。
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ジャネットが言うには、”タゴニーへようこそ”と書いてあるそうです。
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タゴニー到着。パン屋さんの前にて!
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パン焼き窯!
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Kafeの前の風景。
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パン屋さんの前で記念撮影。
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街をバックに!
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サインのし過ぎで、フロントガラスは指紋だらけ!
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